第2章の幕開け 【令和】 | 台湾で着物を楽しむ♫ hirokoの海外ブログ 〜4度目の結婚生活と着物のこと〜

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4度結婚したオンナの、「幸せ」の追求と日々。
5年間のタイ、バンコク生活から2018年末に台湾、台北に移住し、海外生活続行中です。
日常着として「着物」を愛用、旅行含め「着物」に関するあれこれを綴っています。
ライター・ラジオD J は、しばらくおやすみです。

学びの多かった展覧会ですが、

一番、何度も、驚きと共に学ばせてくれたのは、台北オークションセンター、ギャラリーオーナーのレイでした。



レイは以前からネット上でオットの作品の事は知っていて、作品のファンではあったのです。




(世界のどこからか来るオファーは全てwebからで、その大切さがわかります)



昨年10月に台北のArt book fairで初めてお会いしました。

(そこに出展するきっかけは同年6月〜8月の宜蘭県文化庁の展示に呼ばれた事、それが始まりでした→コチラ



私はその際に連絡先を交換し、11月末にバンコクから台北に居を移すつもりだと伝えました。



今回のお話をもらったのが今年3月。

(その時まだオフレコでしたコチラ



そして4月のアート展示(今回)、今後の展開について、彼の考え方を聞きました。



値段設定

作品選び

エディションに関して

市場への影響

知名度の上げ方


などなど、


台湾人に受けるもの

市場にインパクトを与えるもの

コレクターが、ARTを資産にしていくための道筋


知りたかった事

模索していた事に


自信に満ち溢れた様子で語るレイに、

彼もまた、新たにオープンしたこのギャラリーの未来に懸けている意気込みを感じました。



運命共同体のような気がしたのです。


数年かけて、このギャラリーが台北で一、二を争う地位を確立していくのに、

オットを推し作家の1人に選んだ。


そう理解しました。


ついていこう。

信じよう。


この人の夢に自分達の夢を載せよう。





結果は思っていた以上の成果でした爆笑💨





「売れる」事は大事‼️


ARTで食べていける、にはまだまだですが、その手ごたえの端っこを掴んだ気がしました。







調子づき、

安易に「次はアートバーゼルに出たい!」などと こどものように叫んだ私に



リアルにその土地のコレクターに、

確実に作品が買われていく事の価値を話してくれました。



大きな会場(市場)で顔が知られる事より、作品が多くの人の手元に届く事の大切さを。



世界に出ていく

価値をあげていくために

今何をすべきで、何をしないべきか、

何が大切なのか を。



いちいち、納得し、信頼は深まっていきます。



ギャラリーにより

オーナーやキュレーターの目指す場所

思いは異なります。

作家への力の入れ具合も。



それも、その出会いも結局は何らかの縁です。


バンコクでも

台湾でも

優れたキュレーターとの出会いはありました。


でも数年計画で形づくろう、

というギャラリーオーナーとの出会いは

今回が初です。


タイミングがばっちり合ったのだと言えるでしょう。





同時に日本で渋谷のギャラリーとの話も進めています。


平成から令和に変わるこの時期、

私達もきっと、

変わっていくのでしょう。




これは

2章の始まり、なのかもしれません。







その昔、亡き父に言われた事を思い出しました。



あるビジネスで結果を出して、

その報告に数年ぶりに実家を訪れた時の事です。


「お前は背水の陣を敷いて頑張った。

それは、誰にでも出来る事ではないな、

おめでとう」と。


滅多に褒めない父に褒められて…

ジワっとしました。



(背水の陣とは
一歩も退くことのできない絶体絶命の立場。失敗すれば再起はできないことを覚悟して全力を尽して事に当ること)



そんな大層なつもりはなかったのですが、


思えば

いつも崖っぷち(笑)



日本を出て、バンコクに居を移したのも


バンコクに5年いたのも、


台湾に移ってきたのも、


あまり深く考えずに思いつきをそのまま行動に移してきたのです。


多分常に、崖っぷち。

それを背水の陣といえば、そうなのかもしれません(笑)


が、もっと軽やか…

無計画です爆笑



2人だからやってこれた。


確実にそう言えます。


レイはそんな事も理解してくれているのか…

アーティストはオットなのに、

私にも必ず連絡や相談、報告をしてくれます。





そう、引っ越ししてまで来たこの台湾。


良い結果が出るのは 当たり前なのかな?

おかげ様はもちろんのこと!!




そのために、

その予感に導かれて

来たのだから…。




昭和に生まれた私達、

平成の終わりと、あらたな令和の始まりの狭間で大きな変化の渦中にいます。







新しい年(元号)も、

2人で頑張っていきます。

今後とも引き続き よろしくお願い致します。