民族衣装と洋服とが混在する街、ネパール。 | 帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

4度結婚したオンナの、「幸せ」の追求と日々。
5年間のタイ、バンコク生活から2018年末に台湾、台北に移住し、5年。
日常着として「着物」を愛用、旅行含め「着物」に関するあれこれを綴ってきました。
2024年日本を拠点に再出発

民族衣装と洋服とが混在する街、ネパール・カトマンズ




式典以外でも、街に伝統的な民族衣装を纏った人々が往き来する。


女性達は、サリーと



サリー

細長い布1枚。なんと5メートル
もある長さ。それで女性の体を
クルクルっと包み込むように
着る民族衣装。


パンジャビ。


パンジャビ・ドレス(サルワール カミーズ)

チュニックに似た上着にレギンス、
ストールの3つがセット。



いくつかの色柄の違う生地を、器用に体に巻きつけたお婆さんもたくさん目にした。




そうかと思えば、顔立ちが彫りが深くエキゾチックだから、ここはネパールだと認識するが、多分どの国でも誰もが着ている洋服、Tシャツやジーンズに代表されるようなラフな服装の人々も当たり前のように居る。




ほぼ、同数?な印象。

インドでは、デリー・グルガオンあたりでサリーは日常的に少数派だった。

南インドのチェンナイでは、女性はほぼサリー、男性もチェンナイ名産のマドラスチェックの布を巻く人が多くいた。




タイではもうタイ衣装は、それこそ何かお祭りの時か式典でも、限られた人しか着ていない。






そんなこんなを考えて、

「着物」に視点を戻すと、

日本ではほぼ着物姿を見る事がない。

3ヶ月に一度一時帰国しているが、目撃すると数えるほど、珍しくなってしまった、のだと改めて感じる。



何故サリーは残り、着物は廃れてきたのか




そもそもサリーの生地も様々で、そこについた装飾の豪華さを見る限り、

普通の洗濯に耐えられる気はしない(≧∀≦)

もちろん普段着仕様のサリーもある。

(だから、着物に似てるな、と思うのだが





しかも、カトマンズ

5分歩こうものなら、全身を白くするほどの激しい砂埃まみれになるというのに


着物はお手入れが大変

サリーも大変そうだけど


何が違うのだろう



式典用は装飾の多い華やかなもの。

肌の露出も多い。







街中で見かけた親子…七五三的なお祝いっぽかった。



街中を歩く人…式典のものより洗いやすそう…。







寺院に来ていたおばあさん2人組。
色使いが絶妙💖




ポカラの街では織物を守る取り組みが…。



日本ではお子様の入学式、
成人式、
結婚式、に着る特別なものとなってしまった着物…。



確かに特別感はあるし、
お手入れに出さなくちゃ💦
で、着づらいものではある。



けれど、
日常に着れる普段着物はもっとずっと手軽だし…
洗える良いものも出てきています。



日本の街中に、洋服が当たり前のように、着物を着ていても【当たり前】くらいに、
着物姿が戻ると良いですね。




そうそう、
今回ご一緒したChihoさんも
【男性の和装は素敵💖】
との意見の持ち主。

乗り合ったタクシーの中で、図らずも散々その話題(笑)
オットが多少感化されたようで…

ちょうど台北での作品展示の話があり、
その時には、
和装デビューが出来るかな?(≧∀≦)

乞うご期待を‼️