昨年の8月から、法務省が法テラス大阪に依頼したことがきっかけで、法テラス大阪の弁護士と子どもの権利委員会の弁護士がコラボして、浪速少年院、交野女子学院へ定期的に出張し、法律に関する授業を行っている。今までは裏方として調整役をしていたが、今日は私が講師として浪速少年院に出張した。


 大阪弁護士会では、従来から府内の高校に出張授業を行っていて、授業内容などの蓄積もあるのだけど、少年院の少年向けに自分でレジュメを作り、「名義貸し」やオレオレ詐欺での「受け子」「掛け子」に使われることなどの話をすることにした。


 私の講義を聞く少年は、出院準備期という仮退院が近付いている少年たち。過去に「名義貸し」について経験したことがあるかどうか私から質問すると、ほとんどの少年が携帯電話について名義を貸したり借りたりした経験があると答えていた。私の方からは、名義貸しによる刑事上、民事上の責任、組織的犯罪に巻き込まれる危険性などの話をした。


 その後、浪速少年院と子どもの権利委員会の意見交換会を行った。子どもの権利委員会からは、今後も出張授業を定例化して実施したいこと、出張授業を実施した弁護士に対し交通費等の費用の手当をして欲しいことを要望した。浪速少年院からは、出張授業の継続には異議はないが弁護士に対する費用的な手当は法テラス大阪の弁護士が無料で出張授業を行っている関係で、子どもの権利委員会の弁護士に対し出張授業の費用の手当はできない、との回答があった。


 少年院から費用の手当がなされない以上、出張授業を継続するためには、手弁当で行わざるを得ないが、弁護士会から費用を支出するなどして、出張授業を行う弁護士だけに負担がかかるような事態は避けたい。高校での出張授業と同様、少年院での出張授業も絶対必要だと思っているので。

 毎年恒例の子どもの権利委員会の新年会があった。今の司法修習の制度だと、修習を終了して弁護士登録をする時期が12月中旬から1月にかけてなので、新人への委員会説明会と歓迎会を兼ねている。


 毎年、新人弁護士は20名以上参加していたが、今年の参加人数は少なめだった。しかし、参加された新人弁護士の抱負、志は皆熱い。私も弁護士になって丸5年が過ぎた。年に一回、新人弁護士の話を聞いて初心に帰るのもいいだろう。

 今日から仕事始め。隣の席に弁護士がいる、というのは、雇われ時代以来の2年ぶり。何か分からないことがあれば、すぐに弁護士に気軽に尋ねることができる、というのは、やっぱり便利やなぁ。

 ここ最近の正月は箱根駅伝をガッツリ見ていたが、今年は、昨日六甲山登山に行ったりしたため、ほとんど見なかった。箱根駅伝については、陸上競技、特に長距離、マラソンに関心のある人ならば、賛否両論いろいろな意見があると思う。


 箱根駅伝が、他の駅伝、マラソンの大会と異なっている点は、選手一人一人に対し、監督が乗った車の伴走が認められている点だ。基本的に、マラソン、駅伝では、選手に対する助力(サポート)が禁止されていて、伴走して声を掛けることは助力にあたるとして禁止されている。少なくとも私の知る範囲では、監督やコーチの伴走が認められている著名な大会は、箱根駅伝だけだ。


 マラソンや駅伝では、選手自身が自分の体調や余力を考えながら自分の走るペースや作戦を決めていく。しかし、箱根駅伝では、伴走している監督車から事細かに選手に指示が出される。その指示が選手の体調や余力と合っていればいいのだけど、無理な指示が出されることもあるだろう。


 箱根駅伝では、他の大会よりも、大きなアクシデントが多いように感じる(そのことが「ドラマ」として取り上げられることも問題だが。)。その理由として、選手が自分自身の判断だけで走ることができず、監督車から出される指示によって「走らされる」ことにあるのではないか、と思っている。


 なので、個人的には、箱根駅伝は監督車を廃止し、伴走を禁止すべきだと思う。それが、マラソン、駅伝のスポーツとしてのあるべき姿だと思う。


雪の六甲山

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。


 本来なら初日の出を山の頂上で見よう、という計画をしていたのだけど、元日の天気が雪の予報だったので、初日の出は諦めて、雪景色を見ようという計画に変更し、交通機関が便利な六甲山に登った。


 いつものとおり、芦屋川駅から歩くと、道端にも雪が少し積もっている。これなら登山道はもっと積もっているのでは、と期待していたが、それほどの積雪ではなく、ちょっと残念だった。でも、まぁ、十分に雪山歩きは楽しめた。


 下山は有馬温泉へ。日帰り温泉は「銀の湯」が工事中のため、「金の湯」に客が集中し、雪降るなか並ぶはめになった。でも、雪山歩きの後の温泉は格別だな。