石川「春心」リンゴ酸によるスッパ系純米酒~!! | 蔵あらしのひとりごと

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春心

 

こんにちは。

今日は朝から雨模様。

ちょっと出勤がおっくうだなあ・・・

 

さて今回は、石川県からこのお酒をご紹介!!

 

 

 

石川県小松市・西出酒造の

【「春心・木槽初搾り」石川門純米生原酒R5BY】です。

西出酒造 (nishidesake.com)

 

以前にも何度か飲んだことがあります。

酸の高い生酛ぽい味わいの印象あり。

さあ、このお酒はどうかな~?

山廃・生酛っぽい感じなのかな~?

 

 

 

使用米は、石川の酒造好適米「石川門」。

大粒で心白発現が良く吸水性がいい吟醸向きだが扱いにくい繊細さもあり。

 

まず色は、軽く黄金色っぽい色付き。

立ち香は、弱めだが酸を感じる純米香。

 

飲むと・・・渋酸を感じるやや味乗りした純米&麹含み香⇒

しっかりめのピリ感伴うスッパ系の強い酸味⇒

柔らかな甘味と大人しめの渋辛味⇒

喉奥に若干の苦味と、最後まで強い酸味引きつつ、

やや老ね感と共にスっと切れます。

 

 

 

スペックを調べると、日本酒度-18、酸度3.1との事。

飲んだ感覚では、日本酒度+2、酸度2.7くらい。

日本酒度・・・こんなにあるかな~?

 

全体に、ピリ感&やや老ね感伴うスッパ系の強い酸味を中心に、

柔らか甘味と渋辛味が上手くバランス取る、芳醇系食中酒。

強い酸が個性となる弱辛口な味わいで、生酛っぽい風味もありGOOD。

ただ、やや老ね感があるのがマイナスかな。

 

さあ、燗酒ではどうなるかな~?

1.ぬる燗・・・まろやかさ出てやや甘味が前に出るも、老ね感も増す。

2.熱燗・・・シャープさ出て、酸がより高まる。

3.燗冷まし・・・まろやかさ戻るも、酸の高さキープ。

 

ぬる燗が一番で、冷酒が二番でした。

ぬる燗が良かったけど、全体に燗だとややバランス悪くなるかな・・・

 

美味しさ度(10点満点で) ★★★★★★★★

 

 

 

 

さあ、頑張って出勤~。

ではでは。