久しぶりに友達とお出かけ!
流行に敏感な友人いわく、最近注目の女性パティシエのお店があるわよ!とのことで、意気揚々とお店へGo!
事前にちょろっと調べてみたところ、今回行く店のパティシエ、Nina Métayer (ニーナ・メタイエ)さんは、2023年に女性初の世界最優秀パティシエに選ばれているそう。
店舗展開の方はまだ控えめで、現地でゆっくり食べるならオペラ座近くの老舗デパート、プランタン内にあるカフェが一番良さそうとのこと。SNS上ではお花のケーキがかなりフィーチャーされている。
写真はdélicatisserie par Nina Métayer から拝借
かなり凝った見た目だ。ここまで立体的に花びらを再現しているケーキはあんまり食べたことがない。よくある、見た目全振り食べたらうーん?系のお店か?!なんて訝しみながらお店に到着!
14時過ぎ。着いてみると、タイミングを少し外したらしくケーキの品数が少ない。さっきのピンクお花ケーキは残念ながら売り切れだったので、別の物を注文。
お席の数は少なめ&狭め。喋り倒しているマダムたちと背中合わせに着席して待っていたところ、ケーキ到着!

左からRiz au lait 8€、チーズケーキ(値段忘れた)
フラン5€50
フランスに来てすぐの頃、初めてのリオレを一口食べてみて米が甘いことに衝撃。こんなもん食べ物じゃねぇ!と数年間口にするのを拒否していたけど、怖いもの見たさでもう一度食べてみたら慣れたのか、最近はそれなりに美味しくいただいている。
はてさて、リオレ味のケーキとは!どんなもんかねと一口...
口に入れた瞬間ふわっと香るお米の優しい甘味。とはいえ、リオレ・ア・ラ・ヴァニーユなのでベースはバニラ風味。下の方にはポン菓子硬め!みたいなのが敷き詰めてある、ザクザクで口が楽しい。真ん中のキャラメルソースで時折味変。
最近はどこのパティスリーでもバニラ風味のケーキが置いてある気がするので、そんなに珍しいってもんでもないけれど、お米の香りは新鮮だ。なかなか美味しいじゃない!
そして友人のチーズケーキとフランもそれぞれ分けてもらって一口。どちらもなかなか美味しい。特にフラン!
ひとのケーキにがっつきそうになるのを、すんでのところで堪える..。フランとは!簡単に言ったらカスタードタルトのことで、ごくシンプルながらフランスの伝統的なスイーツである。
パン屋ケーキ屋スーパー、どこにでもあり値段もリーズナブル。だがしかし!私はフランが好きじゃない。小学校1年生の時の給食で出た焼きプリン。どうにも口に合わず、掃除の時間までかかって吐きそうになりながらもなんとか飲み込んだアイツ。フランを食べるとこの焼きプリンを彷彿とさせるので苦手なのだ。
けれどもこのニーナ・メタイエのフラン。アパレイユ(中のクリーム生地)はとろとろでなめらか。スプーンの一撃に一切抵抗しない。使われているトンカ豆のおかげなのか甘みも上品で、まさにオトナのパリジェンヌ・フラン!
いや〜フランがこんなに美味い食べもんだったとは。つい見た目が派手なケーキを頼みがちだけど、有名店のフラン食べ比べなんてしてみても面白いかもしれない...。
なんだかやたらに美味しかったような気がしたので家に帰ってさらに調べてみると、ニーナさんは「 délicatesse(繊細さ)」とパティスリーという単語を組み合わせて作った「Délicatisserie(デリカティスリー)」という言葉をブランドに名付けており、砂糖は控えめで軽やかに、シンプルな美味しさを目指しているそう。
上品さ、軽やかさ、繊細さ...こういったところが、日本人の趣味にマッチしているのかもしれないなぁ。ちなみにグーグルで評価を見てみると、フランのアパレイユがドロドロ過ぎる!!こんなのフランじゃない!!と非難轟々のフランス人の奥様方がちらほら。まぁ好みは人それぞれということで...。
ちなみにケーキだけでなく、チョコレートの方も店舗を出し力を入れているよう。そのうちバレンタインデーに乗じて日本上陸する日も近い、かも??
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