着物デザイナー
斉藤上太郎さんの特別なショーへ。
今回のテーマは
【確信犯的シンプル】
披露されたのは、24体の着物コーディネート。
日本の伝統的な染めや織りの技が息づきながら、どれも驚くほどモダン。
思わずハッとする色使いや柄合わせ。
まさにJOTAROワールド全開。
大胆なのに品がある。
個性的なのに美しい。
その絶妙なバランスに、何度も目を奪われました。
斉藤上太郎さんといえば、
親子三代にわたって活躍されてきた
以前から憧れていたデザイナーさんですし、その作品を実際に纏えることにも幸せを感じています。
けれど今回、私が強く感じたのは、デザインの素晴らしさだけではありませんでした。
ものを生み出すこと。
そして、生み出し続けること。
新しいものを創り、
発表し、
さらに次へと進んでいく。
それを何年も、何十年も続けながら、常に進化していくことがどれほど大変なことか。
アーティストである夫の活動を
傍らで見てきた私には、ほんの少しですが、その難しさが想像できます。
しかも着物というものづくりには、
染めや織り、仕立てなど、
さまざまな技術と、それを支える多くの人々が関わっています。
作品としてだけでなく、
実際に人が纏う商品として
世に送り出していく。
そこには、私の想像など到底及ばないほどの責任やプレッシャーがあるのだと思います。
それでもなお、新しいものを創りたいという情熱。
その姿勢と、そこから生まれるエネルギーに、何より心を動かされました。
美しい着物を見せていただいた、というだけではない。
創り続ける人の覚悟と情熱を、
間近で感じた時間。
刺激を受ける、という言葉だけでは足りないほど、
たくさんのものをいただいた気がします。
そして改めて思うのです。
何かを生み出し、創り続ける人って、やっぱりすごい。
そんな世界に触れられること、
そして素晴らしい作品を纏う喜びを知ることができたことに、心から感謝しています。
特別な時間をありがとうございました。


