久②のKIHACHI☆

久
に新宿ルミネの





に行ったら
微妙にメニューやらシステムが変わっててビックリしました
んで今回食べたのゎ
スコップなんちゃらのキャラメルナッツ~
キャラメルナッツのケーキ
をスコップですくって
その上にソフトクリームとかクッキーをトッピングしてぁるんでつが
さすがゎ







幸せな気持ちにしてくれまつ

永遠の姉妹 第三部・人物紹介
倉内知永子―愛実の生みの母。37~39才。仁殺害の罪で長年服役していた。愛実との再会を待ちわびていたが、知香子によってそれを阻まれる。身分を隠して、愛実に近づくが…。
倉内知香子―愛実の育ての母。36~38才。浩二郎から引き継いだ会社を経営する女実業家でもある。愛実を異常なほど愛していて、愛実から知永子を遠ざける為に、様々な策略を立てる。
倉内愛実―知永子の娘。9~11才。知香子の元で何不自由ない暮らしをしているが、どこか満たされない想いを抱えている。実の母親とは知らず、知永子に懐く。
立花フキ―知永子が勤めることになる飲み屋のママ。72才。口は悪いが、心根の優しい女性である。知永子の良き理解者になる。
安藤多英―知香子の秘書。34才。有能な部下として知香子からも信頼を得ているが、その実知香子を嫌っている。恋人である慎治と、知香子への仕返しを画策するが…。
蒔田慎治―多英の恋人。28才。歌舞伎町のホストクラブに勤めるホスト。多英を利用して近づいた知香子に、徐々に心酔して行く。
渡邊景子―雑誌記者。31才。元は一流雑誌の記者をしていたが、ある事件がきっかけで三流ゴシップ誌に左遷され、鬱屈した日々を送っている。取材で知り合った知香子に興味を抱く。
長谷部明生―知永子の遠縁にあたる男。33才。最初は、ただ単に知永子と愛実の幸せを願っていたが、次第知永子に惹かれて行く。
倉内澄江―知香子の母。65~67才。知香子に養われている負い目から、常に知香子の顔色を窺って生きている。愛実に対しては、あまり愛情を抱けない。
倉内知香子―愛実の育ての母。36~38才。浩二郎から引き継いだ会社を経営する女実業家でもある。愛実を異常なほど愛していて、愛実から知永子を遠ざける為に、様々な策略を立てる。
倉内愛実―知永子の娘。9~11才。知香子の元で何不自由ない暮らしをしているが、どこか満たされない想いを抱えている。実の母親とは知らず、知永子に懐く。
立花フキ―知永子が勤めることになる飲み屋のママ。72才。口は悪いが、心根の優しい女性である。知永子の良き理解者になる。
安藤多英―知香子の秘書。34才。有能な部下として知香子からも信頼を得ているが、その実知香子を嫌っている。恋人である慎治と、知香子への仕返しを画策するが…。
蒔田慎治―多英の恋人。28才。歌舞伎町のホストクラブに勤めるホスト。多英を利用して近づいた知香子に、徐々に心酔して行く。
渡邊景子―雑誌記者。31才。元は一流雑誌の記者をしていたが、ある事件がきっかけで三流ゴシップ誌に左遷され、鬱屈した日々を送っている。取材で知り合った知香子に興味を抱く。
長谷部明生―知永子の遠縁にあたる男。33才。最初は、ただ単に知永子と愛実の幸せを願っていたが、次第知永子に惹かれて行く。
倉内澄江―知香子の母。65~67才。知香子に養われている負い目から、常に知香子の顔色を窺って生きている。愛実に対しては、あまり愛情を抱けない。
永遠の姉妹 第38話『運命の子』
「現在、妊娠八週目ですね」
診察を終えた医師は、女性刑務官に付き添われた知永子に告げる。
その言葉に、知永子は複雑な気持ちになった。
和彦の子供を授かったことは、心底嬉しく思う。しかし、恐らく自分は実刑を免れないだろう。そうなれば、知永子が出所して来るまでの間、一体誰がこの子を育てるのか。
喜びよりも先に、不安や心配が募った。
「あの…」
知永子は、刑務官に尋ねる。
「何かしら?」
「もし、わたしに実刑が下った場合…この子は、どうなるんですか?」
「そうねえ。どこか、子供を預かってくれる身内がいるんなら、そちらに預けることになると思うけど…」
「頼れる身内がいない場合は…」
「言いづらいんだけど…その場合は、施設に預けることになるわ」
刑務官は、そう言って知永子から視線を逸らした。
「そんな…」
救いのない言葉に、知永子はがっくりとうなだれる。重くなった空気を払うように、医師が咳払いをした。
翌日、知永子は知香子からの面会を受ける。面会室の衝立越しに、姉妹は久しぶりの再会を果たしたのだった。
「知香子…」
パイプ椅子に腰かけながら、知永子は力無く呟く。
「…久しぶりね、お姉ちゃん。それにしても、ひどい顔。まるで、地獄からさ迷い出て来たゾンビみたいよ」
知香子は、皮肉のこもった口調で唇の端だけを上げた。
「本当なら…この衝立を突き破ってでも、お姉ちゃんのことをぶっ叩いてやろうと思って来たんだけど…気が変わったわ。お姉ちゃんが、あんまりにも哀れな顔をしているんだもの」
言いながら、衝立に拳を打ちつける。知香子の傍にいた刑務官が止めようとしたが、それを手で制した。
「…ありがとう、仁を殺してくれて。きっと…あたしでも、全く同じことをしていたと思うわ」
知永子の顔を真っ直ぐに見据え、知香子が言う。
「…知香子。あなたが、彼に命じたんじゃなかったの?」
知永子の問いかけに、知香子は笑った。
「そんなわけないじゃない。あんたを殺せと言うことはあったとしても、まさか和彦を殺せだなんて…絶対に言わないわ。仁が、とち狂ったのよ。あいつが、あんな馬鹿げた行動に出るだなんて…さすがのあたしにも計算外だったわ」
「そうだったのね…」
「それより…お姉ちゃん、和彦の子供を孕んでいるんですって」
知香子の言葉に、知永子は言葉を失う。何故、そのことを知香子が知っているのだろうか。
「面会の時に妹だって言ったら、刑事が教えてくれたわ。水臭いわね。頼れる身内はいないって言ったらしいじゃないの」
「…えっ!?」
「あたしがいるじゃない!」
知香子が、身を乗り出した。
「今お姉ちゃんのお腹にいるその子は…死んだ和彦がこの世に残した、たったひとつの命なのよ。あたし以外に…一体誰がその子を育てるって言うのよ」
「…い、いいの!?」
知永子は、知香子に問いかける。知香子は、にっこりと笑った。
「当たり前じゃない。お姉ちゃんと和彦の子は…あたしにとっても我が子同然なんだから」
「…わたしのことを、もう恨んだりしていないのね」
「えぇ。確かに…あたし達は二度も同じ男を愛し、憎しみ合ったけれど…紛れもない、永遠の姉妹なのよ!」
「ありがとう…知香子。あなたにそう言ってもらえて…わたし、この子を産む決意が出来たわ」
知永子は、まだ何の膨らみもない腹部を撫でながら誓う。
「お姉ちゃんが帰って来るまでの間、子供の面倒は…あたしが、しっかりと見てあげるわ。だから、お姉ちゃんは丈夫な子供を産むことだけを考えてちょうだい」
「…知香子」
衝立越しに、知永子と知香子は掌を重ねた。姉妹は、互いに見つめ合う。
<長年に渡る姉妹の諍いが、ついに和解の瞬間を迎えたかに見えた。しかし、それはやがて訪れる最後の闘いへの、ほんの小休止に過ぎなかった。
血よりも濃い姉妹の愛憎劇は静かに、だが確実に続いていたのである。>
「何ですって!?」
知香子からの報告を受けた澄江は、声を裏返らせた。
「…知香子ちゃん。あなた、正気なの?」
澄江は知香子に尋ねたが、知香子はソファに座り込んだまま
「えぇ。もちろんよ」
と答える。
「…知永子さんが産んだ子供を育てるだなんて…。そんなことをしたって…知香子ちゃん、自分が傷つくだけだわ。同じ経験をした…あたしだからこそ解るのよ!」
澄江は、半狂乱で反対した。
「絶対に、あたしが育てるわ!!」
澄江の言葉を遮るように、知香子が叫ぶ。
「…ママだって、知っているでしょう。あたしが、もう子供を産めない体だってことを。あたしが…照矢の子供を流産した時に執刀した、あのヤブ医者のせいで…あたしは、一生母親にはなれないのよ!!」
「知香子ちゃん…」
「あたしは、母親になりたいの。愛する男の子供を…この手で育てたいのよ。でも…もう二度と自分の力じゃ、それを叶えられない。だから…こうするしかないのよ!ママ、お願いだから解ってちょうだい!!」
知香子の悲痛な叫びに、澄江の胸が痛んだ。
「えぇ…そうね。あなたが、そこまで強く心に決めているのなら、もうあたしには止められないわ。あなたの好きなようになさい」
「ママ…ありがとう。解ってもらえて嬉しいわ」
澄江は、知香子を抱き締める。
「知永子さんの子供を、引き取りましょう。そして…知香子ちゃん、あなたの子供として育てて行くのよ。あの子は…あなたの子なのよ!!」
「えぇ。あの子は、あたしの子よ…」
澄江の腕に抱かれ、知香子は呟いた。空っぽの腹部を撫でる。
平成十一年四月―
刑務所の近くにある病院の分娩台の上で、知永子は必死に力んでいた。
破水を迎えた知永子が運び込まれてから、すでに十時間が経過している。ついに、産道から赤ん坊が顔を覗かせた。
「倉内さん。もう少しですよ。赤ちゃんの頭が見えて来ました」
知永子の汗を拭きながら、看護婦が励ます。知永子は、声にならない声でそれに応えた。
「ほら、頑張って。ヒッヒッフー、ヒッヒッフー」
医師は、知永子に呼吸法を促す。
知永子は、思い切り力んだ。ふいに、自分の体の中にあった重圧が消えて、ふっと軽くなる。
分娩室の中に、元気のいい産声が響いた。
「おめでとうございます。元気な、女の子ですよ」
医師は、産声を上げ続ける赤ん坊を知永子に見せる。
朦朧とする意識の中、知永子は本能的に手を伸ばした。丁寧に、粘膜を拭われた赤ん坊が、知永子に手渡される。
知永子は、その柔らかい肌に触れ、小さな手を握った。やがて来る別れの時を惜しみながら、その感触を自らの手に染み込ませる。
<知永子が産んだ子供は愛実と名づけられる。この子の愛が実るように。そこには、知永子の切なる願いが込められていた。
しかし、この愛実を巡って、姉妹は三度骨肉の争いを繰り広げることになる。知永子と知香子にとって、愛実はまさに運命の子だったのだ。>
第二部・完
診察を終えた医師は、女性刑務官に付き添われた知永子に告げる。
その言葉に、知永子は複雑な気持ちになった。
和彦の子供を授かったことは、心底嬉しく思う。しかし、恐らく自分は実刑を免れないだろう。そうなれば、知永子が出所して来るまでの間、一体誰がこの子を育てるのか。
喜びよりも先に、不安や心配が募った。
「あの…」
知永子は、刑務官に尋ねる。
「何かしら?」
「もし、わたしに実刑が下った場合…この子は、どうなるんですか?」
「そうねえ。どこか、子供を預かってくれる身内がいるんなら、そちらに預けることになると思うけど…」
「頼れる身内がいない場合は…」
「言いづらいんだけど…その場合は、施設に預けることになるわ」
刑務官は、そう言って知永子から視線を逸らした。
「そんな…」
救いのない言葉に、知永子はがっくりとうなだれる。重くなった空気を払うように、医師が咳払いをした。
翌日、知永子は知香子からの面会を受ける。面会室の衝立越しに、姉妹は久しぶりの再会を果たしたのだった。
「知香子…」
パイプ椅子に腰かけながら、知永子は力無く呟く。
「…久しぶりね、お姉ちゃん。それにしても、ひどい顔。まるで、地獄からさ迷い出て来たゾンビみたいよ」
知香子は、皮肉のこもった口調で唇の端だけを上げた。
「本当なら…この衝立を突き破ってでも、お姉ちゃんのことをぶっ叩いてやろうと思って来たんだけど…気が変わったわ。お姉ちゃんが、あんまりにも哀れな顔をしているんだもの」
言いながら、衝立に拳を打ちつける。知香子の傍にいた刑務官が止めようとしたが、それを手で制した。
「…ありがとう、仁を殺してくれて。きっと…あたしでも、全く同じことをしていたと思うわ」
知永子の顔を真っ直ぐに見据え、知香子が言う。
「…知香子。あなたが、彼に命じたんじゃなかったの?」
知永子の問いかけに、知香子は笑った。
「そんなわけないじゃない。あんたを殺せと言うことはあったとしても、まさか和彦を殺せだなんて…絶対に言わないわ。仁が、とち狂ったのよ。あいつが、あんな馬鹿げた行動に出るだなんて…さすがのあたしにも計算外だったわ」
「そうだったのね…」
「それより…お姉ちゃん、和彦の子供を孕んでいるんですって」
知香子の言葉に、知永子は言葉を失う。何故、そのことを知香子が知っているのだろうか。
「面会の時に妹だって言ったら、刑事が教えてくれたわ。水臭いわね。頼れる身内はいないって言ったらしいじゃないの」
「…えっ!?」
「あたしがいるじゃない!」
知香子が、身を乗り出した。
「今お姉ちゃんのお腹にいるその子は…死んだ和彦がこの世に残した、たったひとつの命なのよ。あたし以外に…一体誰がその子を育てるって言うのよ」
「…い、いいの!?」
知永子は、知香子に問いかける。知香子は、にっこりと笑った。
「当たり前じゃない。お姉ちゃんと和彦の子は…あたしにとっても我が子同然なんだから」
「…わたしのことを、もう恨んだりしていないのね」
「えぇ。確かに…あたし達は二度も同じ男を愛し、憎しみ合ったけれど…紛れもない、永遠の姉妹なのよ!」
「ありがとう…知香子。あなたにそう言ってもらえて…わたし、この子を産む決意が出来たわ」
知永子は、まだ何の膨らみもない腹部を撫でながら誓う。
「お姉ちゃんが帰って来るまでの間、子供の面倒は…あたしが、しっかりと見てあげるわ。だから、お姉ちゃんは丈夫な子供を産むことだけを考えてちょうだい」
「…知香子」
衝立越しに、知永子と知香子は掌を重ねた。姉妹は、互いに見つめ合う。
<長年に渡る姉妹の諍いが、ついに和解の瞬間を迎えたかに見えた。しかし、それはやがて訪れる最後の闘いへの、ほんの小休止に過ぎなかった。
血よりも濃い姉妹の愛憎劇は静かに、だが確実に続いていたのである。>
「何ですって!?」
知香子からの報告を受けた澄江は、声を裏返らせた。
「…知香子ちゃん。あなた、正気なの?」
澄江は知香子に尋ねたが、知香子はソファに座り込んだまま
「えぇ。もちろんよ」
と答える。
「…知永子さんが産んだ子供を育てるだなんて…。そんなことをしたって…知香子ちゃん、自分が傷つくだけだわ。同じ経験をした…あたしだからこそ解るのよ!」
澄江は、半狂乱で反対した。
「絶対に、あたしが育てるわ!!」
澄江の言葉を遮るように、知香子が叫ぶ。
「…ママだって、知っているでしょう。あたしが、もう子供を産めない体だってことを。あたしが…照矢の子供を流産した時に執刀した、あのヤブ医者のせいで…あたしは、一生母親にはなれないのよ!!」
「知香子ちゃん…」
「あたしは、母親になりたいの。愛する男の子供を…この手で育てたいのよ。でも…もう二度と自分の力じゃ、それを叶えられない。だから…こうするしかないのよ!ママ、お願いだから解ってちょうだい!!」
知香子の悲痛な叫びに、澄江の胸が痛んだ。
「えぇ…そうね。あなたが、そこまで強く心に決めているのなら、もうあたしには止められないわ。あなたの好きなようになさい」
「ママ…ありがとう。解ってもらえて嬉しいわ」
澄江は、知香子を抱き締める。
「知永子さんの子供を、引き取りましょう。そして…知香子ちゃん、あなたの子供として育てて行くのよ。あの子は…あなたの子なのよ!!」
「えぇ。あの子は、あたしの子よ…」
澄江の腕に抱かれ、知香子は呟いた。空っぽの腹部を撫でる。
平成十一年四月―
刑務所の近くにある病院の分娩台の上で、知永子は必死に力んでいた。
破水を迎えた知永子が運び込まれてから、すでに十時間が経過している。ついに、産道から赤ん坊が顔を覗かせた。
「倉内さん。もう少しですよ。赤ちゃんの頭が見えて来ました」
知永子の汗を拭きながら、看護婦が励ます。知永子は、声にならない声でそれに応えた。
「ほら、頑張って。ヒッヒッフー、ヒッヒッフー」
医師は、知永子に呼吸法を促す。
知永子は、思い切り力んだ。ふいに、自分の体の中にあった重圧が消えて、ふっと軽くなる。
分娩室の中に、元気のいい産声が響いた。
「おめでとうございます。元気な、女の子ですよ」
医師は、産声を上げ続ける赤ん坊を知永子に見せる。
朦朧とする意識の中、知永子は本能的に手を伸ばした。丁寧に、粘膜を拭われた赤ん坊が、知永子に手渡される。
知永子は、その柔らかい肌に触れ、小さな手を握った。やがて来る別れの時を惜しみながら、その感触を自らの手に染み込ませる。
<知永子が産んだ子供は愛実と名づけられる。この子の愛が実るように。そこには、知永子の切なる願いが込められていた。
しかし、この愛実を巡って、姉妹は三度骨肉の争いを繰り広げることになる。知永子と知香子にとって、愛実はまさに運命の子だったのだ。>
第二部・完
