高尾駅から拝島駅へロングハイキング【奥多摩・多摩の百山コンプリート】 | HIROのブログ

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趣味のブログです。気の向くままに山登りをしています。



3月23日(日)


数日前に雪が降ったと思えないほど
急に暖かくなりました。
雪の影響を考えて
今回も近場の低山ハイキングです。
雪解けでぬかるみがひどい道は
歩きたくはないですからね。


今回は、奥多摩・多摩の百山で
未踏の残り二座(富士見台、八王子城山)に
登ろうと思います。
それだけでは物足りないので
併せて周囲の未踏の山々も登りたいと思います。


私の場合
標高が低い近場の山歩きでも
夏山登山に向けてのトレーニングの
意味合いもあり
今回もロングコースを歩く予定です。




始発の電車に間に合うように

自宅を出発しました。

ひと頃よりもだいぶ日の出の時間が

早くなりましたが

この時間はまだ暗いです。





毎度お馴染みの始発電車です。





高尾駅に到着です。

人気の高尾山の玄関口の駅ですが

早い時間なので

登山者の姿もまばらです。





しばらく車道を歩きます。

途中まで甲州街道を歩きます。




通りにあるお店に猫の置き物が印象的でした。





途中から旧甲州街道に入ります。

ここが



小仏関跡です。


今回は純粋な登山ですが

このような史跡等を見学する旅も

いいですね。






朝日を浴びながら歩きます。




中央道。

車は順調に流れています。





北高尾山陵縦走コースを歩きます。




熊笹山。

標識があるだけのピークです。

眺めがいい訳ではなく

そのまま通過しました。


高尾山の周囲の山々は

他の山域では名前が付かないような

小さなピークにも

山名が付いています。




富士見台に到着です。

これで奥多摩・多摩の百山、99座目です。

残りあと1座、

リーチがかかりました。





富士見台の名の通り

富士山が見えました。

この時期は少し霞んで見えます。


ここにはテーブル、ベンチがあり

小休止しました。

菓子パンをひとつ食べました。



この時期は

ちょうどスギ花粉飛散のピークです。

私は今回、ポケットティッシュを

多めに持参したのですが

途中でくしゃみ、鼻水が止まらなくなり

登山を終えて帰る頃には

ほとんどティッシュを使い切っていました。


この時期の山は

陽気が良くなり

登るにはいい時期なのですが

スギ花粉だけは悩みの種ですね。





八王子城山方面の分岐点。

今回は八王子城山方面に向かいますが

その前に、この先の杉沢の頭に

立ち寄ることにします。




分岐点から僅かな距離で

杉沢の頭に到着です。




標識その②




分岐点まで戻り

八王子城山方面に向かいます。


戦国時代に城があっただけに

付近の岩には

人の手が加わった跡があります。




ここに天守閣があったようです。




石垣もあったのだろうか。

大きめの石がたくさんありました。




そこから少し歩くとトイレがあり

その先が開けていました。

テーブル、ベンチがあり

ここが八王子城山の休憩ポイントです。





展望案内板がありました。




関東平野が見渡せますが

霞んで見えます。


スギ花粉に黄砂の影響だろうか。





動画を撮影しました。









そこから少し登ると

八王子城の本丸跡です。

木々に囲まれた静かな山頂でした。




これで奥多摩・多摩の百山は

コンプリートですね。


先程登った富士見台で

奥多摩・多摩の百山コンプリートに

リーチがかかっていたので


リーチ、一発、ツモですね(?)





本丸跡の少し下に神社があり

参拝していきます。


八王子城は

いくつも曲輪があったようで

かなり規模の大きい城だったようです。




さて、八王子城山の登頂を終えて

次に向かいます。




途中、開けた場所がありました。




心源院方面に向かいます。





途中のピーク、深沢山。

写真を撮りましたが

記憶に残っていないピークです。






三又峠。

私は稜線伝いの

心源院歴史古道を歩きます。


稜線から少し外れた場所に

大六天のピークがありました。

ここは今回の登山で1番の眺めでした。


小休止して、

今回二つ目のパンを食べました。




大六天からの眺め。





動画を撮影。




大六天からしばらく進むと

分岐点があり

眺めのいい稜線コースと

森林コースに分かれていました。

当然、眺めのいい稜線コースを歩きます。






確かに眺めはいいですね。




下りきった所に心源院があり

ここにトイレもあります。

参拝していきます。



ここまではちらほらと

他の登山者とすれ違いましたが

ここから先は登山が終了するまで

他の登山者には会わなかったです。






心源院から先は長い車道歩きです。


ここの通りは八王子駅方面行きの

バスが通っています。

ここからバスに乗れば

スムーズに帰宅できます。


今回の目標の奥多摩・多摩の百山は

達成したので

ここで山行は終了したい気持ちも

湧いてきましたが

まだ午前10時過ぎです。

もっと歩くことにします。








トンネルを抜けます。


この道、車では奥多摩方面に向かう時に

何度も通っていますが

歩くのは初めてです。




戸沢峠に到着です。

道路を開鑿するために

稜線を切り崩した地形です。




ここから車道を離れて

山道に入ります。


稜線を切り崩した地形だけに

取り付きは急です。



山と高原地図には

記載されていないルートなので

入り口に標識はありません。

どんなコースなのかわかりませんが

行くだけ行ってみようと思います。


迷わず行けよ、行けばわかるさ。





急登ですが

人は歩いた形跡はあるので

それなりに歩く人はいるようです。




急登が続きます。

途中にロープも張られています。




登りきった所が山頂のようです。

眺めはありません。




明王谷戸ノ頭。

TOKYO八王子隠れ名山のひとつに

数えられているピークです。


TOKYO八王子隠れ名山は

この周囲にいくつかあり

今日はこれからそれらの山々を

巡ってみようと思います。




ここからはなだらかな稜線歩きです。

意外にわかりやすく

歩きやすいコースでした。






たどり着いたピークが




天合峰(てんごうみね)です。


このブログを書きながら

BGMにラジオをかけていました。

その時、ラジオの交通情報で


天合峰トンネル、渋滞◯◯km…


と、聴こえてきました。

このピークのほぼ下を

圏央道の天合峰トンネルが通っています。





山頂標識その②


ここも眺めがいい訳ではなく

標識が無ければ気づかないピークです。





ここから下山します。




ご丁寧に下山の標識がありました。




麓に下りてきました。

ここから再び車道歩きです。




圏央道の下を歩きます。




次のピークは御堂山です。

熊野神社の階段を登ります。




熊野神社に到着です。

御堂山の山頂は

この奥に進みます。




登ること数分、





御堂山の山頂に到着です。

ここも木々に囲まれていて

眺めはありません。




再び車道歩きです。

のどかな里山歩きです。






次の目標は

上川の里です。

谷沿いに田んぼがあり

その脇に遊歩道があります。

進んでみることにします。








開けた場所はここで終わりです。






その先に峠のような場所があり

そこで引き返します。

ここまで来れば

上川の里をクリアと言えるでしょうね。







車道まで戻り

再び車道歩きです。


このトンネルに入らずに

脇道を行くと雹留山ですが

雹留山は昨年の秋に登ったのですが

その時、雹留山の周囲は

藪蚊等の虫が多く

毛虫にでも刺されたのか

帰宅後、鏡を見ると首筋がかぶれていた

苦い記憶があります。

あの時はしばらく痒みが残りました。


その時の記憶がよみがえり

今回は雹留山はパスして

トンネルを歩きます。





長いトンネルを抜けると

秋川の河川敷に出ます。




しばらくは河川沿いの道を歩きます。

歩道が無い道は

車がすぐ側を飛ばして来るので怖いですね。







水仙の花が咲いていました。





サマーランドの前を通ります。

随分前に子供を連れてきた記憶があります。






戸吹トンネル。

ここも車で奥多摩方面に向かう時に

よく利用する道です。




車道から外れて山道に入ります。

ハイキングコースの標識がありましたが

この先はあまり整備されていないルートでした。




この先は

倒木がそのままになった場所が

何ヶ所もありました。

途中から沢沿いを歩きました。

この日は気温が高く

虫が湧いていて

顔の周りに大量にまとわりつきます。

不快なこと、この上ないですね。


目標の栃淵峠に到着しましたが

峠の標識がある訳ではなく

写真も撮らずに

そのまま通過しました。





次の目標は

明神山です。

ここも神社の上にあるピークのようです



恐ろしく長く急な階段です。

今日も長く歩いてきて

疲れも出てきましたが

気合いを入れて登ります。




登りきった所に神社の本殿があり

参拝していきます。




神社の裏から少し登った所が




明神山の山頂です。

ここも木々に囲まれていて

眺めはありません。

今日は幾つもピークを越えてきましたが

ほとんどが眺めの無い山頂でした。


山頂の向こう側は崖になっているので

注意が必要です。



この界隈の山は

この手書きの標識の山が幾つもありましたが

どの標識の字も達筆ですね。





山頂標識その②




神社からの下りは

巻道を歩きます。



さて、ここからどうするか。


滝山城跡、滝山丘陵を

歩く案もありましたが

ここまで長い距離を歩いてきたので

さすがに今日は山歩きは

お腹いっぱいです。

車道を拝島駅まで歩くことにしました。






延々と車道を歩きます。

さすがに歩行距離が30kmを過ぎると

歩くペースが落ちてきますね。





拝島駅に到着です。




お腹が空いていたので

駅の蕎麦屋に入り

カツ丼を食べました。


あっという間に完食です。




今回はロングコースを歩きましたが

ここ界隈には

まだ未踏のピーク、コースが

たくさんあります。

また機会があれば歩こうと思います。

歩く時期は晩秋から春先が

ベストシーズンですね。





今回歩いたコース。