Freedom Computer用アプリ作成の道 その13 | hiro0719jpのブログ

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ハチロクのエンジンを制御してるフリーダムコンピューター(Freedom Computer)のサポートツールであるFCSSに代わるセッティングツール(FCST)開発の続きです。

 

先回は、基本機能である、接続・取得・表示・保存に絞り、FCSTをMicrosoft Storeに登録した話でした。

『Freedom Computer用アプリ作成の道 その12』ハチロクのエンジンを制御してるフリーダムコンピューター(Freedom Computer)のサポートツールであるFCSSに代わるセッティングツール(FCCS)…リンクameblo.jp

 

 

今回は、一部機能を絞っての提供ですが、噴射マップ、スロットルマップ、点火マップ(ドエルアングル、ノック制御含む)の編集機能を追加しました。

 

自分のAE86での動作確認は行なっていますが、例によって 他のFreedom Computerでも正常動作するかどうか分からないので、もしも使う場合はバックアップを取りながら慎重にお願いします。もし、何か不具合がありましたらご連絡いただければと思います。

 

因みに、「一部機能を絞って」という部分ですが、

  • 回転数は500rpmピッチで500〜9000rpmまで
  • 吸気管圧力は50mmHgピッチで50〜800mmHgまで(吸気管圧力ビッチの変更や、過給機には対応していません)
  • スロットル開度は5%ピッチで0〜95%まで
  • A/Fマップは非対応(物理値変換の仕方が分からず・・・)
  • マップトレース機能なし

となっています。

 

開発に掛けられる時間も限られているので、ご了承ください🙇

今後の事は、皆さんからのご意見や、情報を頂いて考えてゆきたいと思っています。

 

使い方は、先回書いたように立ち上げた後、「Set」タブにある「IG-Set」や「F-Map」「Th-Map」を押すと、それぞれのMapをFreedom Computerから読み込むので、それぞれのタブに移動するとMapが表示されます。ここで適宜、値を変更すれば即時Freedom Computerに書き込まれます。


オフラインでの編集や、マップの保存、比較などシャレた機能は付いてません(笑)


ユースケースとしては、エンジンを回した状態で、A/Fがずれていた時や、ノッキングした時、もう少し点火時期を早めたい時、マップがスムーズじゃない時に、このマップを変更しつつ、イイカンジの所を探す感じかと思います。


その間もずっとログは取れているので、あとから落ち着いてデータ確認して最適値を探す事も可能です。


 

この動画を見ていただければ、使うのはそんなに難しくないかと思います。

 

注意が必要なのは、Freedom Computerで学習をONにしている場合、Freedom Computer内部の噴射Map、スロットルMapは更新されて行きますが、FCSTに表示されているMapは読み込んだ時のままなので、不整合が生じる可能性がある点です。

 

そういう場合は、Freedom Computer側の学習をOFFにするか、「Set」タブにある「F-Map」や「Th-Map」を押して、再度読み込んで頂ければと思います。

将来的にはこのような不整合が発生しない仕組みにしたいけど・・・


 

あと、今回のバージョンのMicrosoft Store登録はしばしお待ちください(申請の仕方を忘れてしまったので😅)。

 

 

因みに、ホームページの方も地道にアップデートしていますので、興味ありましたら、ご覧下さい☺️

https://sites.google.com/view/paddock-n/