武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌 -8ページ目

武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。


・体の変更
・諸手取り呼吸法
・脱出
・坐り技呼吸法

お母さんが合気道に期待することとはなんだろうか?

礼儀作法、護身術、友達作り、色々考えられる。

どうすればそれに応えられる?

それを的確に読み取って応えることができるのならば、もっと熱心に通わせてくれるだろう。



剣5の合わせ。

打ち太刀が左右に替わりながら5の素振りの要領で打ち込んでくる。

受け太刀はまっすぐ下がって受ける。

まっすぐ下がるというのがポイント。

この動画は、受け太刀、打ち太刀の視点で撮影したもの。

実際はもっと迫力があります。


20年前、私は白帯の大学生だった。

大学の稽古は水曜日と日曜日を除く毎日行われていたが、水曜日も稽古したかったので仙台市武道館に通うようになった。

当時は錦町公園に仙台市武道館があった。
隣はレジャーセンターだった。

黒帯の方々に散々投げられ、重い体を引きずるようにして帰宅した。
稽古着は汗が絞れる程びっしょりになった。

今宮城県の合気道を担っている方々と普通に稽古していた。
いい思い出である。

そして20年。私は五段になった。
仙台市武道館では一番右に座るようになった。

汗をかきたい人にはたっぷりと汗をかいてもらい、
投げたい人には存分に投げてもらう。

歩みが遅くて周囲が困惑するような人と積極的に稽古し、
他県から来た実力が不明の相手を引き受ける。

自由稽古で剣の稽古をしたいと言われれば気軽に応じ、
帰り足のない学生は車に乗せて送り届ける。

誰に頼まれた訳ではないけれども、自然とそういう役割をするようになった。

それが前列右側に座る者の義務なんじゃないかな。



杖の構え。

基本は左半身だが、剣と異なり真半身になる。
相手に自分をさらさないようにする構えである。

右手は杖の端を握り締め、左手は杖の中程を軽く握る。
へその高さで構えるが、相手がいる場合は相手の喉元を刺すように構える。

構えだけで実力は分かるものである。


・杖6の素振り
・杖素振り20本
・31の素振り

子供たちに「楽しい」を感じてもらうには?

私は「遊園地」にそのヒントがあると思う。

ちょっと適切な例えが思いつかないが、ジェットコースターは「スリル」を求めて乗るのではないだろうか。



宮城野では、毎年中野中の道場の「大掃除」を行っている。

門下生総出で、1年分の汚れを落としてきれいにするのである。

最後はクリスマスのお菓子を子供たちに配って解散するのだが、
昨年は私と兄弟子の2人で演武をさせてもらった。

合気道って、本当はこういう技なんだよ。
普段はわかりやすく、やさしく、ゆっくりと技をかけているけど、本当はこんなに厳しいんだよ。

そういうのも必要なんじゃないかな。


・体の変更
・諸手取り呼吸法
・脱出
・坐り技呼吸法

子供たちに「稽古に行きたい」と思ってもらうにはどうしたらよいだろうか?

母親が「行きなさい!」と言って行かせるのではなく、
子供が「行っていい?」と母親に言うようになるには?

2つのアプローチが必要。

・子供が行きたくなるような稽古を実施。
・母親が行かせたくなるような稽古を実施。

子供が行きたくなるには「楽しい」「嬉しい」「気持ちいい」が必要。

母親が行かせたくなるには「期待する何かが身につく」が必要。

ちゃんとしたカリキュラムを作った方がいいかも。

そう考えると、学校の先生というのは、ものすごい大変な職業なんだなという事がよく分かる。



八相返し後ろ突き。

前後を挟まれ、一斉に攻撃される状況。
そのままでは攻撃を受けてしまう。
しかし目前の相手にだけ集中していると、
無防備な背中を攻撃される。

まず攻撃線を外しつつ、前からの攻撃を杖を返して払い、八相に構える。

攻撃線を外すことで後ろからの攻撃は受けずに済むが、すぐに2擊目が繰り出される。

なので2擊目の前に後ろ突きで後ろの相手を制する。

とにかく待っていてはダメ。


・体の変更
・諸手取り呼吸法
・正面打ち 三教 表
・坐り技呼吸法

一番最初に行う体の変更。

先生が「はいどうぞ~」と言うと、白帯の方々が走ってきて「お願いします!」と頭を下げる。

通称「お願いダッシュ」(笑)である。

私はあまり人気がないため、誰も来てくれなくて、相手がいないなんてことも。

敬して遠ざけるって事?

なるべく優しく教えるようにしてるんだけどね~。




連続打ち込み。

相手の攻撃線を外して上段で振りかぶり、一歩踏み込みつつ一気に打ち下ろす。

その状態から杖を右に返してさらに打ち込む。

攻撃、攻撃の技である。


・杖6の素振り
・杖素振り20本
・組杖の4

子供たちに型を教えるのに、繰り返しは有効な手段であることが、これまでの稽古で確かめられた。

しかし、単純な型の繰り返しというものは、子供たちにとっては退屈なのも事実。

なので、時々「オモチャ」を与えなければならない。

本日のオモチャは「組杖の4」。

せっかく憶えた「片手遠間打ち」を「組杖」という形で使ってみようという試み。

子供たちは、片手遠間打ちを終えたら、相手の攻撃線を外して胸を突く。それだけ。

私は打ち太刀をするだけ。

つまり、子供たちの動きに私が合わせて、いかにも「組杖」に見せているだけなのである。

結局の所子供だましなのではあるが、子供たちは目を輝かせて食いついてくるのである。

どうせならドラクエ風にやろうという事で、6人の勇者全員がラスボス(私)を倒すという設定にした。一人が失敗したら全員やり直しというルールである。

型を忘れたらダメ。
杖をちゃんと受け取れなかったらダメ。
杖で床を叩いちゃったらダメ。
攻撃線を外さなかったらダメ。

あらかじめ「ダメ」となる条件を細かく教えておいて、いよいよ戦闘開始。

一回目の戦闘。
一人目はクリア。
二人目もクリア。
でも三人目で床を叩いてしまった。
最初からやり直し。

二回目の戦闘。
四人目まではクリア。
だが五人目で攻撃線を外さず、私の突きを食らった!
惜しい!でも最初からやり直し。

三回目の戦闘でどうにか全員クリア。
お互いの健闘をたたえ合う小さな勇者たち。

これ。これですよ。
私が理想としている子供クラスは。





小さな勇者たちがラスボスを倒すのに使った技が、これ↓

See more videos -> http://www.youtube.com/user/hirochen42/videos

・体の変更、氣の流れ
・諸手取り呼吸法
・諸手取り呼吸法 変化(体の変更の体さばき)
・諸手取り 氣の流れ(下から上に導く、上から下に導く)
・諸手取り一教 裏技 氣の流れ
・坐り技呼吸法

相手に技をかけようと考えるとうまくかからないが、型を守ろうと考えるとすると上手にかかる。

片手取りの状態から相手を崩す際、相手を崩そうとすると重く感じる。

相手はしっかりとこちらを掴んで制しているし、相手にも体重や腕の力があるからである。

そうではなく、崩したい方向に向かって手を張る。自分が型を守り、相手がそれに従って崩れる様をイメージしながら動く。

するとあまり重さを感じずに相手を崩すことができる。

崩したい方向に目線も向けるとより効くが、相手から目を離すのは危険なので、できるようになったら目線は相手から外さない方がいい。

力、技、体、どれも欠かせないけれども、最終的には「意識」なんじゃないかな。



正面打ち込み。

剣基本素振りの2と同じで、体を開きつつ額の前で杖を立てて構える。

そこから一歩踏み込みつつ、打ち下ろす。杖はへその高さで止める。

地味ではあるが、打ち込みの力強さを実感できる技である。


・体の変更
・諸手取り呼吸法
・両肩取りの体さばき
・両肩取り呼吸投げ

当道場も少子化を迎えたのか、本日の稽古に参加してくれたおともだちは5にんだけ!(笑)

ところがどっこい、人数が少ないと逆に喜ぶのが宮城野の子供達。

普段やらないような特別な稽古ができるからである。

いつもの受身。

本日は先生が技をかけた状態で受身を取る。
いつもの前周り受身が、とたんに難しくなる。
でんぐり返しの延長では受身は取れないのである。

両肩取りの呼吸投げ。

一方の腕を下から上に突き上げ、
もう一方の腕を内側から下に切り下ろす。
同時に体さばきを行う。

これができるようになったら、氣の流れで行う。
相手が両肩を掴みに来る動きに合わせる。
早すぎても、遅すぎてもダメ。

最後は、大人二人に前後から掴んできてもらう。
前から掴んできた人を投げ、続いて後ろから掴んできた人を投げる。

「えーっと、どうするんだっけ?」

などと考えてしまったり、足がすくんでしまうともうダメ。

子供たちにとっては、面白い稽古になったんじゃないかな。



片手下段返し。

杖の長さを生かし、斜め下から相手の側頭部を狙う技である。




・組杖の変化
・体の変更、氣の流れ
・諸手取り呼吸法
・肩取り一教 表、裏
・坐り技呼吸法

師匠曰く「変なクセがついたのは、どうにもなんねど」。

特に武器技。変なクセがつくと、直すのに一苦労する。

先生の技を見る(入力)
頭に叩き込む(記憶)
自分の身体で再現する(出力)

いずれかのプロセスでエラーが入り込む。
これが「クセ」。

でも一番大事なのは「直そうとする姿勢」なんじゃないかな。

合気道の動画、公開中です。
 → http://www.youtube.com/user/hirochen42/videos



自動車整備工場は、事故などで損害保険を扱うので、損保会社の代理店をしている工場が多いのです。


うちの工場も代理店なのですが、定期的に試験を受けなければならないのです。


試験日は8/1(木)、つまり明日なのです。


忙しさにかまけて勉強してこなかったのですが、気がつけばあっという間に試験日前日。


慌てて問題集を開いたのです。


これが問題の一部。


武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌


う~む、全くわからん。

解答解説を見てみるか。


武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌


う~む、余計にわからん。

テキスト該当ページを見てみるか。



武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌


だ、だめだこりゃ。

理系の私には、図表がないと全く理解できん。


という事で図を書いてみた。



武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌


そういうことか。


つまり


・保険金が高ければ(価格の80%以上)ならば、損害額の満額が出ますよ。

・そうでないなら、損害額は満額出ませんよ。


ということね。


「保険金をケチると、損害額は全額戻ってこない」


テキストを読み取って、この一言が言えるかどうか。


テキストというのは本当に分かりにくく書いてある。


間違いがないようにという配慮なのかもしれないが、わざとハードルを上げて、この業界への進出を断念させようとしているのでは?と勘ぐってしまう。


わかりやすさへの努力が、もうちょっと欲しいなぁ。