武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌 -9ページ目

武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

・杖素振り20本 片手3本(撮影)

杖素振り20本の撮影も後半戦を迎えた。

片手下段返しは組杖の5、片手遠間打ちは組杖の4に通じている。

なので片手下段返しの最後には、組杖5のように打ち下ろす動作を入れてもらった。

また片手遠間打ちの最後には、組杖4のように突く動作を入れてもらった。

片手八の字返しは、手首で八の字を描くように思うかもしれないが、実は足と腰が重要。

手技にならぬよう、腰を入れた様子を強調してもらった。

私が見たい動画を、見たい角度で撮影させてもらっている。

監督の役得である。




・杖6の素振り

・杖素振り20本 突き5本、打ち込み5本、片手3本


月曜日。


子供たちが集まってくる。

まず着付けを直す。


帯の真ん中を探して、真ん中をへその下3センチ付近に当て、そこを起点にして帯を結んでいく。


帯をギュッと絞ったら、下っ腹をポンッと叩く。


腰が定まる感覚がわかればOK。


「着付けがちゃんとできないと、大きくなったら恥をかくよ~」


そういうと必死で直そうとする。


そういうことを教えるのも道場の役目かな~と思う。



器用貧乏(笑)の鈴木です。


本日のテーマは


「受付カウンターを安価でリニューアル」


です。


うちの事務所は、2代目社長(私の祖父)が建てたもので、「車一台を展示できるように」という考えで作っているため、無駄に広いのです。


そこにこれまた、無駄に大きい受付カウンターがありまして、それも祖父がこしらえたんですね。


鉄材と鉄板を組み合わせて、リベットで打って、塗装して、天板を張ってと、すべてハンドメイドなんです。


腕のいい職人だったんでしょうね。


ですが、この広い事務所も、大きい受付カウンターも、イマイチ活用できていないんですね。


1:モノが増える

2:とりあえず受付カウンターに収納

3:またモノが増える

4:とりあえず受付カウンターの上に放置

5:受付カウンターが役に立たない

6:goto 1


なんという悪循環。


なので、一旦全てのモノをどかして、受付カウンターを工場へ移動。


ホコリを落とし、サビを落とし、緩んだネジを締め直し、カインズでカッティングシートを買ってきて貼り付け、できたのがコレ ↓


武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌


所々穴があき、使いにくい天板を取り替えるかどうか3秒程悩みましたが、結局流用しました。


穴はパテを埋めて平らに削り、見事に消えました。



武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌


柄物のカッティングシートでいいのかと悩みましたが、青い空と白い雲がいい感じなのでこれに決めました。



武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌


パテで穴を埋めた天板にも、木目調のカッティングシートを貼り付けました。


霧吹きで水をかけながら、水シールの要領で貼り付けました。



武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌


明らかに事務所が明るくなりました。


祖父(2代目社長)がこしらえて、父(3代目)が手直しして使い、私(4代目)がリニューアルした受付カウンター。


この受付カウンターを活用して、近々模様替えする予定です。


お客さんが毎日訪れて、気持ちよく過ごしてもらって、その間に整備が終わり、お客さんが喜んで帰る。


その様を想像すると、ニヤニヤしてしまいますね。



・体の変更

・諸手取り呼吸法

・正面打ち 小手返し

・正面打ち込み 小手返し

・横面打ち 小手返し

・坐り技呼吸法


白帯・年配の女性と稽古。


一度に沢山のことを教えると混乱するらしい。

だから一つの技だけをじっくりと、何度も何度も稽古する。


受身に徹して、できるだけ技をかけさせる。

決してイライラせず、その素振りも見せず。


仙台市武道館の一般開放日は、それまで合気道を知らなかった人が、合気道に出会う最初の窓口である。


そこで「合気道って楽しい」と思ってもらえるかどうかが、合気道の広がりを大きく左右するのである。


若い人はブン投げてもらうのが楽しいと感じるだろうし、年配の人は自分の体力に合わせてもらえれば楽しいと感じるだろう。


常人にはない技や体力を持ちつつも、相手が「楽しい」と感じるレベルで稽古できるのが上級者なんじゃないかな。


剣基本素振りの1の動画を公開中

 → http://youtu.be/J_Y3S80zak0



・体の変更
・諸手取り呼吸法
・胸取り一教 表技 氣の流れ
・杖取り 呼吸投げ(胸取り氣の流れの要領で入る)
・杖取り 呼吸投げ(最後は顎を掌底で突き上げて投げる)
・杖取り 呼吸投げ(同じ方向を向いて投げる)

外は大雨。それでも子供たちは、親に送ってもらってやってくる。

楽しそうに稽古に通う子供たちを、親が応援してくれている。

いい流れである。

合気道の動画を公開中です。
 → http://www.youtube.com/user/hirochen42/videos



・体の変更

・諸手取り呼吸法

・胸取り小手返し

・坐り技呼吸法

・脱出


先生の受身を取るのは6年生で、

皆の前で怖い、痛い思いをするのがその役目だった。


それが「武道」を教えるという事だと思っていた。


でも今は、6年生に投げさせて、私が受身を取っている。


180度と言っていい大転換である。


きっかけは、私を投げた6年生が言った「合気道って楽しい」という一言。


子供は自ら望んで稽古に来ているわけではないし、つまんなければ平然とアクビをする。


逆に楽しければ目を輝かせて、どこまでも食いついてくる。


つまり一番正直なお客さんな訳です。


「子供たちに上手に技を伝える事ができる」


という事は、


「一番正直なお客さんにこちらの要求を飲ませる事ができる」


という事に通じる訳です。


これって、普段の仕事にも、大いに通じるものがあるのではないかと。




・体の変更、氣の流れ

・諸手取り呼吸法

・審査


1年生が5級、2年生が2級、

3年生の一人が初段を、それぞれ受けた。


5級はまぁどうにか及第点。2級は文句なし。

初段は太刀の扱いがイマイチだったけれども、まぁ及第点。


注目したのは、2級を受けた男子。

小柄で、あまり目立たないのだが、とにかく技が正確。

よほどセンスがいいのか、かなり稽古しているのか。


稽古の質より量、技より体力、とにかく気合と勢いという面々の中にあって、光るものがあった。


目だね。先生の技を見る目がいいんだな。


前期の学生稽古はこれにて終了。


世界の柴田先生に触れる機会もしばらくお預けかな~



・剣5の合わせ

・剣7の合わせ

・剣5の素振り

・体の変更

・諸手取り呼吸法

・諸手取り一教 表

・立ち技 呼吸法


白帯二人の稽古に入っていく。


「もっと踏み込んで!」

「縮こまらないで!」

「ちゃんとキメて!」

「まっすぐ下がる!」


檄を飛ばす。松岡修三バリの暑さ。


「いいよ~、できてるよ~」

「分かってるね~」

「自信持っていいよ~」

「声出していこう」

「スマイルスマイル!」


被写体をホメまくるカメラマンのように声をかける。


若い頃はこういうオッサンを「うっとうしいなぁもう」と思っていたけれども、いつのまにか自分がそういうオッサンになってしまった・・・。



・杖素振り20本 返し突き、後ろ突き、突き下段返し、突き上段返し打ち


本日も動画の撮影を実施。


杖素振り20本の1本1本を、それぞれ4方向から撮影。


正面を向いてゆっくり、正面を向いて素早く、

右を向いてゆっくり、右を向いて素早く、

後ろを向いてゆっくり、後ろを向いて素早く、

左をむいてゆっくり、左を向いて素早く。


こんな感じで撮影すると、1本の素振りでも2分程度はかかる。


「我々が習い始めた頃は、斎藤先生はこうしてたけど、晩年はこうしてた」

「突き上段返し打ちは早返しも入れましょう」


そんな感じで「役者」と「監督」が「あーでもない」「こーでもない」と言いながら、自分たちが観たい映像を撮影している。


動画が20本たまったら「20営業日で憶える杖素振り20本」と題してまとめよう。


・杖の構え http://youtu.be/SFgnw8MRDxY

・直突き http://youtu.be/23D_vE8Ui1c

・返し突き http://youtu.be/0jK2wJxx0vY

・後ろ突き http://youtu.be/-evFp8uE9Yc

・突き下段返し http://youtu.be/m-FJao1yLos

・突き上段返し打ち http://youtu.be/uztEuFVSLWU