帯付き、長着を着流し、という姿は記憶になく、
常に羽織りを着ていたから、冬にしか着ていなかったのかな?!
夏目漱石の写真のイメージ
(と思ったらスーツだった!)
(父に)ヒゲはない。
私の記憶の中の漱石、何で着物着ていると思い込んでいたんだろう??
あ、こっちに近い…
諭吉じゃん?!(≧∀≦)
顔は…
王貞治と宇津井健を足して2で割ったみたいな(≧∀≦)
写真お借りしましたが、まあ昭和のお父さん、てこうだったわよね?!
自宅に戻ると、スーツから着物に着替え、
寝る時は寝巻き、パジャマでなく、ゆかただった。
これは母もだ。(寝る時)
晩年入院するまで、(病院からパジャマを指定されるまで)寝巻きだった。
でもそのうち、入院先の病院でもパジャマをやめて、ゆかた(寝巻き)にしていたなぁ〜。
寒くなると、母が
「丹前を出しましょう」と言っていたので、私は男の人が家で着る着物の事を丹前と言うのだと思っていた(≧∀≦)
お正月には、いつもの丹前ではなく、シュッとしたよそいきの着物と羽織をさっぱりと着こなし、いつものリビング(居間)ではなく、神棚のある和室か、床の間のある部屋に御膳が用意された。
(来客の有無で変わった?!)
私と姉も晴れ着を着せられ、お屠蘇を頂き、それぞれが一年の目標を発表させられた(笑)
それが終わらないと、おせちに手を付けられなかった…。
父の和服姿の印象は
冬のものだった。
もうすぐやってくる…11月11日が命日。
タイでは、まさに故前国王様の火葬の義が行われ、数日前から、タイ全土から最後のお別れに国民が王宮前に集まってきている。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1599177773500743&id=768323669919495
街から人は消え、コンビニまでもが営業を停止し、皆で追悼する。
この一枚岩となれる、皆んなで共有する哀しみと尊敬の念は、羨ましく厳かで、
言葉を失う。
タイの前国王様は、タイ国民にとって、偉大なる父のようだったと聞く。
私も、今日は自宅で静かに亡き父を偲ぶ。