泥なんてなんだい -3ページ目

泥なんてなんだい

あんなことやこんなこと

さて、時間はちょっと遡ります。

淡墨公園に向かう往路、

大垣まで行かずに関ヶ原ICで高速を降りた後は

山道と街中の下道を走りました。

道中は少しややこしくなりましたが、

NAVITIMEで経路検索したらその方が少し早かったのですね。

淡墨付近が渋滞するということは有名で知っていたので

一秒でも早く淡墨公園に着きたかったのです。

でも、これが正解でした。

こういう偶然の出会いってステキですよねぇ(´∀`)


さてどういうことかといいますと。

山門前


とてもステキな道。

ちなみにこの写真の手前は十字路になっていて、


「山門前」という名前の交差点です。


前日、経路を調べていたとき


ワタクシが見た限りの地図では交差点の名前が出ていませんでした。


写真の左側に昭和シェルのガソリンスタンドがあって


それを目印にしていたのですが、


そのさらに奥には何があるかまでは目は行きませんでした。


行きしなは写真の右側から奥に向かって右折したのですが、


信号待ちでまず目に入ったのが


「山門前」という交差点の名前の看板。


「なんや、ちゃんと名前あるやん。


『山門前』?何かお寺があるんかな??」


道が信号待ちのワタクシから見て左奥に伸びていたので


道の先がどうなっているかまでは見えませんでした。


信号が青になって右折、そうしたら写真の桜並木!


「何じゃこりゃ!?すごいいい雰囲気や~ん(´∀`)(´∀`)」


ちょっと停まろうかとも思いましたが、


淡墨がおれを呼んでるぜ!


とばかりにちょっと心惹かれながらもそのまま通過。


で、前回のように淡墨を存分に堪能した後、


復路は事前に決めていたルートを走っていたのですが、


なんとさすが内陸の山奥、そのルートの山道が


まだ冬期閉鎖中で通行止め!(ノ゚ο゚)ノ


仕方なし、来た道を途中まで戻るか。。。


今思えばこれも運ですね。


こういう時はこういうことが重なるものなんだな。


で、写真の交差点まで戻ってきて


「やっぱりステキな道やなぁ~」


とときめきながら


今度は写真奥から右の方に左折。


このときガソリンスタンドの奥をちらりと見ると、、、


!!!!!!!!!!!(ノ゚ο゚)ノ


ものすごい光景が目に飛び込んできました!


次なる目的地にもなるべく早く着きたかったので


一時スルーしようと思いしばらく走り続けたのですが、


その間も心の中ではものすごい葛藤w


しかし最後には


「あれをスルーしたらいかんやろ!!」


心の中の仏さまから天啓をいただきました(。-人-。)


はいUターンwww


さぁお見せしましょう。


谷汲山華厳時参道


谷汲山華厳時参道


もの凄い桜・トンネルタイプ!


なんだここは!?


って検索すると、ここは


「谷汲山(たにぐみさん)華厳寺」


という天台宗の寺院に続く参道だったのですね。


しかもこれまた有名な桜の名所らしい。。。


そりゃそうですよね、これだけの桜並木なのですから。


しかもこの時が満開。

谷汲山華厳時参道


交差点のところにあった総門から仁王門までの参道約1kmにわたって


延々と続く約300本のソメイヨシノのトンネルの中を歩いていきます。


なんかね、桃源郷に来たような、ぱっと明るくなって


とても華やかな気持ちになりましたヾ(@°▽°@)ノヾ(@°▽°@)ノ

谷汲山華厳時参道コントラスト


このワタクシめはこの光景をスルーしようとしたのですよ!?


あり得ますか!?


あり得ませんよね!!


谷汲山華厳時参道の桜


しかもちょうど少し青空も広がってきて、もう最高(°∀°)b


谷汲山華厳時参道


コントラスト


桜のピンクと新緑の緑、わずかに見える空の青、雲の白、、、


あぁ贅沢。。。


谷汲山華厳時参道の紅枝垂れ


途中の飲食店の駐車場に咲いていた、これまた見事な紅枝垂れ。


谷汲山華厳時参道の紅枝垂れ


谷汲山華厳時参道


ほんとはゆっくりと寺院の中まで見て回りたかったのですが、


やはり次の場所が気になって仁王門にたどり着く前に引き返しました。


短時間の滞在、しかも寺院まで行ってないのですから


罰当たりな話ですが、


それでもこの偶然の出会い、ほんとに嬉しく


感謝、感謝です。


調べると、仁王門もとても立派な造り、


寺院の中もとても落ち着いた素晴らしい場所のようで。


次来るときは絶対にゆっくりと堪能しよう。



最後に、、、


谷汲山華厳時参道


狙ったわけではないのですが、


真ん中のお父さんとお母さんがなんかとてもいい一枚です(^-^)


構図はもうちょっとアオリの方がよかったかなぁ。。。w



さ、次回は花巡り最終回。


この後、国道303号線をひたすら西へ。


その先は?


気になった方は調べてみてください。


きっとわかるはず( ´艸`)



※前回の記事で「飛騨清見」を間違えて


 「飛騨清美」と書いてしまいました。


 お詫びして訂正いたしますm(_ _ )m





ペタしてね

北の方では桜も見ごろを迎えているころでしょうか。

こちらはもちろんすでに終わってしまいましたね。

ちょうど一年前の桜の良いころはインフルに倒れていたワタクシ。

回復してからも体力まではすぐには戻らず、

ろくに桜を楽しめませんでした。

それを取り戻すかのように

今年は桜三昧、桜まみれで楽しみましたよ!


無理やり、急に、

平日に休みを取ってまで
(σ・∀・)σ



社会人としてどうなんだという意見には一切耳を貸しませんよ(笑)

だってしょうがないじゃないか、

天候不順な上に、日が近くなるまでいつが満開かわかんないし、

天気も予報がころころ変わってわからん!!

そこまでして今年は見に行きたい桜があったわけです。

一度こうと思うと

小さい子どものように頑なになるワタクシを止めることはできません!

(↑ええ歳したおっさんの言うことか)

おかげさまで雨の谷間、しかも満開の時に行けたのでございます。

関係者のみな様方、まことにありがとうございましたm(_ _ )mm(_ _ )m

ちなみに花巡り編、全三回を予定しておりますよ!


そしてそんな仕事以外のことでは気合十分なワタクシが出発したのは

仕事に出かけるよりも早い時間ww

平日とはいえ山中にあるとても有名な桜の名所、

満開初日。

毎年、満開の時季の渋滞も有名です。

(ワタクシが着いたときはまだガラガラで気持ちよく走れた道でしたが、

案の定、その場所を去るころには

長~~~い渋滞となっていました。くわばらくわばら。)

で、どこに行ったのだというと、

はい、こちら。

根尾谷


…地元の人でもきっとわかりませんねww


ここはお隣の岐阜県は本巣市根尾板所。


知ってる方なら「根尾」という地名でピンときたかもしれません。


その桜は、

淡墨桜


日本三大桜の一つ

「淡墨桜(うすずみざくら)」


です。


そんなすごい桜がお隣にあったなんて


つい2,3年前まで知りませんでした orz


その満開に花を咲かせた姿を


是非この眼で見たいという願いがようやく叶いました(*^▽^*)


淡墨桜


桜の種類はエドヒガン。


樹高・17.2m 枝張り・東西23.9m 南北21.2m 幹囲り・9.1m


国の天然記念物にも指定されています。

花は、つぼみの時は薄いピンク、満開時には写真のような白、

散り際には淡い墨色になるそうです。

淡墨の名はこの散り際の色から付けられたのですね。


淡墨桜


どうでしょう、この枝ぶり。


樹齢は1500年余りと云われています。


1500年前、西暦500年ごろというと日本は古墳時代、


日本最大級の大仙陵古墳(仁徳天皇陵)など


大規模古墳も築造された時代。


聖徳太子の飛鳥時代よりもまだ前の時代、


「古事記」「日本書紀」に記述がある時代のこと。


個人的にはこの時代は、確たる史料も多くなく


神話と現実が入り混じったような感覚のある


よくわからない、不思議な時代。

また大和朝廷が成立したころだともいわれています。

この淡墨桜も、都での迫害から逃れこの地に潜っていた


第26代・継体天皇が皇位を継承する際に形見として植えた


という伝説が残っています。

そんなころからあると云われているこの淡墨桜。

しっかりと存在しているのですねぇ。。。


淡墨桜


淡墨桜


しかし、この淡墨桜、実は過去に枯死しかけているとのこと。


大正時代に降った大雪で枝が折れ、幹が裂け、


そのころから著しく衰え始めたということです。


上の二枚の写真を見ていただいてもわかるように


幹も空洞化が進んでいるのですね。


戦後、いよいよ枯死は免れないといわれたのですが、


巨大な根も当時、ほとんどが腐っていたということです。


しかし、なんとか生き永らえさせることはできないかということで


岐阜市の歯科医師で

独学で樹木のことを学んだ前田利行氏の指揮により

238本の山桜の若根が根接ぎされ、見事によみがえりました。

その後も昭和34年の伊勢湾台風の被害で

再び危機的状態に陥ったようですが、

作家・宇野千代氏の嘆願により国、県を挙げて保護することとなり

手厚い保護策と幾度の手術が行われました。

多くの方の力により、今もその姿を見ることができています。



淡墨二世


そして、淡墨桜の横で寄り添うように咲いているこの桜は


「淡墨二世」。


再生したといっても往年の姿は望めない


老齢の親を助けるようにその枝にたくさんの花を開かせています。

淡墨二世


ちなみに子どもは、この一本だけではなく、


日本の各地で育てられているということですよ。


是非、淡墨桜の血統?を広く、末永く遺していってもらいたいですね。


もちろん淡墨桜自身も末永く。。。


淡墨公園


淡墨公園全景。


残念ながら淡墨親子以外の桜は


すでに散ってしまっていたのでしょうか、


ほとんど花をつけていませんでした。


画像を探すと


一緒に満開になっている光景が見られるのですけれどね。残念。

淡墨桜


正直な話。


画像などで見ていたもので


もっとぶわーっと咲いている姿をイメージしていたのです。


第一印象は「ちょっと物足りない」でした。


今年は天候も不順で暖かくなったり寒くなったり、


曇りが続き、雨もよく降りましたから


木も元気がなかったのかもしれませんね。


それに雨は降りませんでしたけれど、当日も生憎の曇り。


その点も印象的にマイナスに働いたのかもしれません。


とはいっても1500年生き続ける生命力。


去年、同じ岐阜の飛騨清見の西光寺で見た


樹齢800年の枝垂桜の倍近い時間。


その佇まいにずっと圧倒されていました。


また次は青空の下でいっぱいに花を咲かせた


元気な淡墨桜をみたいと思いましたよ。

それにしても、淡墨桜が一番元気だった時代、満開の時季のその姿、


どれほどの姿だったのでしょうね。



今日のおまけ。


桜


これは駐車場から公園に続く道に咲いていた桜です。


今回みたいに離れたところから撮る被写体=淡墨桜で


こういう写真撮ろうと思うとやはり望遠がいりますねぇ、、、(。-_-。)ホシイ



さて次回、その二は次なる場所へ向かう途中で偶然出くわした


これも見事な花巡りです。




ペタしてね
はい、毎度でございます(・ω・)/
さらっと始めて見ましたよ(笑)

前々回の菜の花畑、
また3月にでも~なんて言っていましたがそれも行けず、
さらにはまた更新間隔が空いてしまったので、
次あたり、まさに正月元旦から溜まっている空でも
アップしようかと思っていたら
もう桜の季節。

なんだか今年はちょっと早くなかったですか??
三月の下旬ごろニュースで東京の開花宣言、
月末には満開なんてことを聞き、
「え?もう??(ノ゚ο゚)ノ」
なんて驚いていましたが、
なんのことはない、こちらでも気が付けば桜、似たようなものでしたww
週の後半から週末ぐらいがたぶん一番だったでしょうね。
しかし、この週末は花散らしの天気。。。
唯一昨日の土曜日は予報を覆して奇跡的に天気が快復、
ワタクシもこれからのシーズンを見越して
ズルズルだった相棒一号のタイヤを交換しに京都まで行き、
帰り道ふらふらと市内を走っておりますと
各社寺や加茂川、高野川沿いでは
それは見事な咲きっぷりでございましたよ。
水辺に桜並木、これ以上の相性はありませんね。
残念ながら写真はありませんが、また是非おさめたいものです。

さて、、、
この季節、インフルに倒れた昨年の苦い思いを払しょくするように
今年は近辺の桜、くまなく堪能しました(°∀°)b

まずは今年も元気に咲いてくれました家の桜。

家の桜


家の桜


今年も枝ぶりは寂しいままでしたが、


なんだか例年以上にこんもりと花をたわわに咲かせていたように思います。


地面はピンクのじゅうたんですが、


花散らしにも耐えてまだもう少し楽しませてくれそうです♪



大学の枝垂桜


こちらは某大学の正門前の枝垂桜。

大学の枝垂桜


見事に枝垂れてますねぇ。


大学の枝垂桜


青空に映えます。



お次は、ちょっと離れたところにある


スーパーの向かいの私有地の桜の林。


追分の桜


これが私有地だっていうんだからすごいものです。


追分の桜


追分の桜


西日に照らされて。


追分の桜


ほんのりピンクがなんだか華やかな気分になってうれしい(*^▽^*)



最後は昔、川だった場所の堤防にある広場。


山寺の桜


山寺の桜


この辺りは堤防沿いにずっと桜が植えられていて


ちょっとした穴場にもなっています。


きれいですよ~。


山寺の桜


山寺の桜


山寺の桜


山寺の桜


五枚の花びら。。。


山寺の桜


これ、昨日の午前中撮ったのですが、


午後には雲が広がっていました。


午前中行ってよかった(・∀・)



近所の桜はもうそろそろ終わり。


寂しい限りですがまた来年、です。


しかーし、今年のワタクシの桜は


もうちょっと粘りたいと思っています( ´艸`)


タイミング的にはほぼばっちり、


天気はいまのところ五分五分。


また奇跡の快復を願いたいものですが、


個人的には勝算が高いです( ̄▽+ ̄*)


賭け事にとにかく弱いワタクシ、


こんなことなんて言ってると??(笑)


お楽しみに。




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