連日のコロナウィルス陽性者の増加…。
今は市中感染が広がってしまったことにより、
今までしてこなかった検査をしているから
陽性者の数が多いのは想定内。
というのも、
台湾は今までPCR検査はしてきていませんでした。
ただし、初期の水際対策に成功し、
国内での感染はないという月日を過ごしてきて…
確かに
マスクを外して大勢で集まっても
会食をしても
誰も発症せず、重症化もせずにやってこれました。
万が一、これまでも国内感染者がいた、という仮定を立てたとしても、
あまり危機感は感じていませんでした。
(もう一度いうと)誰も発症せず、(したと仮定しても)重症化せず、ヒトに感染させていなかった…。
ところが4月20日頃から雲行きが変わりました。
(それが5月に入ってから遡るので後からわかる)
この辺りから
コロナ陽性者の陽性反応が確認される以前の行動範囲が広すぎて、接触者の自主隔離が管理しきれず、その間無自覚のまま、また行動範囲が広がるわけなので…
検査をし始めた
という流れです。
むやみに検査して陽性だから入院させるのは
医療崩壊につながるだろうことは想像が出来ますから
台湾のこの時期でのスクリーニング検査は正しい判断なのかな、と私は思います。
感染の広がっている萬華地区には、不法就労外国人も多いそうで、防疫警戒レベル期間中は
不法滞在は見逃すから検査を受けるように、というアナウンスが数カ国語で発信されているようです。
まだまだ増えると思いますが
慌てず
パニックにならず
とにかく自宅からでず
出た場合は
マスク
手洗い
消毒
と基本は変わらないです。
今日のニュース
政府機関 衛生福利部からのもの
新規感染者335(うち2名境外)
5月19日より
帰化または居留証のない外国人の入国とトランジットを停止するとのことです。
また、
台北新北市は
28日まで幼稚園、小中学校を28日まで休校にすることを決めました。
自宅に子供を見る人のいない家庭には防疫休暇が与えられ、拒んだ企業側には罰金が課せられるということです。
国が大事にしているものが明確で
指示や対策が的確だと感じます。
自主ロックダウンばりの、台北の街を見て
本当に
ここで収まりますように、と
祈るばかりです。
追加情報
新北市は早くも防疫警戒レベルを第4級にあげたそうです→コチラ