上越の県境にある名峰、平ヶ岳に
向かっています。
平ヶ岳の手前にある池ノ岳には、
湿原に高山植物が咲き誇っていて、
楽園のような景色が広がっていました。
次に向かうのは、いよいよ平ヶ岳の山頂です。
素晴らしい景色です。
色々な高山植物が咲いています。
少し下ってから僅かに登り返します。
チングルマ。
ワタスゲ。
所々に池塘があります。
先ほど登った池ノ岳。
ついに平ヶ岳山頂に到着。
山頂付近の木道には、大勢の登山者が
休憩していました。
先程登りで会った男性の方以外は
皆さんプリンスルートから登られたようです。
やはりあのロングコースを歩く人は
少数派のようです。
長く険しい道を歩いてやっとたどり着けるから
こそ、この山の価値を高めていると思います。
プリンスルートは、個人的にはあまり
認めたくないものがありますね。
もっとも日本百名山の著者である深田久弥氏は、
道無き道を歩き、3日もかけてこの頂きに
登頂して、下山は2日もかかったそうです。
深田氏に言わせれば、日帰りで登れる
鷹ノ巣ルートも、まだまだ甘いと言われる
かも知れませんが。
山頂からは、まだ木道がしばらく続いており、
先端まで行ってみました。
ここで行き止まりでした。
この山の果てですね。
周りは一面に草原が広がり、
高山植物が咲き誇っています。
所々散りばめたように池塘があります。
その時ガスがかかってきたので、
周りの山は見渡せませんでしたが、
素晴らしい雰囲気の山頂でした。
続く。