着物の収納 | 帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

4度結婚したオンナの、「幸せ」の追求と日々。
5年間のタイ、バンコク生活から2018年末に台湾、台北に移住し、5年。
約10年余の海外生活を終え
2024年春から拠点を日本に。
2025年4月2冊目商業出版決定✨✨

10月20日 14時の気温33度…。

着物を着る  には、
気合いが足らず、
洋服で家を出た(−_−;)

着る機会を増やそう、と思った矢先に出鼻を挫かれた感じ…。

乾季に着るために上下入れ替えたクローゼットの、袷着物と、夏着物をまた入れ替えようか、真剣に考えてしまう。
単、なら一年中大丈夫よ、と言っていた師匠の言葉がこだまする(笑)
ホント、そんな感じだ。

ここは常夏の国タイ。
湿気も多く、湿度も高い。

空気も汚れているし、道もガタガタ。
雨季もあり、うっかりすると歩道に自然に仕掛けられたトラップ、
足元ガタガタのため、踏みどころが悪いと、晴れていても、雨の後に溜まった泥みずが、歩道を形成しているブロックとブロックの隙間から、足にかぶる事になる…。

こんな過酷な環境で、
洗える着物だけでない正絹の着物を続々と持ち込んだ私の次の課題は、収納だ。

日本なら桐ダンス、が普通なんだろうな。
私も、1回目の結婚の時には(現在4回目、この話はまたいつか)婚礼家具として
両親からドトーンと、持たされた。
一度も袖を通さなかったぴっかぴかの着物達と共に、ね。

でも、荷物を処分してから来たタイで、しかも湿気の多いこの場所で、桐ダンス、という選択肢はない(−_−;)

私よりたくさん良い着物をお持ちの在タイ歴の長い、着付け教室をされている先輩が、桐ダンスはタイの湿気で、引き出しが開かなくなる恐れがある…。
というような事をおっしゃっていたのを、小耳にはさんだのだ。

まあ、荷物を増やさないで生活したい私にとっては着物が増えた事だけでも、想定外なのだから…。

で、収納。

寝室は2つあり、どちらにもクローゼットがある。
1つは小さめなので、広い方の寝室のクローゼットに私のもの、小さめの方は夫のもの、と分けてある。

クローゼットは両脇、真ん中と仕切られており、右端には丈の長い洋服が吊るせる、真ん中は2段に分かれていて、左端は、棚がいくつか、という作りだった。

洋服は端に追いやられ、後は畳まれていくつかの箱に入れられ、積まれている。
で、真ん中の上下にたとうしに包まれた着物達。
一枚に一枚ではなく、だいたい4枚ずつくらいを一枚のたとうしに入れ、積み重ねている。

ごめんなさい。
着物がかわいそうですよね…(TT)

下の段には洗える着物、ゆかた、ウールの着物、上の段には正絹のもの。
上段の上の方にはなるべく良いものを、と思いつつも、普段取り出す時にいちいちそれらを触らなくてはいけない事を考えると…
(季節はないにしても)今着たい着物が上、あまり出番がないものが下になってしまっている。

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虫対策には、タンスに敷く防虫シート。
水が溜まるタイプの湿気とりは3つ常備、ひと月で満タンになる(TT)


私は洗える半襦袢派。
半襟もよく使うものは、あらかじめ付けておく。

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帯や小物は、右端の棚にそれぞれ場所を決めてしまっている。
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この下のスペース50センチくらいの棚にたとうしに包まれた帯が入っている。

草履や下駄は玄関の収納に。
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クローゼットの引き戸前面が鏡なので、着付けはこの前でする。

収納で何か
こうした方が良い、とか
アドバイスがあれば是非いただきたい!!

そして、積んでいくしかない今の状況以外に何か良い方法があるのか???

これ以上
増やしたい、増やしたくないという両極の葛藤のなかで、良い収納方法が見つかったら、私はどこまでいくのだろうか(笑)