カモミールの白いじゅうたん メナード青山リゾートハーブガーデンで見ごろ | シニアの の~んびり道草

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日頃の散歩や近場のドライブ、時には一晩泊りでぶらっと訪ね歩くことがある。そんな折、おお! これは綺麗だ、これは凄い、これは面白いと感嘆したり、感動したようなことを、思いつくまヽアルバム風に綴ってみる。

6月7日、三重県伊賀市の青山高原の丘陵にゆったりと広がるメナード青山リゾートハーブガーデンで、ハーブの魅力を楽しんできた。

ハーブ(英 herb)の明確な定義はないようだが、一般的には薬用効果があり、香りがよく、料理に使えるという三要素が備わっているものを、ハーブと呼んでいるという。

青山リゾートによると、ガーデン約8haのうち、約1,700㎡で年間300種類を超える約2.5万株を栽培している。標高約600メートルの青山高原でも温暖化の影響で年々開花が早まっており、今はジャーマンカモミールが見頃で、青紫色のキャットミントなど早咲きのラベンダーも楽しめるという。



白く可憐なジャーマンカモミールの花が見頃を迎え、白い絨毯を敷き詰めたような光景が広がっている。


ハーブショップエントランスの「Welcome Harb Garden」の看板とゆったりと広がる雄大なハーブガーデン。


ラベンダーの淡い紫色の可憐な花が高原の丘に広がる。後方には「幸せの4本杉」と呼ばれる4本杉が並び、横から見ると1本の杉に見える不思議な木で、フォトスポットとして人気という。


スラっとした花つきと優しい紫色が特徴のオカムラサキは、まだ少し早く咲き始めだが、香りがよくリラックス効果があると言われる(左)とラベンダーを思わせる青紫色の花にグレーがかった緑の葉のキャットミント、触ると甘い香りがする(右)。


白い花々が一面に広がるジャーマンカモミールのエリア。4本杉が1本の杉に見えるアングルで撮影。


カモミールはキク科の一年草で花の直径は2~3cm、黄色い花芯はリンゴのような甘い香りがする。ハーブティーとして人気があり、ドライフラワーにもよく使われる。


グビジン草(ポピー)は薄紙ような繊細な花びらが特徴的で風に揺れる姿も魅力がある。


華やかさと可憐さを併せもち、人工的にさえ見える鮮やかな色の花が咲くグビジン草(ポピー)。


マーガレットに似た白い小さな花を咲かせるノースポール。和名カンシロギク(寒白菊)の由来は、花付がよく株全体を真っ白に覆うように見えるところが北極を連想させることによる。(Wikipedia参照)


鮮やかで小さな青い花をカーペットのように咲かせる一年草のネモフィラ。


ネモフィラは和名をルリカラクサ(瑠璃唐草)といい、澄んだパステルブルーの花が愛らしく、花壇やコンテナの寄せ植えなどに多く利用される。


ポットマリーゴールドは、黄色やオレンジ色など元気が出る色の花を咲かせる。夏の高温多湿や乾燥に強く、丈夫で長もち、花壇になくてはならない代表的な草花である。


左上から時計回りに金魚草、カスミ草、ハナビシ草、矢車草。


左上から時計回りにオレガノ、チャイブ、ストロベリーキャンドル、リナリア。


ハーブガーデンに入ってすぐ目に飛び込んでくるのは、「レインボーガーデン」と名付けられた大きな花畑。グビジン草(ポピー)、ハナビシ草、マリーゴールド、ノースポール、カモミールなどの綺麗な花々が来場者を楽しませてくれる。


ハーブショップのデッキからハーブガーデンの南側部分を眺める。


ハーブショップでは、ハーブの花苗販売、摘み取り体験、ハーブグッズの販売も行われている。また、ハーブティー、パスタ、ハンバーガーなど季節のメニューを取り揃えたカフェを併設している。



三重県伊賀市霧生2356 メナード青山リゾートハーブガーデンのMAP