夜が明けてきて
周りも騒がしくなってきました。
私も寝袋から出て支度をします。
ダウンジャケットを着て
完全防備で出発しました。
ここはバスも通っています。
時刻表を見ると
今シーズンは今日までの運行のようです。
ここのすぐ先が白駒の池です。
麦草峠に向かいます。
歩いていると朝日が昇るのが見えました。
麦草山荘に到着です。
ここから山道に入ります。
浅間山が見えました。
登山道は霜柱がありました。
原生林の中を歩きます。
登っていると暑くなってきます。
ここでダウンを脱ぎました。
今日、最初のピーク、丸山です。
眺めは良くないです。
丸山から少し下ると高見石小屋です。
小屋の前がテラスになっていて
その前がテント場になっていました。
トイレもあります。
高見石小屋の裏に
小屋の名前の由来の高見石があります。
高見石に登ると
絶景が広がっていました。
白駒池が見えます。
拡大して撮影。
高見石小屋。
これから向かう中山。
浅間山方面。
先ほど越えてきた丸山。
以前に登ったニュウ。
ポコっと飛び出したピークがそれです。
動画を撮影しました。
小屋に戻り、ザックを背負って
行動を再開します。
水たまりの水が凍っていました。
突然開けた場所に出ました。
ここが中山展望台です。
ここは絶好の休憩ポイントです。
周りの木々が凍って
樹氷になっていました。
蓼科山方面。
奥に北アルプスの山々が見えます。
拡大してみます。
蓼科山の向こう側は
後立山連峰ですね。
この写真ではわかりにくいですが
蓼科山のすぐ左側に五竜岳、
その左側に双耳峰の鹿島槍ヶ岳を確認できます。
左側には立山、剱岳が見えます。
槍穂高連峰。
ここでも動画を撮影しました。
展望台の少し先が中山です。
ここは眺めはありません。
これから向かう天狗岳が見えてきました。
ニュウが先ほどとは違う角度で見えます。
奥秩父方面。
天狗岳の右側上に飛行機雲が見えます。
天狗岳の全貌が見えました。
下りきった所が中山峠です。
ここから登り返します。
天狗岳が少しづつ近づいてきました。
振り返ります。
ここをずっと登ってきました。
山頂は目の前です。
樹氷がきれいです。
再び振り返ります。
どんどん高度が高くなっています。
東天狗岳に到着です。
山頂は多くの登山者で賑わっていました。
八ヶ岳南部方面。
硫黄岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳が見えます。
西天狗方面。
南アルプス方面。
動画を撮影しました。
実はこれは撮り直しです。
最初に撮った動画は
付近の登山者の大声での会話が
全て入っていました。
それをそのままここで公開するのは
よろしくないので
周囲に人が少なくなったタイミングで
撮り直しました。
東天狗岳を後にします。
西天狗岳の登り。
西天狗岳に登って来ると
東天狗岳からは根石岳に隠れて見えなかった
根石岳山荘が見えました。
西天狗岳からは見る東天狗岳。
西天狗岳の山頂は
ぐちゃぐちゃにぬかるんでいました。
三角点。
動画を撮影しました。
山頂から少し西側に下った所で小休止しました。
ここも樹氷がきれいです。
蓼科山方面。
拡大します。
乗鞍岳。
手前に諏訪湖が見えます。
御嶽山。
西尾根。
ここを下ります。
西尾根は大きな岩がゴロゴロしています。
足もとに注意です。
振り返ります。
結構な急坂でした。
このコースは随所に開けた場所があり
絶好の休憩ポイントです。
西天狗岳。
樹林帯を歩きます。
展望台と言うだけに
ここも開けています。
天狗岳からは
硫黄岳の後ろ側で見えなかった
横岳の頭の部分が見えました。
ここでも動画を撮影しました。
今日は天気が良かったので
あちこちのピークで動画を撮影しました。
分岐点まで来ました。
ここから稜線を外れて
唐沢鉱泉に向かいます。
唐沢鉱泉に下りてきました。
立派な建物の旅館がありました。
行程的には十分に歩いたので
そろそろ登山を終了といきたいところですが
車を駐車した麦草峠に戻るには
これから山を二つ越えなければなりません。
まだだいぶ距離があります。
今回の登山、ある意味ここからが正念場でした。
ここまで歩いてきてからの
登り返しは地味にきついです。
時間は午後1時を過ぎています。
この時期は日没が早いです。
もちろんヘッドライトは持っていますが
最悪でも明るいうちに車道に出たいところです。
ここからペースを上げて行きます。
稜線に出ました。
ここが2006m地点です。
ここから渋の湯へ下ります。
カラフルな落ち葉です。
歩くペースを上げながらも
写真は撮り続けます。
渋の湯に到着です。
ここも立派な旅館があります。
少し上流へ歩きます。
温泉だけに沢から硫黄の匂いがします。
ここまで歩いてきて
登山道はよく踏まれた明瞭な道でしたが
渋の湯から先は
登山道は踏み跡レベルでした。
GPSのアプリで確認しながら歩きます。
西陽に輝く紅葉。
登山道は踏み跡レベルながら
迷う程ではありません。
テープも随所にあります。
ただ、ここから車道に出るまでは
誰にも会わなかったです。
動物の気配に注意を払って歩きます。
途中に熊の💩がありましたが
幸い今回は熊には遭わなかったです。
渋の湯から冷山のコルまでの登りが
地味にきついです。
今日1番の踏ん張りどころです。
ようやく車道に出ました。
ここが狭霧苑です。
ここまで来たら一安心です。
最後は車道歩きです。
白駒池の駐車場に到着です。
ここで問題が。
車で着替えて
それから駐車料金を払おうと
駐車場の入り口の建物に行きましたが
ついさっきまでいた係員がいなくて
建物も閉まっていました。
駐車料金は600円でした。
私の手元には小銭は切らしていて
どうしてもちょうどは払えません。
両替しようにも
お店も閉まっていて
自販機もありません。
仕方がないので、封筒に車のナンバーを記入して
千円を中に入れて
支払い用のポストに入れました。
ここは駐車料金が千円だと思って
諦めることにしました。
今回は天気の良い秋山登山を満喫しました。
今回のコースは歩いた距離、高低差の割には
時間がかかり
思ったよりもハードなコースでした。
前回の尾瀬の登山は少々不完全燃焼でしたが
今回は私の中では完全燃焼した感じです。
渋の湯から狭霧苑のコースは
歩く人は少ないうえに
少々ワイルドなコースなので
注意が必要です。