武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌 -4ページ目
・体の変更
・諸手取り呼吸法
・片手取り 四方投げ
・演武
最近、子供クラスの稽古に「演武」が追加された。
稽古が終わる5分前に、全員で整列してそれまで稽古してきた技を演武して見せるのである。
うちの道場の稽古は楽しい。子供達は皆ニコニコと笑って稽古している。
しかし、楽しいだけで馴れ合いになってしまい、ちゃんと技を憶えない子が何人かいるのである。
これは道場としては由々しき事態。
そこで考えたのが「演武」。
稽古の最後に演武をしなければならない。
ちゃんと覚えなければ、演武で恥をかく。
その姿をお母さんに見られてしまう。
さてさて、効果の程はどうかな。
片手取り四方投げ。
掴まれたら、手をしっかりと開く。
指の先までしっかりと気を入れる。
それから技に入る。
5級で学ぶ基本技である。
・体の変更
・諸手取り呼吸法
・片手取り一教 表、裏
・片手取り四方投げ 表、裏
・片手取り四方投げ 四方に投げる
・坐り技呼吸法
白帯の学生さんを捕まえて稽古。
「スマイル、スマイル」と言いながら、エゲつない技をかけ続ける。
学生さんの笑いが引きつってくる。
本当の技は、無理がなく、それでいて効くものである。
関節を決められれば言うことを聞くしかなくなるし、投げられればジェットコースターのような怖さを味わう事になる。
「今までで一番パワフルな相手でした」
稽古後、笑って言ってくれたので、良かった。
八相返し後ろ突き。
合気道は1対多を想定した武道である。
前の相手にだけ集中していると、後ろから打ち込まれてしまう。
後ろの相手も考慮するのが後ろ突きなのである。
・杖6の素振り
道場の玄関。
柔道教室の生徒さんの靴が放置されている。
靴は入船で脱ぎ、出船で出るという。
これは緊急で外に脱出せねばならない時に、玄関でモタつかないための知恵でもある。
中野中の場合、下駄箱があるので、靴は下駄箱に入れる。
しかし放置された靴は下駄箱にも入っていないし、出船にもなっていないので、生徒さんを呼んで下駄箱にしまわせた。
靴を揃える。靴をしまう。
注意されないとできない事なのか?
柔道から「道」が消えたら、それはもう武道ではなくスポーツだ。
今柔道を取り巻く環境は厳しいけれども、末端の道場からその理由が垣間見えるのである。
八方斬り。
方角で言えば、
北→南→東→西→南東→北西→南西→北東
の順に斬る。
この動画に対して、村山さんという方からコメントが投稿された。
#私は、村山さんという方に心当たりはありません。
コメントは承認制であり、まだ承認していないので公開はされていない。
承認していない理由は二つ。
(1)言葉遣いが悪く、公開するとコメント欄が荒れる。
(2)技術的な誤りの指摘に対し、具体的な説明をお願いしたが返信がない。
大きいのは(2)。
私から見ても動画に誤りがあるとは思えなかったので、「もう少し具体的にご説明いただけないでしょうか」と丁寧に返信した。
技術的な誤りの指摘が出来るという事は、それなりの見識を持つ方であろう。
なので言葉を選び、丁寧に返信したのだが、未だ返信はない。
YouTubeのメッセージ機能を使ってのやり取りなので(それ以外の連絡手段がない)、私からの返信を見ていない可能性もあるが・・・。
村山さん、このブログをご覧になっていたら、YouTubeのメッセージを見て、よければご返信下さい。
メッセージに私の携帯番号等書いてありますので、直接電話して頂いても構いません。
仙台近郊にお住まいでしたら、直接お話を伺いますので。
・体の変更
・諸手取り呼吸法
・片手取り一教 表、裏
・片手取り二教 表、裏
・演武
いつも道場の隅で遊んでいた小さい女の子が仮入門。
お姉ちゃんがつきっきりで教えてくれる。
その間私は、新しく入門した子の指導に専念できるわけで、お兄さんやお姉さんがいると助かるのである。
露骨に仲の悪いきょうだいもいるけれども(笑)。
勝ち負けではない価値観を持つ武道、それが合気道。
多くの人に、この武道に触れて欲しいと思う。
31の組杖。
私が岩間の斎藤先生や、塩釜の柴田先生から教わった通りに演武したつもりですが、私の解釈なので間違いがあるかもしれません。その場合誤っているのは専ら私で、両先生の誤りではございません。
こちらは合気道神武錬成塾の白川竜次先生による31の杖合わせ。
速い動きの中にあって、身体の軸がブレていないのが素晴らしいですね。
再生回数も6000回を超えてます。
・杖31の素振り
・組杖10本 1、2、3
学生さんの参加が少ない日。
なので組杖を実施。
武器技の稽古は、一歩間違えるとケガをするし、怪我をさせることもある。
相手が初心者であっても、武器を持っている以上、こちらが怪我をさせられる危険がある。
だから武器技の稽古中はニコリともしない。
武器技の稽古中、失敗した時に、白い歯を見せて照れ笑いする学生。
それ以降、受けられない、武器を離してしまうなどの失敗があったら、ニコリともせず突きを入れた。
本番だったらそれで人生終わるんだけどね。
岡山合氣修練道場 内田進先生による氣結びの太刀。神速。
私もここまで疾くは動けない。
・体の変更
・諸手取り呼吸法
・両手取り呼吸投げ
・両手取り呼吸投げ(腰投げに入るように崩して投げる)
・両手取り腰投げ
・坐り技呼吸法
本日も年配のオジサンと稽古。
技数を多くしても持ち帰れないだろうから、とにかく一つの技だけを繰り返し繰り返し稽古した。
その日の技を、何か一つだけでも持ち帰ってもらう。
合気道の楽しさを味わったもらう。
満足して帰ってもらう。
どんな相手でもそれが実現できるか?
これは私の実験なのである。
岡山合氣修練道場 内田進先生による、組み合った状態からの呼吸投げ。
私もこの技を受けたことがある。
身体の中に、クルンと回転するような力が作用して、自然に飛んでしまう。
「丸い玉を両手で転がして相手に送り出す、そんなイメージで技をかける」という旨の説明を受けた。
・体の変更、氣の流れ
・諸手取り呼吸法
・昇級審査
・坐り技呼吸法
学生さんの昇級審査が行われた。
落ち着いていて、堂々としていて、いい演武だったと思う。
先生を待たせる事なく、審査がスムーズに進行していた。
だいぶ練習したのだろう。
50周年が楽しみである。
杖6の素振りと13の素振り。
私の兄弟子である岡山合氣修練道場道場長内田先生が何げに見せてくれた技である。
「疾い」とはこういうことである。
「何回殺せば気が済むんですか(笑)」
・体の変更、氣の流れ
・胸取り 小手返し
・坐り技呼吸法
本日も年配の男性、女性と稽古。
負けず嫌いの年配男性と、熱心だけど故障を抱えている年配女性。
まず胸取りの掴みかたから教える。
私の胸の肉ごと掴んでくる。結構痛い。
コノヤロウと思うが笑顔は絶やさない。
続いて体さばきと、小手の取り方。
最後に投げと極め。
とにかく子供に教えるように、何度も何度も繰り返す。
できるだけ投げさせる。
初心者には、合気道が嫌にならないように、大切に導く。
年寄りは叱らない。俺もそのうち年寄りになる。
高段者になると、そういう役目もありますよってことですな。
31の組杖。
素振りを憶え、型を習得したら、このような形で攻防を学ぶ。
YouTubeで武器技の動画をよく見るけれども、えっ?それで公開するの?という動画が多いので、兄弟子と二人で撮影し公開することにした。
斉藤先生から学んだことを後世に伝えていく事は、弟子の務めだからね。
・組杖 6、7、8、9、10
主将と二人で組杖の型を確認する。
手順は憶えているようなので、合わせの稽古。
飛び込みが浅いかな。
若干誤解しているところがある。
杖の角度が一部正しく伝わってない。
でも大筋正しく伝わっているようだ。
彼らのために4年生や院生が熱心に教えに来てくれたという。
いい先輩だねぇ。
剣の八方斬りを、7の素振りで行うとこうなる。
八方斬りができたら、発展的な技として稽古して欲しい技である。
・正面打ち一教 表、裏
・坐り技 横面打ち 一教 表、裏
・片手取り入身投げ 上、中、下
・正面打ち小手返し
・片手取り四方投げ 表、裏
秋の朝。
肌寒さを感じる中、稽古が始まる。
7時半ちょうどに道場に到着すると、道場の掃除が行われていた。
掃き清めた道場。秋の朝。清々しい。
いい稽古をさせてもらった。
左流れ返し打ち右流れ返し突き。
杖素振り20本の最後の2本を連続で行う技である。
杖素振り20本の最後の〆として、是非稽古して欲しい技である。

