ここ最近の正月は箱根駅伝をガッツリ見ていたが、今年は、昨日六甲山登山に行ったりしたため、ほとんど見なかった。箱根駅伝については、陸上競技、特に長距離、マラソンに関心のある人ならば、賛否両論いろいろな意見があると思う。


 箱根駅伝が、他の駅伝、マラソンの大会と異なっている点は、選手一人一人に対し、監督が乗った車の伴走が認められている点だ。基本的に、マラソン、駅伝では、選手に対する助力(サポート)が禁止されていて、伴走して声を掛けることは助力にあたるとして禁止されている。少なくとも私の知る範囲では、監督やコーチの伴走が認められている著名な大会は、箱根駅伝だけだ。


 マラソンや駅伝では、選手自身が自分の体調や余力を考えながら自分の走るペースや作戦を決めていく。しかし、箱根駅伝では、伴走している監督車から事細かに選手に指示が出される。その指示が選手の体調や余力と合っていればいいのだけど、無理な指示が出されることもあるだろう。


 箱根駅伝では、他の大会よりも、大きなアクシデントが多いように感じる(そのことが「ドラマ」として取り上げられることも問題だが。)。その理由として、選手が自分自身の判断だけで走ることができず、監督車から出される指示によって「走らされる」ことにあるのではないか、と思っている。


 なので、個人的には、箱根駅伝は監督車を廃止し、伴走を禁止すべきだと思う。それが、マラソン、駅伝のスポーツとしてのあるべき姿だと思う。