台湾コロナ対策 GPSで追跡する監視社会 | 帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

4度結婚したオンナの、「幸せ」の追求と日々。
5年間のタイ、バンコク生活から2018年末に台湾、台北に移住し、5年。
約10年余の海外生活を終え
2024年春から拠点を日本に。
2025年4月2冊目商業出版決定✨✨


ほぼ自宅にいる私達の携帯が鳴った。



つい先日新規感染者0を更新し、収束の兆しに台湾中が喜んだ翌日の事だ。




新たな感染者は訓練から戻った軍艦からの帰還者だった。

軍艦でクラスター感染か?!

そして、保菌している可能性のある軍人ら(研修生含む)が台湾国内に散らばったという。
既に乗組員300人余と関係者700人余は検査済み。
(軍は蔡総統に謝罪し、蔡総統は国民に謝罪している)




その行動範囲をGoogleマップにて公開、接触した可能性のある21万人の個人の携帯電話に注意喚起のメッセージが届いたのだ。
(携帯電話番号は個人を特定出来る)






ご近所の人にも、先日の展示会場のオーナーにもそのメッセージは届かなかったという。


私達は地図上の場所には行っていない。


15日は深夜にファミマへ
16日は24時間自宅に居た
17日には台北101隣の展示会場でアートサロンのオープニングに参加した



可能性としては、
17日のMRT淡水信義線に乗っていた、という事??



「台北駅」でこの人は降りた
(私達が降りたのはその先の台北101駅)



だから、
その日、台北駅を通過するこの路線に乗っていた人全員にメッセージが来た?!のか?

もしくはピンポイントにその時間の電車を利用した人に?


MRT(地下鉄)に乗るにはSuicaのようなカードでピッと改札を通る。そのカードとも携帯電話番号は紐付けられている。



誤報もある、と言われて
気休め程度にホッとするが、



どこかで接触したかまたはニアミスしていると思うと
やはり気になる。



それにしても
この追跡調査は凄い、


その人の行動は聞き取りもあるだろうけれど、いつどこで誰と会ったかすれ違ったかが


本気になれば、明らかになる事への驚き。




監視社会はそれを使うトップの善に委ねられている…。





自宅でほっこり