丹沢・鍋割山陵、檜岳山陵を行く①【小丸尾根経由、鍋割山】 | HIROのブログ

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3月13日(日)

しばらく外出は控えていましたが
陽気が良くなってきたので
久しぶりの山歩きに出かけました。


今回は近場で交通の便がいい
丹沢方面に決定しました。

過去に何度も登っているお馴染みの丹沢ですが
なるべく未踏のコースを歩こうと思っています。




乗り継ぐバスの時間もあり

いつもの始発の時間よりも

1時間遅いです。

だいぶ日の出の時間が早くなっていて

自宅を出る頃には夜が明けていました。


ダウンを着て行くか迷いましたが

それほど寒さは感じなかったので

ダウンは着ていきませんでした。


駅まで歩くとそれでも暑く、

中に着ていたフリースも脱ぎました。

ダウンを着てこなくて正解でした。




6時2分発の電車に乗ります。


渋沢駅で下車、バスに乗り継ぎます。

バスは登山者で満員でした。





毎度お馴染みの大倉に到着。

支度を終えて出発します。


今回、まずは鍋割山方面に向かいます。




梅の花が咲いていました。











春の花を愛でながら行きます。





このコース、

登山道に取り付くまでの林道歩きが長いです。

単調な林道歩きは早く終わらせたいです。

序盤からハイペースで歩きます。





見覚えのある沢を渡ります。





大倉から鍋割山は

①後沢乗越経由

②丸萱尾根コース

③小丸尾根コース

がありますが

①、②のコースは以前に私は歩いているので

今回は③の小丸尾根コースを行きます。






参加までに過去の登山記録です。





ここが小丸尾根コースの入り口です。






遭難の多い道とありますが
実際に歩いて検証してみたいと思います。




先ほどの林道は多くの登山者が歩いていましたが

小丸尾根コースに向かったのは私だけでした。

この後、鍋割山陵に出るまでは

誰にも会いませんでした。





ここは気合いを入れていきます。




登山道はよく整備されていました。





林業の車が入るのであろうか、

途中、道が広い箇所もありました。










木の根元に神社の鳥居のような物が…

触らぬ神に祟りなしです。

あまり鳥居に近づかないようにします。





朝食外出早かったので

お腹が空いてきました。

途中の木に腰掛けて休憩を取ります。





おにぎりを食べます。

見切りシールが貼ってあるのは

ここだけの話です。




二つ目のおにぎりを食べます。


お腹を満たして、行動を再開します。






順調に登っています。




所々に木々の名前を書いてある札がありました。




痩せ尾根地帯。




だいぶ登ってきました。

稜線までもう少しです。





富士山が見えました。

この時期は霞んで見えます。

今回の登山で富士山を見たのは

ここだけでした。



手前が大倉尾根、

右側奥が三ノ塔、

その左側奥が大山です。



大倉尾根には

花立山荘が見えます。


手前の尾根が大倉尾根の末端部です。

秦野市の街並みも見えます。




手前の稜線が鍋割山南陵コースで

鞍部が後沢乗越ですね。

その先に見えるのが

シダンゴ山(左側)からダルマ沢ノ頭(写真中央)、

奥が高松山に続く稜線。







稜線に出ました。

こちらにも注意喚起の標識がありました。


小丸尾根コースは

コースは明瞭でしっかり整備もされています。

登山者の多い(多すぎる)

大倉尾根の渋滞を避ける

格好の避衆ルートですね。


ここで、この標識を見て

小丸尾根に行くか

躊躇している登山者に

小丸尾根の状態を聞かれました。

私は、全く通行に問題が無いことを伝えました。







稜線付近には所々に雪が残っていました。





急登から解放されて

ここからはなだらかな快適な稜線歩きです。

ただし、所々道がぬかるんでいるので

それだけは注意が必要ですね。




鍋割山。

山頂にある鍋割山荘が見えます。




丹沢主稜線が見えます。



小屋が見えてきました。




鍋割山山頂に到着です。


写真はありませんが

山頂付近にはテーブルがいくつもあり、

多くの登山者で賑わっていました。


前回鍋割山に登った時に比べて

山頂付近はだいぶ整備された感じです。





鍋割山荘の前には

多くの登山者が並んでいました。

鍋割山のうどんは大人気ですね。




山頂からは絶景が見える筈ですが

この時期はモヤがかかっていて

展望はイマイチでした。






今回の登山の目的地は鍋割山ではなく、

(鍋割山は今回あくまで通過点です)

うどんを食べることでもなく、

鍋割山から先の稜線、

檜岳山陵を歩くのが目的です。


まだ先は長いので

休憩もそこそこに

すぐに出発します。




途中の雨山峠から寄に下る道は

通行止になっています。

林道秦野峠まで行かないと下山できません。

途中、他にもいくつか寄方面に行ける

バリルートがありますが

下りではあまり使いたくないですね。





鍋割山を後にします。






ここにも丹沢名物の階段がありました。


賑やかだった鍋割山から一転、

一歩こちらに踏み入れると

周囲には誰もいません。


ここからまた静かな山歩きになります。




続く。