4月14日(日)
今回の登山は、奥多摩・川苔山です。
川苔山は、奥多摩では大岳山と並んで人気の山で、
様々な登山コースがあり、
変化に富んでいます。
休日の奥多摩駅発東日原行きのバス乗り場は
長蛇の列になり、
バスが増発されることも珍しくはありません。
乗客の大半は川乗橋のバス停で降ります。
川乗橋から百尋ノ滝を経由して
川苔山に登るのは、定番コースです。
そんな川苔山は、
私は過去に奥多摩では最も多く山頂を踏んだ山です。
しかし私は、しばらく登山から離れていた時期が
ありましたので、川苔山に登るのは約20年ぶりです。
現在ではネットで様々な情報、
一般コースから
マニアックなバリエーションルートまですぐに
調べることができますが、
当時は現在のようにインターネットが普及する
前のことで、地図、ガイドブック、山岳雑誌が
情報の収入源でした。
そんな登山にはまって奥多摩に通い詰めていた
若かりし頃、
たまたま立ち寄った本屋で見つけたのがこの本です。
この本で、奥多摩には一般コースだけではなく、
様々なバリエーションルートが
あることを知りました。
当時はこの本を参考に
色々なバリエーションルートに挑戦しました。
今回歩くコースも当時歩いたことがありますが、
懐かしさもあり、再訪することにしました。
久しぶりの川苔山、楽しみです。
前置きが長くなりましたが、
それでは登山スタートです。
JR川井駅から大丹波川沿いの道を進み、
真名井橋を渡った所の路肩のスペースに駐車します。
腹ごしらえをして、身支度を済ませて
出発します。
バリルートではこんな手書きも貴重な情報です。
写真では伝わりませんが、
のっけから急な道です。
奥多摩は意外に地形が険しく、
登山口から急坂で始まる所が多いですね。
日帰りのハイキングだと思って、
なめてかかってはいけませんね。
尾根に乗ると、幾分なだらかになります。
緑のトンネルを抜けます。
高圧線の鉄塔の下を通ります。
アングルを微調整して、
ちょうど線が重なる所で撮影。
ついこのアングルで撮影したくなります。
同じことをする人も多いのではないでしょうか。
所々にアカヤシオが咲いています。
春を感じますね。
御霊木?
何かあります。
ここがこのコース上の小ピーク、惣岳山でした。
近年はこんなマイナールートでも
登山者が増えているのか、
マイナーピークでも道標があることが多いです。
余談ですが、
奥多摩には惣岳山という山が多いですね。
ここ以外にも奥多摩三山の御前山の隣の惣岳山。
高水三山の惣岳山。
他にもあるかな。
しばらく登ると再び鉄塔が。
No.42をこのアングルで撮影。
ネットでもよく見る開けた場所。
真名井沢を挟んで対岸の尾根は赤杭尾根。
山腹に真名井林道が続いています。
続く。