とある訪問介護ヘルパーの介護幸福論 -13ページ目

とある訪問介護ヘルパーの介護幸福論

人生経験は30年。でも介護経験はまだ浅い。でも焦らない。未来は常に明るい。人生において無駄なことは何一つない。元営業マンでクロスバイクヘルパーの日々訪れる最高な一日を綴っていきます♪

おはようございます。


今日は早朝から「パラリンピック」を見入ってました。


しかしどの競技も凄い迫力ですね。



視覚障害を持っている選手による男子5000Mの決勝がおこなわれましたけど、
トップ争いはほんとに過酷です。


選手自身は視覚に障害を持っているので視力が無い状態です。


なので伴走する人も一緒になって走るのですが、
選手の走るスピードが速いのなんのって、

どれくらいかと言うと…



1Kmを3分ちょっとで走ります。




時速に換算するとほぼ時速20kmですね。



これって100mを18秒で走るペースになるので
ほぼ全力疾走に近いです。



ちなみにぼくの高校生の頃の100mのタイムが確か13秒台だったので
もう大して変わらないスピードです。



つまりこの競技は「目が見えない状態」で全力疾走に近いペースで5kmを走り、
尚且つ選手は二人で一緒に走っているので互いに強く体がぶつかり会うことも
かなり頻繁に起こるのです。



そしてぶつかるのは自分の伴走している人とぶつかることもあれば、
他の選手の伴走している人とぶつかることもあります。



終盤に起こるぶつかり合いによるコースの取り合いも凄まじいものがありました。



もちろん後ろの選手が前の選手を抜くときは外側を回るという形になるんですけど、
それでもぶつかることを恐れて1Mも2Mも外を大回りするのかというと…


それでは距離のロスが多くなってしまうので当然ギリギリを通っていくわけです。



でもそうなると目が見えないこともあって互いの肩や肘がぶつかるわけです。



で、たとえぶつかったとしてもレース中に痛がったり、怯んでる暇はないわです。



これはまさに「戦争」だな~と。



そして気持ちが強くないとなかなかこの競技ではトップにはなれないな…と。



同時にこのパラリンピックに出場している選手たちの闘争心の高さに驚きました。




もちろん楽しいからみんな競技を続け、楽しいから出場しているわけですけど、
もう「出場することに意義がある」みたいなレベルじゃないな… って、





で、残念ながらこの男子5000mではメダル獲得ならず…でしたけど、
学ぶことは多かったです。

そしてこれから行われる競技は車いすバスケや柔道、水泳、テニスなどなど


まだまだ注目の競技は多いので陰ながら応援させていただきます♪



これはしばらく眠れなさそうだ…('Д')


こんにちは?


先日の日曜日は利用者さんの介助でとある「イベント」に参加しました。


どんなイベントかというと

ハンドベルを使って曲を演奏するというものです。



よくクリスマスとかで

「きよしこの夜」をベルで演奏しているのって見たり聞いたりしたことありませんか?



あれです。


そのイベントはその練習会みたいな感じだったんですけど、


イベント会場に入ってみると
なんと10人近く集まっていました。



健常者の方もいましたが基本的には障害を持っている方が中心となって
演奏を行っています。


ちなみにいまハンドベルの演奏で取り組んでいる曲は


「ふるさと」と「もみじ」です。


どっちもすごく懐かしいですね。


どちらも小学生、中学生の頃に歌った思い出があります。



これから秋に一度いま練習している人たちで
演奏会をするらしいので、
それに向けて猛特訓中なわけです。


で、今回はその練習に参加させていただいたのですが、
みんなとても楽しんでいました。


ちなみに集まった人は
性別、住んでいる場所、職業、持っている障害もまちまちで、
年齢も10代、20代の人から50代くらいまで。


それでも上手くいったらみんなで喜んで、
もし失敗してしまったら次にうまく行くように回りの人が

「ベルを鳴らすタイミングに印をつけたりして」

みんなでうまく行くように解決方法を考えたりしていました。


で、ほんのなんと2~3時間くらいの間でほぼ完ぺきに

全員が「ふるさと」と「もみじ」の2曲をマスターしていました!!!


このハンドベル演奏のイベントはけっこう定期的に行われていて、
毎回行くたびにたとえ年齢が離れていても和気藹々と楽しめる利用者さんたちの適応能力とコミュニケーション力の高さに驚かされます。



ただこういった障害者の人がみんなで集まって遊んだり、
一つのことに挑戦するようなイベントって全国的にみるとまだまだ少ないこともあるのか
今回は八王子から大田区にある蒲田までいきました。


他にも集まった利用者さんの中には千葉の方から来ている人もいました。


それくらい利用者さんにとってこのイベントに参加することは貴重な体験であり、
大切なイベントなのだな…と。


こういったイベントは探せばきっといろいろありそうですが、
まだあまり話題にはなりにくい状態みたいです。


なのでこういったイベントがもっと広まって話題になると
より利用者さんたちの活動の場も広がって
日々の楽しみもより増えていくのかな…と感じました。








こんにちは!


今日は僕が初任者研修のときに学習した「ICF」についてです。


ICFって?


この言葉って、

介護福祉の業界で働いている人だと聞いたことあるかもですが、
それ以外だとほとんど聞いたことが無い言葉だと思います。


ちなみにICFとは「国際生活機能分類」のことを言います。



ってそれじゃますます意味が分からないですよね…('Д')




生活機能?



分類?



これは簡単にいうと


「個人を複数の視点から包括的に見て、判断していくための方法」の一つです。




うーん、なんかすごく抽象的で分かりにくい…。




なのでまず介護でどのように使われているのか具体的に説明してみます。



まずは利用者さんの状態を6つの視点、観点から考えるようにします。



その6つとは、


①「健康状態」

②「心身機能」

③「活動」

④「参加」

⑤「環境因子」

⑥「個人因子」


の6つです。


どれか単一的な視点ではなく、
複数の視点から利用者さんの生活を包括的に見ることにより
より中立的な記述がきるようになる。


たとえば「健康状態」の中には障害や年齢も含まれているのですが、
それだけでその人の今の状態を判断し、サービスなどを決めるのではなく、


生活環境や日々の日課にしていることや
昔や今の趣味や趣向などあらゆるところから考えて
まずはその人の全体像をとらえ、

その人に合った、その人が求めているライフスタイル構築に役立てていくようにします。



で、いろいろなケースの利用者さんがいますから
研修でやることはまず利用者さんの状態、環境などを
い所期の6つに分類することから始めます。


名前、性別、年齢はもちろんですが、

どんな病歴があるのか?

家族構成は?

現在はどこまでなら自立してできるのか?

日課にしていることは?

どんな環境に住んでいるのか?

性格は?

好きなことは?


etc…


とにかく利用者さんに関するあらゆることを
6つに分類することから始まります。


初任者研修のときも最後の方のグループワークでこれを行い、
6つに分類してからさらにそのデータ、情報に基づいてこれからどんなサービスを提供したり、
日ごろ心がけたりしたら良いのかをみんなで話し合ったりしました。


で、このICFをこれからの介護現場ではどんどん推進していこうってことで
今ぼくが受けている実務者研修でもこれに関するグループワークを中心に行っています。

また先の話になりますが介護福祉士の試験とかでももう必ずこれに関する問題が
いくつか出題されるみたいです。


でもこのICFというのはよく出来ているな…と思うな

6つの視点それぞれが相互に結びついているので
介護の現場以外でも相手を分析するのにとても役立つところです。


それこそ今の時代は情報化社会です。

だからいろいろなサービス業があらゆる情報やデータから
お客さんの考えや行動を分析して適切なサービスを組み立てたり
提案したりしていくはずです。


データをうまく活用している企業と言えばネット通販の「Amazon」なんかが凄いですよね。


お客さんがどういった商品を見て、
どういった商品のレビューを読んで、
最終的にどういった商品を買ったのか?

こういったデータを大量に保有して、
一つ一つを分析してよりお客さんが求めている商品を
自動的に画面に表示するようにしています。



これってこれからお客さんが思考するであろう最適な商品を先回りして
提供できるような仕組みを作っているんですよね。


そしてもう今やこのようにお客さんの情報をより分析して、
そのお客さん個々にあった適切なサービスを提供していくことが
情報化社会のスタンダードになっています。


この流れとICFが介護の現場に積極的に導入されようとしている姿を見ると、


まさにこれからの介護も画一的な方法だけではなくて
より一人一人の利用者さんに深く接していくことがスタンダードになっていこうとしているのだな…

と深く感じます。