冠山峠道路を通って 常緑の池田町かずら橋へドライブ | シニアの の~んびり道草

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日頃の散歩や近場のドライブ、時には一晩泊りでぶらっと訪ね歩くことがある。そんな折、おお! これは綺麗だ、これは凄い、これは面白いと感嘆したり、感動したようなことを、思いつくまヽアルバム風に綴ってみる。

5月25日、昨年11月に開通した国道417号(冠山峠道路)を通って、福井県池田町の「かずら橋」へ行ってきた。今が、山林に囲まれた池田町が新緑の一番美しい姿を見せてくれる時期だろう。

かずら橋といえば、徳島県三好市西祖谷にあるものが日本三奇橋の一つとして著名だが、池田町のかずら橋も全国的にも珍しい吊り橋である。過疎対策の観光資源として、平成元年(1989)、東祖谷から招いた職人らの指導のもとに造られたという。



R303(滋賀県木之本へ)、R417(冠山峠道路を経由して福井県池田町方面へ)は、バイクツーリングライダーの人気ツーリングスポット。ーR303道の駅「星のふる里ふじはし」でー


マツダのロードスター(ROADSTER)・オープンタイプのスポーツカーが集結、冠山峠道路へ向けて出発していく。ーR417揖斐川町塚の「冠山ポケットパーク」でー


かずら橋駐車場に到着。


山林を流れる足羽(あすわ)川に架かる、かずら橋右岸側の橋のたもと付近。


いよいよ、かずら橋を渡っていく。つる植物のシラクチカズラなどの葛類を使って架けられた原始的な吊り橋で、カズラは3年ごと、ワイヤや丸太の柱など橋の基礎は10年をめどに架け替えられているという。


全長44m、幅1.8m、高さは12mで、踏板の隙間が広いことに加えて吊り橋特有の揺れもあるので、スリル感がある。


渡った左岸側に通行券売場がある(通行料大人300円)。


左岸側には水車小屋や日本庭園が広がっている。かずら橋を眺める展望所も設けられている。


複雑にカズラが編まれ、結び目もいかにも堅牢そう。


左上から時計回りに、橋の上から上流側を眺める、踏板の隙間から川底を、左岸の川沿いに降りて橋を見上げる、かずら橋全体を眺める。


足羽川の両岸を結ぶ吊り橋を右岸側に戻る。


復路は冠山峠道路の冠山トンネル、塚宮ケ原トンネルを抜けて、岐阜県側の徳山ダム湖畔の揖斐川町塚の冠山ポケットパークへ。


車窓に徳山ダム湖、徳之山八徳橋を眺める。


徳山ダムに立ち寄る。巨大なダム堤頂長427.1m、総貯水容量6億6千万立方m(上)、洪水吐きゲートの上部設備と下部設備(下)。


ダムサイトの駐車場には、トヨタの86などスポーツカーの名車も止まっている。


福井県今立郡池田町土合皿尾14-5 かずら橋のMAP