下川乗からトヤド浅間、笹尾根から生藤山、鷹取山、藤野駅へ【藤野15名山コンプリート】 | HIROのブログ

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趣味のブログです。気の向くままに山登りをしています。



2月16日(日)

2週連続の山行です。
時間があれば、毎週でも山に行きたいですね。


今回も奥多摩方面です。
今回登る山は東京里山100選の
トヤド浅間(とやどせんげん)です。

この手の正規の登山道が無い
マイナーなピークは
ヤブが茂っていないこの時期に
登ろうと思います。

更に笹尾根を縦走して生藤山に登り
鷹取山から藤野駅へ歩けば
充実した山行になります。




始発の電車に間に合うように

自宅を出発しました。

この時間は曇っていますが

今日は雨、雪の心配は無さそうです。




いつもの始発に乗ります。




電車を乗り継ぎ

武蔵五日市駅に到着です。


この時期は、この時間で夜が明けてきました。





数馬行きのバスに乗ります。

私の地元の駅の始発の電車に乗ると

乗り継ぎ良く数馬行きのバスに

乗ることができます。


この日のバスは

それほど混んではいませんでした。





下川乗で下車しました。

ここで下車したのは私だけでした。

まぁ、トヤド浅間なんて

余程のマニアしか知らない

マイナーなピークを登る登山者は

多くないですからね。






今日は空気が暖かいです。

まだ行動開始前で

身体が暖まっていませんが

ダウンジャケットを脱いでも

寒くは無いです。


身支度を済ませて

行動を開始しました。




集落を抜けて

林道に入ります。





この辺りの山は

観光用にコースが整備されているようです。




ベンチ、登山道には手すりもあります。

でも、あまり歩きやすい道ではありません。




道標もありますが

トヤド浅間を案内する道標ではありませんから

注意が必要です。




急登です。





杉の植林帯です。

この辺り、観光用のコースが交錯していて

そのコースを辿って行くと

トヤド浅間に向かう方向とは

違う方向に向かっています。


危うく別のコースに引き込まれるところでした。

登山アプリで確認して

アプリに記されたコースを辿って進みます。




ここで初めてトヤド浅間の名が記された

手書きの案内がありました。




急登です。




しばらく登ると

伐採された場所に出ました。

向かう側に見える稜線は

浅間尾根ですね。

あそこは昨年の秋に歩きました。




その時の記録です。






更に登っていきます。

登山道は明瞭です。






登りきったピークには

倒れた祠がありました。






その数十メートル先が




トヤド浅間のピークでした。




山頂標識②




三角点。




ここでエネルギー補給します。

タラコのおにぎりです。


時間の経過で傷むリスクのある

ナマモノは行動の序盤で食べます。





特に眺めがいい場所ではなく

ピークに登った満足感だけの場所でした。

まだ先は長いので行動を再開します。





稜線を歩きます。




上川乗から浅間峠に続く登山道に合流します。

ここからは登山道が格段に歩きやすくなります。

ここから先、しばらくは

私が過去に歩いた道になります。





合流地点から僅かに登ると

浅間峠に到着です。

東屋に見覚えがあります。


ここでパンをひとつ食べました。

小まめにエネルギー補給します。




御神木であろうか。

しめ縄がありました。




峠には古い道標がありました。

移動手段は徒歩が当たり前の時代は

この峠にも多くの旅人の

往来があったようです。





大正時代の道標です。

今年は昭和に換算すると

昭和100年ですから

大正14年は100年を超えていますね。


このブログを書いていて

前回ここを歩いた時のブログで

この道標のことを

書いた記憶があります。




ここからは快適な稜線歩きです。




木の幹越しに富士山が見えました。

カメラをオートで撮影すると

遠景が露出オーバーになるので

マイナス補正で撮影。




大岳山方面。





小さなピークに到着。




ここが坊主山です。

注意して歩かないと

気づかずに通過してしまうようなピークでした。





更に進みます。




次のピークは熊倉山です。




ベンチがあり

絶好の休憩ポイントですが

まだあまり疲れていないので

そのまま通過しました。





次のピークが




軍茶利山です。




その次のピークが

軍刀利神社元社でした。

手を合わせていきます。




そこから少し歩くと




南アルプスが見える場所があり




テーブル、ベンチがあります。




そこが三国山です。

三国山は、過去に2回訪れていて

15年ぐらい前に

家族で来て

ここのテーブルでうどんを作って食べた

記憶があります。


今は家族と山に登ることはなく

ひたすら単独で登っています。




三国山からは富士山も見えます。

手前の木が伸びて

以前よりも富士山が見えにくくなっています。



ここでランチにしようと思いますが

その前に生藤山に向かいます。




僅かな急登の先が

生藤山の山頂です。





山頂標識②




三角点。




山頂は明るく

ベンチもあり

休憩ポイントですが

周囲は木々が成長していて

あまり眺めは良くありません。






一応、富士山は見えました。





三国山まで戻りランチにしました。

ラーメンを作りました。

私は最近、日帰り登山の時は

時間が許す限り

ひたすら歩き続けているので

休憩と言えばパンを食べる程度でした。


ガスストーブを持参して

ランチでラーメンを作るのは

久しぶりです。


寒い時期は、温かい汁物はいいですね。





木々の間から南アルプスを眺めながらの

ランチです。



生藤山は人気の山のようで

こうしている間も

続々と登山者が登ってきました。


でも今回の登山で登山者に会ったのは

この先の鎌沢の分岐点まででした。






ランチを終えて

行動を再開しました。

鎌沢の分岐点まではよく整備された

なだらかな歩きやすいコースです。








この先、軍刀利神社、鎌沢は

直進しますが

クラゴ峠方面は右側に向かいます。


この辺り、登山道が交錯しているので

アプリの地図を確認しながら歩きます。





だいぶ標高が下がってきました。

里山と言った感じです。



この辺り、山と高原地図では

破線ルートになっていますが

悪路と言う程ではありません。




車道に出ました。




そこが倉子峠(クラゴ峠)です。







松尾芭蕉もゆかりのある峠のようです。




ここからしばらく車道を歩きます。






丹沢、蛭ヶ岳、檜洞丸ですね。

意外と丹沢が近くに見えます。





ここから再び山道に入ります。





しばらく登った所に祠があり

登山詳細図を見ると

養蚕神社とあります。




そこの裏の木には

金毘羅山の手書きの標識がありました。


ここから先は

小さなピークを幾つも越えて行きます




この日は気温が上昇して

歩いていて暑かったです。





鷹取山に到着です。




鐘を鳴らしていきます。





上野原方面。








尾根道と巻道がありますが

尾根道を行きます。

私は山に登りに来ているので。




小淵山に到着です。

特に特徴が無いピークでした。




この辺りの山でよく見るお地蔵さん。




祠の先が




簡単な岩場でロープが張られていました。




高圧線の下を歩きます。




そして今回最後のピーク




岩戸山に到着です。

この岩戸山で

私は藤野15名山のコンプリートでした。




与謝野晶子がゆかりのある山のようです。




ベンチ、テーブルがあり

小休止します。




三角点。




この先は開けていて

動画を撮影しました。





丹沢方面。



藤野駅方面。





ラブレターのオブジェが見えます。


電車の車窓からも見えるこのオブジェ、

以前、あのオブジェの

すぐ上の稜線を歩きましたが

こんなオブジェがあるのは

その時は気付きませんでした。



石老山(左側)

日蓮アルプス(右側)




藤野神社があり

参拝していきます。




神社の前の階段は

恐ろしく急でした。

手すりに掴まり

慎重に下ります。




この辺り、春の花が咲いていました。





中央道の下を潜り




線路を渡ると






藤野駅に到着です。

藤野駅は昨年末に訪れて以来です。

その時は道志方面から縦走しました。





タイミングよく

すぐ電車が来ました。


乗り継ぎもスムーズに

思ったよりも早く帰宅できました。





今回歩いたコース。

この時期は手軽な近場の里山歩きがいいですね。

快適な山歩きでした。



今回山で会った登山者の数   約20人