西湖から鬼ヶ岳、王岳、精進湖へ【御坂山塊】 | HIROのブログ

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山歩き、写真を撮ることが趣味です。家では2匹の猫を溺愛しています。




私は冬の雪が積もる時期は標高が低い
丘のような山を登っていましたが
だいぶ暖かくなってきたので
そろそろ本格的な山歩きを始動します。



4月7日(日)

今回の登山は山梨県、御坂山塊です。
3時に起床、行きがけに給油してから
現地に向かいました。





西湖の近くにある

登山者用の駐車場に到着です。

今日は空いているようで

この駐車場は私の車で5台目でした。




朝日を浴びます。

天気が良く、絶好の登山日和ですね。





登る前にトイレを済ませます。





鬼ヶ岳方面に向かいます。

しばらくは林道を歩きます。




木々の間からの富士山が見えました。





広場に出ました。

ここが東入川堰堤広場です。






ここから先は山道になります。

雪頭ヶ岳を目指します。






杉の樹林帯を歩きます。




しばらく登ると、ここから植生が変わります。





コースは谷あいの道から

尾根を登る道になります。

木々の間から富士山が眺められました。




更に登って行くと

開けた場所に出ました。

西湖越しにこの日1番の富士山が眺められました。




広大な青木ヶ原樹海と

その先に見える山が毛無山です。







その先に標識があり




そこが雪頭ヶ岳の山頂でした。





右側のピークが十二ヶ岳、

写真中央奥に見えるのが黒岳です。





南アルプスが見えます。

白根三山がその名の通りに

白く雪を纏っています。





こちらは南アルプスの南部、

悪沢、明石、聖ですね。






動画を撮影しました。





雪頭ヶ岳から鬼ヶ岳を目指します。

振り返ると雪頭ヶ岳と

雲に隠れた富士山が見えました。





ハシゴを登ると





その先が鬼ヶ岳の山頂でした。






山頂付近にあった岩。

この尖った岩を鬼のツノに見立てて

鬼ヶ岳の山名になったのであろうか。





十二ヶ岳(右側)から節刀ヶ岳に続く稜線。

真ん中の小さなピークが金山です。

この稜線は昨年末に歩きました。


今回は鬼ヶ岳から王岳方面に向かう予定ですが

歩いた線を繋げるために

ちょっと寄り道して

金山までピストンすることにします。







金山に到着です。

見覚えのある標識です。





金山の山頂からは

木々の間から富士山が見えました。





ここで小休止しました。

パンを食べました。





小休止を終えて鬼ヶ岳まで戻ります。





鬼ヶ岳まで戻ってきました。





王岳を目指します。




ここから先はいくつもピークを越えて行きます。





これから歩く稜線の先に

南アルプス南部の山々が見渡せます。









このコース、

ちょっとした岩場がいくつもあります。

この岩場にはロープが張られていましたが

ロープが一部切れかかっていました。

ロープはあまり過信しない方がいいですね。





麓の集落が見えます。

拡大すると駐車場、私の車も見えました。






鍵掛峠に到着です。

ここからは比較的短時間で

私が車を駐車した場所まで

戻ることができますが

私は縦走を続行します。













鍵掛のピークに到着です。





特に眺めはありません。




更に小ピークを越えながら進みます。






この急なピークを登ると





そこが王岳の山頂でした。







ここから富士山が眺められるはずでしたが

この時は富士山は雲に隠れていました。


山頂で休憩中の方に

写真を撮っていただきましたが

汗だくのおっさんの写真をブログに載せても

誰も得をしないので

その写真は非公開にします。





三角点。




行動を再開します。

この稜線を歩きます。


王岳から先は下山するまで

誰にも会わなかったです。






王岳の下りは

足場の悪い急斜面です。

歩く人が多くなさそうな

あまり踏み固められていない道です。

地図では実線コースですが

難路と言ってもいい道でした。







急斜面を終わると

歩きやすい道になりました。






横沢の頭。

手書きの標識がありました。





この辺り、眺めはあまりありませんが

なかなか雰囲気がいいコースです。







振り返ると

王岳からだいぶ下ってきました。






毛無山。









王岳が遠ざかります。





どうやらピークに着いたようです。




五湖山に到着です。





こうふ開府五00年記念事業とありますが

2019年の500年前と言えば

戦国時代、武田信玄の父、

武田信虎の時代であろうか。


調べてみると

武田信虎が躑躅ヶ崎に館を築いたのが1519年、

以後、躑躅ヶ崎の館が武田氏の拠点になりました。

この標識を作成した年は

それからちょうど500年後になります。


ついでながら躑躅ヶ崎の館の跡は

現在は武田神社となっています。






山頂からは特に眺めはありません。

小休止してから次に進みます。





雲から一部だけ姿を見せる富士山。





三方分山のピークが目の前に見えますが

三方分山は次回登ることにします。





精進湖が見えます。

奥に見える山が毛無山です。







女坂峠(阿難坂峠)に到着です。





峠には祠、




石仏がありました。









今回はここで縦走を切り上げて

ここから下山を開始します。




多くの旅人が歩いた峠道です。

道は歩きやすく緩やかに下っていきます。




しばらく進むと沢が流れていました。

沢の水で顔を洗います。





麓の集落に出ました。

この辺りの集落は過疎化の影響か

無人で廃墟になっている建物も

多くありました。





精進湖に到着です。




そばにバス停がありました。







ここからは車道歩きです。

駐車場に戻る途中までは

バスの便がなくはないですが

ここまで歩いたのでゴールまで歩き通します。







西日に輝く湖面。





この辺りの車道は歩道がありません。

そばを車がビュンビュン飛ばしてきます。

ちょっと怖かったです。







青木ヶ原樹海。




鬱蒼としています。

自殺の名所という負のイメージがあり

迷い込んだら出られない、

方位磁石も効かない。

と言う話も聞きますが

方位磁石が効かなくなると言うのは

俗説のようです。





西湖に向かいます。

ゴールまでもう少しです。




駐車場まで戻ってきました。

他の登山者の車は居なくなり

残ったのは私の車だけでした。



今回は御坂山塊の稜線を縦走しました。

所々で富士山、南アルプスが眺められました。

王岳から先のコースは

車を使った周回コースを取りにくくなるせいか

誰にも会わずに

静かな山歩きでした。