
(有)河本バラ園 岐阜県揖斐郡大野町大野775
(有)河本バラ園の門柱と玄関前庭のバラ。

河本バラ園は日本有数のバラ苗生産地・岐阜県大野町にある育種・苗生産会社。自社で種からバラの台木を作り、接ぎ木をして、日本の気候・環境に合ったバラ苗を生産し、主にオリジナル品種や国内外のブランド苗などを全国に販売している。「OPEN 河本バラ園へ ようこそ!」の看板とハウス内の様子。

河本バラ園では育種に力を入れており、日本では珍しい女性育種家・河本純子氏により、女性らしいやわらかな雰囲気を持つオリジナル品種のバラを作出している。代表作に「ブルーヘブン」がある。

ハウス棟前のバラ園と見学者。

当園で平成12年(2000)に開発されたブルーヘブンは、世界で最も青に近いバラとして知られる。開発の背景には、長年にわたる研究と改良の結果誕生したバラで、通常、バラの遺伝子には青色の色素を作る成分が含まれていないため、青いバラを作ることは非常に難しいとされてきた。しかし、最新の遺伝子工学技術を駆使することで、この夢のようなバラが現実のものとなったのである。その美しい青色は見る者を魅了し幻想的な雰囲気を醸し出し、一般的なバラとは異なる独特の色合いが特徴で、特に夜間のライトアップ時には一層その美しさが際立つという。ー現物を撮れなかったのでパンフレットからー

大野町バラ公園 岐阜県揖斐郡大野町大字加納650番地
平成9年(1997)に開園したバラ苗生産日本一の大野町が誇るバラ公園。150種類2,000株の多種多様なバラが咲きそろい、バラのアーチ、遊具、縁台などを完備し、ゆっくりくつろげる憩いの場になっている。

園全体がコンパクトな円形に造られており、広々とした散策路をゆったりとバラを眺めながら歩くことができる。

公園内にはバラのアーチやトンネルが設置されており、こじんまりとした公園だが、いろいろな種類のバラが綺麗に咲いている。

右上には、大野町のバラ苗生産者「河本バラ園」が20年間の歳月をかけて開発した世界で最も青に近いバラ「ブルーヘブン」が見える。花色は水色に近いシルバーブルーで、非常に珍しいバラである。ここでは平成17年(2005)に開港した中部国際空港の愛称である「セントレア」の名をとり、愛称「セントレア・スカイローズ」とも呼ばれている。

園内にはバラ苗生産者から直接バラ苗や切り花が購入でき、常駐スタッフから育て方や手入れ方法についてのアドバイスも受けることができる。

神戸町ばら公園いこいの広場 岐阜県安八郡神戸町大字前田449-1
バラが特産の神戸町ばら公園いこいの広場は、約9,000㎡の敷地に約300品種3,300株のバラが植えられている。香り、形、名前などテーマごとに分かれた花壇では、自分のお気に入りのバラを見つけたり、色や形を楽しむだけでなく、香りに包まれて心安らぐひとときを過ごすことができる。

園南側にはコンビネーション遊具やローラースライダーもある。

ピンク系品種の花々。

黄色、赤色、白・ピンク色・黄色が混じった品種、赤色・黄色が混じった品種の花々。

園内には珈琲cafeショップ、バラ苗の直売店も営業、菖蒲池も併設されている。

岐阜県揖斐郡大野町大野775 (有)河本バラ園のMAP