台湾台北の病院は院内感染はなし | 帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

4度結婚したオンナの、「幸せ」の追求と日々。
5年間のタイ、バンコク生活から2018年末に台湾、台北に移住し、5年。
約10年余の海外生活を終え
2024年春から拠点を日本に。
2025年4月2冊目商業出版決定✨✨


3ヶ月に一度、夫が日本に一時帰国して
打っていた注射を、台湾で打った日
(3月27日)からほぼひと月…。

その注射を打つ為にと処方された薬
(結核予防)での副作用に悩まされた(3月31日から1週間)後、
自己判断と日本のかかりつけの医師とのメールで、その薬を止めた。
嘘のように副作用はピタリと止まった。


そこから17日目となる今日、

薬を飲み続ける前提での診察予約が入っていたため、再び病院を訪れた。


血液検査とレントゲン。

2度と副作用の強い結核予防の薬は飲みたくない夫と、結核のリスクを減らしたい台湾の先生との間に、また私の中国語の先生に電話で参加してもらい、話し合った。


お陰様で検査結果が良かったようで(?)
副作用の出た薬は飲まないまま、
次の注射をするまで、いつも通り過ごすこととなった。

ホッとした。

免疫を抑えた上に、発熱や不調は
さらにコロナやそれ以外の疾病にかかるリスクが高くなるし、
何より辛そうな夫の姿は見たくない。


今までと同じ、

信号が変わるからとダッシュ出来ない、
階段は極力避ける、程度での生活が送れる事がありがたい。



という事で当分また病院には行かなくて良くなったのだが…




コロナ禍中の台湾の病院で
院内感染がない事は
本当に素晴らしいと思う。





まあ、市中感染も既に今はない状態だし、
入境者からの感染も0を継続中。


先日戻った軍艦からの感染のみ…
それも1日に1人増える程度である。



それもこれも


台湾が早い段階で、中国からの門戸を閉めたこと、

マスクがなくならないよう国民に行き渡るよう、価格の高騰や転売をしないよう、政府が全て買い上げて管理したこと、


海外からの流入をシャットアウトしたこと、


徹底的に感染者の足取りを追い、接触者の隔離に力を入れて、感染の拡大を食い止めたこと、


今どんな状況で何をすべきか、政府が正確に隠さず発表することで、日々の不安を取り除き、一丸となって協力し合う環境をつくったこと、


全てが功を奏している。


全て日本が出来なかった、してこなかった対策である。



共通しているのは

ロックダウンせず、自粛にとどめている
全員に検査をしていない

ということだ。

この2つが有効なのは、先に書いた対策がしっかり取れている場合に限るのだ。


残念ながら今の日本では
医療従事者の感染リスクが高すぎるし、院内感染も防げないだろう。

さらには、病院にも入れず自宅で高熱と闘いながら亡くなった方も出ているという。

悲劇的だ。


コロナのせい

それはもちろんだが、
こうなると、日本に限って言えば、コロナだけのせいとは言えず、もう人災なのではないだろうか。
あの、福島の原発事故の時と同じ。

津波のせい

確かに津波のせいだが、
人災だということが後々、ぽつりぽつり出始めた。(まだ全て明らかにされていない)

そういう国なのだ。





たまたま
私達は日本を出ていた。

外からの方が見える事がある。



それでも
やはり
日本には
持ち堪えて欲しい。
頑張って欲しい。




手放しで、国内だけで
「日本すげー」と自画自賛し続ける事なく、世界に目を向けて、状況を把握し、
対策でうまくいっている国から学び

国を、国民を助けて欲しいと願ってやまない。