この度の投稿には沢山のコメント、メッセージなどをいただき、ありがとうございました。
今までの経緯はコチラ
そのどれもが優しく、どれもが柔軟で、どれもに着物愛と、私への配慮を感じられるものばかりで、
ただただ、感謝の思いでいっぱいです。
ありがとうございました。
2~3日、お応えも出来ず、いただいたコメントにもお返事出来ずにいたのは、
私自身答えを決めかねていたからです。
真剣に真剣に
考えて
感じて
考えて
感じて
着付けに携わる方々からもとても柔軟で私やオットの立場に立った回答、
また、今の、これからの着物業界の話まで
どの方のどの意見も
「正しく」
どれを採用しても、それはそうだろう、と納得する
また、
何か言いたい方はどれを採用しても言うだろうし(>人<;)
結局は
自分がどうしたいか
に戻るのです。
が、そこが、
本当に自分がそう思うのか、
誰かからの刷り込みや、他人から目線での外側の意識からくるのか・
判断がつきづらかった。
私はゆかたは好きだし、カジュアルシーンではいくらでもおしゃれにきちんと着こなせるアイテムだと思うし、
夫婦でゆかた姿は、海外の方にも喜ばれ、手軽で好きです。
が、やはりどうしても
「結婚式にゆかた」は
自分自身が抵抗があり、
心がざわざわしたんです。
南国でも、
ドロドロになる可能性があっても、
「よし!ゆかた」とは決断しかねたんです。
あとは、どのくらいカジュアルなパーティなのかがわからない事が一番私をざわつかせました。
全くわからない、
もしかしたらジャージの人もいるのかも…
それでも、
誰もがラフで自分だけ堅い方が、誰もがフォーマルで、自分だけラフよりは、まし。
もう、これは個人の感覚なので、オットとももちろん意見は合いません。
南国だし
旅行だし、
インフラが整っていない砂埃の中、タクシーに乗るにしても、いや果たしてタクシーがないかもしれない、
夫婦でゆかた、素敵じゃない。
もちろん衿をつけて、着物風に着れば、ある程度きちんと見えるし…
には大賛成なんです‼️
誰かがそうしたい、と相談してきたら、良いと思う!と答えるでしょう。
でも、私がそれをする、と決めるには
ざわざわするんです(>人<;)
ある着付けの先生は、ゆかたに
白衿白たびに、二重太鼓をすれば?と…
いや、私的には、ゆかたに二重太鼓はナイわ~~なんです
ゆかたはゆかたとして、
着物風に着ようが、
衿なしで着ようが、
ゆかたらしい良さがある、それはそのゆかたの色柄と帯とのコーデで、作るもの。
ゆかたで、はんなりも
ゆかたで、粋も
きちんと感を持って美しく着れる。
そして、手軽。
(お手入れがね)
ゆかたは大好きだし、
何よりオットと2人ゆかたを着ることも大好きなのだけれど…
それは、あくまでもカジュアルな普段の時。
彼にはスーツで、
結婚式にでてもらう事になりました(>人<;)
ネックとなったオットのひと言
「ゆかたにする」を
もう一度、良く聞いたり、
私の考えを話したり…
夫婦でゆかたで楽しむ機会は、他にいくらでもある。
オットはゆかたが似合うと思う。
今は拒否られているけれど、そのうち、着物や羽織を着ることも、好きになってもらいたいし、誂えたい。
(ここは頑なに拒否のまま)
バンコクにあるリサイクルショップで買うか、レンタルをしようか、とも提案しました。
が、オットは
「着物はいらない」と…
ようやく
「ゆかたがダメならスーツにしよう」を、彼から言い出してくれて…
一件落着?!
少し、申し訳ない気になりました。
話している過程では、
もう何がなんやら
わからなくなっていたんです(>人<;)
花嫁さんである友人の彼女は、私がきもの、でなく洋服だったらガッカリするなー、
でも来てくれた、という事に喜んでくれる。
ゆかたで行ってもそれは同じ。
そう考えると悩みました。
汚れようと何しようと、付け下げに袋帯二重太鼓かな、とは思うけれど…
海外なら旅先なら、
一歩日本を出たら、そこまで日本のしきたりや伝統はこうだから、を持ち込むのは…
どうなんだろう?
次に続く人の道まで塞ぐ事にならないだろうか?
とか余計な事まで考えてしまって💦
私が、着るものに何や彼や言われたくないように、
オットだって、何や彼や言われたくないだろうし、
それは皆
それぞれの考えがあっての、
自由で良いわけだし…
とはいえ、私は
服装は一番外側の名刺みたいなものだと思っていて…
夫婦だと、じゃお互いの好きなものを着よう、とはなかなか思えなくて…
…そこを分解していくと、
彼が非常識だと思われたくない
彼が笑われるのが嫌だ
それは、私が彼を説得しなかったから、私が
その非常識を許したから笑われる、のが嫌なのか??
と、結局は
自分の保身か?
になり…
そんな自分も嫌だなと思ったり(笑)
何故
きものが皆んなに
敷居が高くなったか、
は
手軽ではない
お手入れが大変
さらには
決まり事が多い
からであり…
でもその「決まり事」は伝統と呼ばれていて
二重太鼓のように、「お祝い事が重なっていくのを祈る」思いを着るものに込めて表すなんて、とっても素敵な事だと思うの。
心を表せる衣装としての着物の文化は残したい。
でも着物はもっと自由で楽しく普段からオシャレのひとつとして楽しみたい。
だから、冠婚葬祭の時だけはしきたり、決まり事は守る
あとは普段着は好きで良いじゃん♫
を発信してきた私。
じゃ?海外では?!
の時に、
タイで日本人同士、タイ人と日本人という、2回、披露宴に出席する機会があったのですが、
2回とも、
一つ紋付色無地に袋帯
付け下げ訪問着に袋帯
と、
まあいわゆる「きちんと」してお祝いしました。
では今回のように、
国をまたぐ
外国人同士
に招かれた場合は?
オットにも出来るなら、着物を着せたらいいんだよね。
仰々しくなる…
私の訪問着だって充分仰々しいよ💦
ネパールで…
だとしたら、2人で着物なら
ヘンテコに略して略して、より
着物同士の方が落ち着くと思い、
2人で着物
(オットは着物を持っていないので、この際着物デビュー👘)
も却下でした。
で、結論は、
スーツと、私は着物👘
私だけ着物。
ちゃんと礼装。
最初に考えた通りに落ちつきました。
もう、行って帰ってきたくらい疲れました💨💨💨
私の本当の思い
ここまで考えて
また、夫婦で話せて良かったです。
私はバリバリではないけれど、やっぱり保守派(笑)なんだな…
オットは枠もなく、自由な人だけれど
私の「思い」を尊重してくれる人
ごめんね、
ありがとう。
皆さま!
お騒がせ致しました💦💦💦