今日は3月11日。

2011年のあの日から10年。

きっと日本のテレビやラジオでは、一日中その話題かと思います。

 

今年も「検索は力になる」も健在ですね!

早速、僕も「3.11」で検索させてもらいました。

素晴らしい取り組みですね。

 

僕の3.11への想いやその当日の様子は以下の記事に綴ってあるので、是非お時間ある時に読んでみてください。

 

 

 

よく、「3.11を忘れない」というような言葉を見かけます。

それはもちろん、一理あると思います。

直接被害を受けた訳ではない僕らがそれを風化させてしまうと、支援や応援が止まってしまうことにも繋がるので、そういう意味での「忘れない」なのだと思います。

 

あとは、あの時起こったことを覚えておいて、万が一自分たちの身にそれが降りかかった際に少しでもうまく対処して、一人でも被害に遭う人を少なくしようとする意味もあるのかもしれません。

それはそれで大正解です。

そういった学びの積み重ねで、災害大国である日本はこれまで自然災害に遭う度に強くなって復活してきたのですから。

 

でも、実際に被災した方に会って話を聞くと、自分がもし魔法が使えるのなら「忘れさせてあげたいな」と想うことが少なくありませんでした。

目の前で流されていった肉親のこと、あの日「またね」と言って別れてしまった友人のこと、一緒に逃げることができなかった飼っていた犬のこと、一緒に教室で勉強していた同級生のこと、、、

 

それを抱えて今も強く生きている、そのことだけでもう十分です。

生きているだけでもう頑張ってます。

だから自分を責めたり、あの日のことを無理に思い出したり、その闇の中に敢えて入っていったりしなくていいです。

僕はそんなあなたが少しでも笑っていてくれたらそれだけで嬉しいです。

 

あの日、天に連れて行かれてしまった人たちはこの10年という月日に何を望んだのだろう、またこの10年という節目の今日に何を望むのだろうと考えたりもしますが、はっきりとした答えは出ないままです。

考えるだけ野暮なのかもしれませんけどね。

 

だから、僕は今日もギターを弾いて歌いたいなと思いました。

やりたいことをやろうと思いました。

生きたいように生きようと思いました。

いつまであるかわからない命なので、灯を明るくともしたいと思いました。

 

「3.11」

10年という月日に祈りと願いを捧げます。

一人でも多くの人が、1秒でも多く笑顔で暮らせるますように。

 

あなたにとって、

今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

あなたのことが大好きです。

 

ひろ。

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ありがとう、テリマカシ。

どこまでも続く、命の輪。