羽島市竹鼻町の竹鼻別院でフジの花が満開 | シニアの の~んびり道草

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日頃の散歩や近場のドライブ、時には一晩泊りでぶらっと訪ね歩くことがある。そんな折、おお! これは綺麗だ、これは凄い、これは面白いと感嘆したり、感動したようなことを、思いつくまヽアルバム風に綴ってみる。

25日、フジの名所として知られる岐阜県羽島市の竹鼻別院で、満開のフジの花を見物してきた。藤棚から垂れ下がった薄紫色の鮮やかな花房が、訪れた人たちを楽しませている。


竹鼻別院では29日まで「美濃竹鼻ふじまつり」を開催中で、期間中は物販などが行われるほか、イベントステージなどが設けられる。


垂れ下がった薄紫色の花房が満開になっている。


今年は3月の気温が低く、例年よりやや満開が遅れているというが、今日は優艶な薄紫色の花房が咲き誇っている。


竹鼻別院のフジは県指定天然記念物で、樹齢300年以上とされる。樹勢は目通り周囲2.8m、根廻り2.30m、枝張り東西33m、南北15m、樹高2.4m(棚に誘引き)にもなり、1本の木で藤棚を形成している。


樹齢300年以上といわれる一本の古木から約500㎡の藤棚にはうように花房が広がっている様子を別アングルから。


満開の長い花房が人の背丈のあたりまで垂れ下がり、見物客の目を楽しませている。


華麗な薄紫の花が咲き乱れる藤棚の下では、飲食や抹茶のコーナーや露店、スタンプラリーなども催されている。 


山門越しに藤棚と本堂を望む。慶長9年(1604)、教如上人は寺を「御坊」とし新加納村から竹ヶ鼻村に移して54ヶ寺を配下にした。その後、竹鼻の下町にあった「御坊専福寺」は、再度の類焼に遇い、宝歴10年(1760)に現在地へ移転して、明治9年(1876)になり「竹鼻別院」と改称された。(現地案内板の由緒による)


左上から時計回りに、山門と長い花房、本堂手前のつつじの植込みと藤棚、薄紫色の花房をズームアップ、藤棚の中央部の様子。


長い花房をズームアップ。


青空に映えるフジの花を下から見上げる。


岐阜県羽島市竹鼻町下城2802 真宗大谷派 竹鼻別院のMAP