私が着物を着はじめた時、着付けはYouTubeの動画を見て覚えました。
覚えたのは、手順。
後は、着ながら動きながら。
いかに美しい着姿になるか、の試行錯誤。
自分の好きな着付けや着姿の方に質問したり、写真を見て研究したり、
次に着る時に試したり…。
しかも、いきなり誂えた着物ではなく、仕立て上りの着物や、
アンティークやリサイクル。
当然のようにサイズがぴったりではないことも多く

そもそも自分にぴったりのサイズは一体裄が何センチなら着丈が何センチなら、良いのか?すら曖昧でした。
でも曖昧でもなんとか着れるものだな、という事も反対に学べた(笑)ので
結果良かったかな、と思っています。
裄は63センチ以上
(実際は65〜67がベスト)
あれば、許容範囲とか

着丈も150センチ以下だとアウトとかざっくり(笑)(実際は155〜157がベスト)
いつもお世話になっている雅星さんのサイトから↓
気に入った色柄の着物を手に入れやすい💖
あとは、着付けの腕次第…ということになります。
大切な故人の着物を私に託して下さる方もいて、
Terumiコレクションは、
裄は丁度良いのですが…
幅が貧弱な身体の私にはどうしても大きめ
でした。

背中心上半身は真ん中にしますが、
下半身はだいぶ右によります。
この分が大きい…。
でも前から見たら
それほどわからないですよね?!
こちらも、故Terumiコレクションより
誂えたようにぴったりに見えませんか?(笑)
背中心がかなり右に寄っています。
わからなかった方の為に…
しるしつけました。背中心(≧∇≦)
いただいた着物なのかな?で。
もちろん大きいものを小さくは縫い直していただく事も出来ますが。
お祖母様から、お母様から、また縁のあった方から、譲られた、それが着れてしまうのが、着物の良さです👘
洋服ならあり得えませんね(≧∇≦)
さて、まとめます!
サイズの大きい着物を、
まるで誂えたかのように着こなす
ポイントは‼️
1️⃣ 1番目の腰紐をかける前、
上前を合わせた後に、一度開き、しっかり
下前を身体の左側に入れ込む(巻きつける)
2️⃣わきの処理
背中心から余った布をしっかり前側に持ってきて、胸前の布を被せるように胸紐をかける。
おはしょりがたぶつかない、長くなりすぎないようにする
いかがでしょうか?
是非試してみて下さいね💖
追記
おはしょりを二段でとる、やり方は→コチラ
さらに、おはしょりを二段にした後、伊達締めでモコモコしないよう押さえますが、その時‼️
帯をめくれば(名古屋帯)帯上の背中の布が下から引っ張れるように二段にした布の下側を真ん中よりに少しだけ出しておくのがコツです!!
文字だけだと難しいのですが、
シワが寄った時にどこを引くとそれが解消されるか、を考えながら着付けると良いと思います(o^^o)