こんにちは!
今日は僕が初任者研修のときに学習した「ICF」についてです。
ICFって?
この言葉って、
介護福祉の業界で働いている人だと聞いたことあるかもですが、
それ以外だとほとんど聞いたことが無い言葉だと思います。
ちなみにICFとは「国際生活機能分類」のことを言います。
ってそれじゃますます意味が分からないですよね…('Д')
生活機能?
分類?
これは簡単にいうと
「個人を複数の視点から包括的に見て、判断していくための方法」の一つです。
うーん、なんかすごく抽象的で分かりにくい…。
なのでまず介護でどのように使われているのか具体的に説明してみます。
まずは利用者さんの状態を6つの視点、観点から考えるようにします。
その6つとは、
①「健康状態」
②「心身機能」
③「活動」
④「参加」
⑤「環境因子」
⑥「個人因子」
の6つです。
どれか単一的な視点ではなく、
複数の視点から利用者さんの生活を包括的に見ることにより
より中立的な記述がきるようになる。
たとえば「健康状態」の中には障害や年齢も含まれているのですが、
それだけでその人の今の状態を判断し、サービスなどを決めるのではなく、
生活環境や日々の日課にしていることや
昔や今の趣味や趣向などあらゆるところから考えて
まずはその人の全体像をとらえ、
その人に合った、その人が求めているライフスタイル構築に役立てていくようにします。
で、いろいろなケースの利用者さんがいますから
研修でやることはまず利用者さんの状態、環境などを
い所期の6つに分類することから始めます。
名前、性別、年齢はもちろんですが、
どんな病歴があるのか?
家族構成は?
現在はどこまでなら自立してできるのか?
日課にしていることは?
どんな環境に住んでいるのか?
性格は?
好きなことは?
etc…
とにかく利用者さんに関するあらゆることを
6つに分類することから始まります。
初任者研修のときも最後の方のグループワークでこれを行い、
6つに分類してからさらにそのデータ、情報に基づいてこれからどんなサービスを提供したり、
日ごろ心がけたりしたら良いのかをみんなで話し合ったりしました。
で、このICFをこれからの介護現場ではどんどん推進していこうってことで
今ぼくが受けている実務者研修でもこれに関するグループワークを中心に行っています。
また先の話になりますが介護福祉士の試験とかでももう必ずこれに関する問題が
いくつか出題されるみたいです。
でもこのICFというのはよく出来ているな…と思うな
6つの視点それぞれが相互に結びついているので
介護の現場以外でも相手を分析するのにとても役立つところです。
それこそ今の時代は情報化社会です。
だからいろいろなサービス業があらゆる情報やデータから
お客さんの考えや行動を分析して適切なサービスを組み立てたり
提案したりしていくはずです。
データをうまく活用している企業と言えばネット通販の「Amazon」なんかが凄いですよね。
お客さんがどういった商品を見て、
どういった商品のレビューを読んで、
最終的にどういった商品を買ったのか?
こういったデータを大量に保有して、
一つ一つを分析してよりお客さんが求めている商品を
自動的に画面に表示するようにしています。
これってこれからお客さんが思考するであろう最適な商品を先回りして
提供できるような仕組みを作っているんですよね。
そしてもう今やこのようにお客さんの情報をより分析して、
そのお客さん個々にあった適切なサービスを提供していくことが
情報化社会のスタンダードになっています。
この流れとICFが介護の現場に積極的に導入されようとしている姿を見ると、
まさにこれからの介護も画一的な方法だけではなくて
より一人一人の利用者さんに深く接していくことがスタンダードになっていこうとしているのだな…
と深く感じます。