播磨旅行2日目。
《国宝&世界遺産・姫路城》見学の続きです。
いよいよ“姫路城観光ガイド”と城内の見学開始!
《いの門》をくぐり《ろの門》を抜けた場所で
モモママと“姫路城観光ガイド”の記念撮影をしました。
このガイドさん、出会ってお互い自己紹介すると先ず、
「大河ドラマの“軍師官兵衛”と“どうする家康”は
御覧になっていましたか?」と私達に聞きました。
私が「観ていましたよ~!」と答えると
「それは素晴らしい!姫路城を見学に来るのに
官兵衛さえ知らないお客様が多いんですよ・・・」との事。
そして、モモママが
「“真田丸”も“麒麟がくる”も観ていましたよ~!」と答えると
「御夫婦で戦国時代、歴史は詳しいんですね~!
それはガイドのし甲斐がある。嬉しいです!」と
大喜びのガイドさんでした。
ガイドさんの石垣や併、狭間などの説明を聞きながら
《はの門》を過ぎると姫路城の3つの天守が見えて来ました。
《姥ヶ石》前から眺めた《乾小天守》、《大天守》、《西小天守》
木が冬枯れしていたので、しっかり身近に3つの天守が眺められ
その造りの素晴らしさをより実感出来ました。
ふと石垣を見直すと・・・。
石垣が2色に分かれていたのでガイドさんに質問すると
「下の黒い部分は屋根瓦から雨垂れがあたる部分、
その上は雨垂れがあたらない部分。
下は本多氏時代、上は池田氏時代の造りと言われています」と
とても丁寧な説明をしてくれました。
この後、天守の中に入ると感動、感嘆する事が多く
殆ど写真を撮る事を忘れてしまいました。
撮ったのは僅か3枚だけ!(笑!)
《東小天守》から眺めた正面《西小天守》、
左側は《大天守》、右側は西小天守に続く廊下です。
その廊下が・・・。
此方!モモママとガイドさんが歩いています。
この“板張り廊下”は中央と左右では板の輝きが違います。
中央はまだ鉋(かんな)が無く手斧(ちょうな)で板を削った
古い時代の造りだとの事。
時代の変遷を感じさせてくれました。
そして、最後に姫路城の世界遺産登録30年を記念して
普段非公開の《西小天守》を見学した後、天守外に出ました。
青空をバックに聳える姫路城。
天守台(石垣)の高さは14.8m、大天守の高さ31.5m、
大天守の重さ5700t(推定)。
重機も無い時代によく建造したと驚くばかりです。
モモママ、天守をバックに記念撮影。
「令和の千姫かな?アハハ~!」
(2泊3日・播磨旅行/その⑪に続く)