写真を引き伸ばしてプリント | HIROのブログ

HIROのブログ

趣味のブログです。気の向くままに山登りをしています。





私の事務所には
私が写した山の写真が飾ってあります。
新しい写真に変えようと
ずっと思っていましたが
忙しさにかまけて
つい、先送りになっていました。


自宅のプリンターでも写真はできますが
もちろん写真屋に頼んだ方が
仕上がりが綺麗なので
先日、ヨドバシカメラの町田店に行き、
写真を注文しました。


久しぶりにヨドバシカメラに行くと、
以前は1階の店に入ってすぐの所にあった
カメラコーナーが
2階の奥に配置が変わっていました。

ちなみに1階はスマホ売り場の面積が
拡大していました。

今の時代、スマホでほとんどのことが
解決してしまい、
わざわざカメラを買う人は少数派です。
スマホが普及して以来、
カメラの売り上げは右肩下がりです。
特にコンパクトカメラ、
レンズ付きフィルム、
(いわゆる使い捨てカメラ)
その辺りのユーザーは
ほとんどスマホに移行したようです。
これも時代の流れですね。



写真のプリントは、
機械にスマホやメモリーカード等を
接続して行います。

しかし、ひとつ注意することがあって、
色補正モードが標準モードなので
そのままプリントの注文をすると、
勝手に写真の色を補正してしまうのです。

最適な色合いに補正してプリントいたします。

と、ありますが、

以前、写真を注文した時に
そのまま注文したら、最適どころか
私の意図を無視した色に補正してあり、
あまりに原盤と、かけ離れた出来栄えに
驚いた記憶があります。

なので、必ず色補正無しに
切り替える必要があります。

そもそも、そんな補正が必要な写真
(失敗写真)を
引き伸ばしてプリントなんかしませんからね。


それでは、どのような仕上がりになるのか
違いを見てみましょう。



これが原盤の写真。





これが標準モードの

「最適な色合いに補正した」プリント。

サイズは四つ切りワイド。


プリントを複写したことを差し引いてみても

逆光を補正したような仕上がりで

ハイライト部分が飛んでしまい

中途半端で締まりの無い写真になっています。


原盤の写真は

露出を切り詰めて

露出がアンダーのギリギリを狙って

深みのある色合いを表現しようと

撮影しました。

そのような意図があったのですが

勝手に補正されると

台無しですね。



初心者は逆光で失敗することが多いから

それを適切に補正しておきますよ。


標準モードは、そんな設定のようです。


そう考えると、標準モードは

シャドー部(黒く潰れた部分)の色の再現を

重視した設定ですね。



一応、モニター画面で

確認しながら設定できるのですが

微妙な色合いまでは分かりにくいですからね。




更に、このプリント写真は

通常のプリントよりもかなり割高で

仕上がりまで時間もかかる

高画質の

クリスタル仕上げだったのですが…


結局、この写真は一度も飾られる事もなく

ボツになりました。


以前は通常のプリントは
30分で仕上がりました。
今回注文したら、翌々日仕上げになりました。
最近は写真のプリントをする人が減っているのか、
そんなところにも時代を感じます。




出来上がった写真を

事務所に飾りました。


やはり写真はスマホの小さい画面で見るよりも

大きく引き伸ばした方がいいですね。


仕事の合間に写真を眺めて

見入っています。


またどこかの山でいい写真が撮れたら

引き伸ばして飾ろうと思っています。