北アルプス最難関ルートに挑む②【西穂高岳へ】 | HIROのブログ

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趣味のブログです。気の向くままに山登りをしています。




7月29日(月)


山行2日目です。
夜中に雨は上がり
月、星が見えました。

この天気ならば
予定通り行動できそうです。

今日は危険な岩場が連続する
険しいコースの上に長丁場の行程なので
夜中の2時に起床しました。

ラーメンとパンを食べました。





パッキングを終えて

出発準備完了です。



予定では、今から出発すれば

今日1番厳しい場所を通過するのが

お昼前頃になります。

夏山では

午後になると雷雨になる可能性が高いので

可能な限り早朝に出発します。



小屋に宿泊の登山者が

数組出発して行きました。


皆さん、考えは同じで

このコースは早朝出発が鉄則ですね。




テントの設営許可証を受付に返却します。


ついでに食堂のメニュー表を撮影。

もし行かれる方がおられましたら

参考までに。



色々なメニューがあります。






時刻は3時20分。




そろそろ出発ですが

出発前に一言。



憧れるのはやめましょう。



今日これから歩くコースは

西穂高岳、ジャンダルム、奥穂高岳と

北アルプスを登る登山者ならば

誰もが耳にしたことがある

北アルプスでも屈指の難コースで

登山者の憧れのコースを歩きます。

でも憧れていては越えることができないので。

自分は無事に踏破する為に

ここにやってきたので。

なので今日だけは

憧れるのをやめましょう。


さぁ行こう‼️


◯谷さんの名セリフを丸パクリですが

この言葉はこの場面にふさわしいですね。



暗闇の中で

1人でブツブツ言ってないで

そろそろ行動を開始します。




月明かりと星が見えます。





まずは西穂高岳ですね。





振り返ります。





先行する登山者のライトが見えます。





僅かな登りで丸山に到着です。

今回の登山で最初のピークです。

まだ真っ暗で何も見えません。

写真だけ撮って通過します。




更に登っていきます。




少しずつ夜が明けてきました。







普通の登山道が岩の登りに変わり

その先のピークが独標です。




独標から先はコースは険しさを増していきます。

遠くに先行する登山者のライトが見えます。




目指すピークは遠く、険しいです。




前穂高の吊尾根の辺りが明るくなってきました。







次に目指すピークがピラミッドピークです。

その名の通り、ピラミッド型のピークです。




振り返ります。

手前のピークが独標です。

奥に焼岳、乗鞍岳が見えます。




上高地方面。




笠ヶ岳方面。





ピラミッドピークに近付きます。








ピラミッドピークに到着です。






焼岳が朝焼けに染まっています。

西穂山荘も見えます。


山が朝焼けに染まる時間が

山歩きのゴールデンタイムですね。





笠ヶ岳方面。




裏銀座方面。




もうすぐご来光が拝めそうです。

吊尾根の上から朝日が見えそうです。




岩稜帯のピークを越えていきます。





この先がたぬき岩とあります。





ハイマツの先の岩がそのようです。






登りも険しさを増してきました。




この稜線を歩いてきました。






いつの間にか太陽が登っています。







裏銀座方面。




鎖場を登ります。




西穂高岳に到着です。




ここを登ってきました。





上高地方面。




飛騨側に西穂高岳の影が見えました。




笠ヶ岳方面。







三角点。





動画を撮影しました。



今日は絶好の登山日和ですが

飛騨側からの風が強く

身体が風に煽られます。


本日ハ天気晴朗ナレド風ツヨシ


ですね。




西穂高岳は晴れて絶景が見渡せて

私の中で


穂高と名の付く山の山頂では

ガスで眺めは得られない。


と言うジンクスは途切れました。



西穂高岳までは

登るにつれて

険しい岩場のコースに変わってきました。

でも今日の行程は

ここまでは一般コースで

まだこれは序盤のウォーミングアップです。

ここから先は熟練者向きの

難ルートに変わっていきます。



続く。