武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌 -29ページ目

武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

・体の変更

・両肩取り呼吸投げ(両肩を縦にしつつ、相手の両腕の間をくぐって投げる)

・両肩取り呼吸投げ(さらに崩して投げる)

・後ろ両肩取り呼吸投げ(一旦側面に崩して投げる)

・後ろ両肩取り呼吸投げ(片手を額に当てて、その状態で相手の両腕の間をくぐって投げる)

・後ろ両肩取り呼吸投げ(足の甲に当身を入れて、両足を抱えて投げる)

・坐り技呼吸法


両肩取りというのは、結構難しい。

両肩を取られた状態で、体捌きや肩の使い方で相手を崩していく。


体捌きとしては四方投げの表と同じ技もあり、

初心者にもいい稽古だったのではないかと思う。


・剣基本素振り

・組太刀の2

・組太刀の4


工学部の悪い癖だと思うのだが、一つ一つの動作がひょいひょいと軽い。

数をこなして手順を覚えようとしているのかもしれないが、それでは逆効果。


剣の部位を正確に言えない学生が多い。


例えば、「柄頭」が分からなければ、「柄頭をへそと結ぶ」という教えが理解できないはずである。

(実際に、柄頭がへそから外れている学生が多い)


剣を構える際にも、鞘に入っている剣を抜くような動作をしているが、それでは構えがモタモタしてしまう。


その辺をちゃんと教えないのは主将の責任。

だから稽古後、毎回主将を捕まえて「これはダメ」「これは直せ」とダメ出しをしまくっている。


主将というものは、人一倍稽古して、人一倍痛い思いをして、人一倍恥をかいて、それを部に還元するのが仕事である。


「主将としておいしいところだけ欲しい」などということはあり得ないのである。


・杖6の素振り

・杖素振り20本 突きの部


少し早めに着いて、玄関の掃き掃除。


「こんばんわー」と小学生が元気よく挨拶しつつ登場。

靴を脱ぎ、そのままコンクリートの上に足を着く。


その瞬間に、持っていたほうきの柄でバシッと叩かれる。


「砂を道場に上げるな!」


と一喝。


うちの道場の子供達は、こうやって礼儀作法を覚えていくのです。


クセがなかなか直らない子と、すぐに直してしまう子と、

どちらか二つに分かれるのが不思議。


クセを直させるか、良い手本を見せて自分で改めさせるか。


どっちがいいのすかね。


・坐り技 正面打ち一教 表、裏

・坐り技 正面打ち四教 表、裏



中学3年の息子と二人っきりの稽古。


先週3級の技を一通り稽古したのだが、

四教が分からないとか。



「痛いよ?」と念押ししつつ、技を開始。



まずは一教ができる事を確認してからいよいよ四教。


四教は、表は脈部を、裏は脈部内側の骨を、

それぞれ人差し指の付け根を強く押しあてる事で技をかける。



腕の太い人、脂肪の層が厚い人には効かない場合もある。



どちらも厳しく技を掛ける。

「うぉっ!」と悲鳴を上げ、バンバンと畳を叩く息子。

少し涙目になっている。



だから痛いっていったじゃん(笑)。


明日にはアザになるんじゃないかな。



一瞬で四教を取る方法なども併せて教えたから、

学校で友達相手に試すんじゃないかな。



四教で悲鳴を上げる二華の生徒を想像するとニヤニヤ(笑)

・体の変更

・諸手取り呼吸法

・肩取りの体捌き

・肩取りの脱出


土曜日に小学校で行事があるらしく、小学生が少なかった。


本日の一番小さい子は2年生の男の子。

この子は体は小さいが、実によく技を見ている。

武器技でも体術でも、教えたとおりに身体が動くのである。


身体を動かす事に対するセンスが見える。

将来が楽しみである。


・体の変更

・諸手取り呼吸法

・昇級、昇段審査

・半身半立ち 片手取り四方投げ

・坐り技呼吸法


本日は昇級審査の日。


1年生10名が4級、2年生3名が1級、4年生2名が二段をそれぞれ受験。

二段は31の組杖を演武。

結果は全員無事合格。

おめでとう!


そしていよいよ三段昇段を目指すU君の審査。

31の組杖と、組杖10本で演武。


この日のために、何度も何度も、繰り返し繰り返し稽古してきた。

三段とは何か、二段と何が違うのか、指導者とは、それらの問いに向き合った日々でもある。


ゆっくりと向き合い、互いに礼をする。

目を離さず、さりとて無礼にならずに。


互いに杖(じょう)をゆっくりと構える。

緊張してはいるが、リラックスを伴うほどよい緊張である。


「静」の時間。1秒が長く感じる。


相手がほんの少しだけ隙を作る。


それを合図に、一瞬で「動」の時間に切り替わる。


鍛えに鍛えた杖の突きを、胸めがけて突き込む。


こちらの突きに合わせ、攻撃線を外しながらカウンターで相手の突きが迫ってくる。


こちらは突きのモーションから一転して、守勢に転じる。

カウンターが届く前に、杖先で円弧を描くようにして相手の杖を払う。


カウンターを払われ、隙ができたU君の胸めがけて、再び突き込む。


攻守攻。

攻守が一瞬で入れ替わる。


相手は体捌きで突きを外しつつ、杖先でキャッチするかのようにこちらの杖を受ける。

受けた杖を下に叩き落とし、体勢が崩れた私の脇腹に相手の杖が決まる。


このような感じで、師匠を目の前にして、7本の型と、10本の型を演武。


演武を終えて、互いに礼。

退場するまで一瞬も気を抜かず。


結果は文句なしの合格。


「よく稽古したな」


弟子の成長を喜ぶ師匠の笑顔がそこにはあった。


厳しい稽古に、よくついてきた思う。


自信を取り戻したU君の今後に期待。


・杖素振り

・31の組杖


2年生を相手に、31の組杖を稽古。

31の組杖は1~3、4~6、9~11、13~17、18~22、22~27、27~31の7本で構成されているのだが、それをちゃんと言えるかな?


試してみた所、2年生はあいまいに覚えていたようだが、

4年生はちゃんと全部を覚えていた。


大したもんだ。


最初は止めながら。

次に合わせ。

それができたらだんだん早く。


2年生が全員上記のようにはできなかったのが残念。


・31の組杖

・組杖10本


三段昇段を目前に控えたU君。


私の道場と仙台市武道館、そして塩釜に熱心に通い、自由稽古で必ず武器技を稽古してきた。


色々な経緯があり、一時は自力で立ち上がれない程に弱った事もあったが、気合の入ったいい演武を見せてくれるまで回復した。


今回の昇段審査で自信を取り戻し、再び社会に出る勇気を持ってもらう。


それが指導した私と兄弟子の願いである。


・杖素振り 突き5本


武器技に通う小学生が3人増えて、6人になった。

新しく入った3人は、杖はほとんど初めてだから、突きからじっくりと教える。

既に突きを覚えた子も、また突きから始まる。


これが伝統的な稽古方法。


金曜日の子供クラスとは事なり、半身、腰、手の使い方、すべてにおいて厳しい指導がなされる。

半身が間違っていれば杖で足を叩かれ、手の使い方が間違っていれば杖で手を叩かれる。

私の言葉づかいも優しくはないし、大きな声で指導するから、怖さを感じるんじゃないかな。


でも、強くなるためには、厳しい稽古を経験する必要もあるのね。


・転換

・諸手取り入り身投げ

・坐り技 正面打ち一教 表、裏

・横面打ち二教 表、裏

・横面打ち小手返し

・横面打ち四方投げ

・両手取り天地投げ

・両手取り天地投げ 気の流れ

・後ろ両手取り三教 表、裏

・後ろ両手取り呼吸投げ

・坐り技呼吸法


道主先生による講習会。

二日酔いの残る状態で参加。


私は不思議と、道主先生に可愛がられている。

(相撲で言うところの「かわいがり」に近い)。


今日も私をバンバン投げて、「アー気持ちよかった」と言い残して去って行く。

その背に息を乱しながら「ありがとうございました」と頭を下げる。


一つの技ごとにそれが繰り返される。

周囲の人がその様を見てニコニコと笑う。

もはや全東北の風物詩となった感がある。


それを見た周囲の黒帯が、「どれ、いっちょ試してやっか」と挑むように掴んでくるので、休む暇がない。


大量の汗をかいて、いつの間にか酒が抜け、終わるころにはすっかり元気になっていた。


二日間に渡った全東北。

いい演武会、いい講習会でした。


福島の道友の皆様、ありがとうございました。