谷川岳主脈縦走①【西黒尾根から谷川岳へ】 | HIROのブログ

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山歩き、写真を撮ることが趣味です。家では2匹の猫を溺愛しています。





6月16日(日)

今回の登山は谷川岳方面です。
谷川岳から平標山に続く主脈の稜線を歩きます。
長丁場のコースなので
早朝に出発できるように
前日の夜に自宅を出発しました。



午前2時頃に現地に到着しました。
前回、車を駐車した
白毛門登山口の駐車場に駐車しました。
既に数台の車がありました。
少し仮眠します。

午前3時、そろそろ支度します。
馬蹄形縦走であろうか
白毛門方面に向かう
登山者のヘッドライト光が見えます。
私もそろそろ出発します。
午前3時20分、車から出ました。


しばらく車道を歩きます。





昼間は多くの人で賑わう

ロープウェイの乗り場は

まだ真っ暗で静まり返っています。







登山指導センターで

登山届を提出しました。




無人と思っていた室内で

寝ている登山者がいたのは

意表をつかれて

少し驚きました。



登山指導センターの建物を出ると

雨が降っていました。


晴天を期待してここまで来たのですが

こればかりは仕方ありません。

雨具を着ました。



ここから山道に入ります。







真っ暗な中をヘッドライトの光を頼りに

登っていきます。


雨具を着ていると

雨具がサウナスーツのようです。

このまま雨が降り続けたら

状況次第でコースを変更も

頭をよぎりました。


幸いしばらくすると雨は止みました。

雨具を脱いでいたら

単独の登山者が私を追い越していきました。

その後も数組の登山者が追い越していきました。

さすがにこの時間から登る登山者は

気合いが違いますね。





登っているうちに

夜が明けてきました。







途中まで樹林帯ですが




登るにつれて視界が開けてきました。

あれは赤城山ですね。






山の夜明けは幻想的ですね。




高山植物の花が咲いていました。




天神平方面。

この時間はまだロープウェイは営業していません。

山頂が混み合う前に登りたいですね。






動画を撮影しました。







途中から岩場が現れます。




朝日岳方面。

あそこは去年歩きましたね。




谷川岳が見えてきました。





湯檜曽川を挟んで対岸の稜線が

馬蹄形縦走路です。

ガスの上に稜線が見えます。






色々な花が咲いていました。






ラクダの背。







谷川岳が近づいてきます。




厳剛新道の分岐点。





厳剛新道は左側から合流します。




西黒尾根を振り返ります。

だいぶ登ってきました。




刻々と変化する雲の間から差し込む光も

いいですね。







鎖場は何ヶ所がありました。

何せ、日本三大急登の西黒尾根ですからね。

急登だけではありません。


谷川岳に登る登山者は

ほとんどはロープウェイを使って

天神尾根から登ると思われます。


西黒尾根コースは、

麓から登る必要がありますが

途中から絶景が眺められて

岩場、鎖場があり

変化に富んだ好ルートです。

コースはよく整備されていて

おすすめのコースですね。

ただ、鎖場があるので山に慣れていない方は

下りには使わない方がいいでしょうね。









高山植物の花が

目を楽しませてくれます。




だいぶ山頂が近づいてきました。





主脈縦走の山が見えてきました。





雪田を歩きます。

豪雪地帯はこの時期も雪が残っています。

アイゼンは使うほどではありませんでした。











見覚えのあるケルン。

1972年に建てられたようです。








谷川岳の山頂(トマノ耳)に到着です。

普段は多くの人で賑わい

山頂標識の前は

記念写真の順番待ちができる谷川岳も

この時間は私の貸し切りでした。





谷川岳の最高地点は

ここからすぐ先のオキノ耳ですが

私はこれからが長丁場です。

オキノ耳は以前に登ったこともあり

今回は割愛します。









素晴らしい眺めです。





三角点。








動画を撮影しました。





パンを食べます。




肩ノ小屋。




付近にはお花畑が広がっていました。



素晴らしい絶景の谷川岳ですが

今回はここまでは

ウォーミングアップみたいなもので

ここからが今回の本題です。



これからこの稜線を歩きます。

手前のピークがオジカ沢ノ頭。

その奥に万太郎山。

左側のピークは俎嵓(マナイタグラ)です。








これから歩くコースは

ぐんま県境トレイルと呼ばれているようです。


以前に谷川岳に登った時から

この稜線は気になっていました。

いざ、行動開始です。





続く。