マツコの知らない世界で、ジャック・ジュナンのチョコレートが紹介されたのは何年前のことだったろうか?


当時私も情報通の友人に連れられ、レピュブリック広場の近くにあるサロンへお茶しに行った。あまりにも日本人が来るんで、確か店員さんにも日本人がいたような記憶。


食べた感想、個人的には「ほぉ〜ん」といった感じ。そんなジャック・ジュナン氏の娘さんがいつの間にかショコラ職人デビューし、2022年からオペラ通りに店を構えていたらしい。


最近ジャド・ジュナンがどーのこーのとうるさかった友人、ついに一箱買ってみた!とのことで、一緒に食べさせてもらえることにお願い




金色に輝くちっちゃい箱。こんなちっちゃい箱にチョコ入ってんの??と騒ぎながら開けてみると..



Les Pyramidion 15€(15個入)
ちょっとクレヨンの先っぽ感もある



整然と並ぶ美しいチョコレートがご登場!どうやらこのピラミッド型、一つ一つ手作業で型に塗って作られているらしい。


フィガロジャポンから拝借


赤、青、黄、黒、緑...水彩画のように彩られた小さなピラミッドを一口かじってみると、口の中にたちまち広がるフレッシュなフレーバー。


シトロン、カルダモン、バジル etc...最近のお高いチョコ屋のチョコはどこもいろんなフルーツや香辛料を使っていて、このジャド・ジュナンも例に漏れず。


香辛料の主張が強すぎてか、たまに食べていて「うっ...」となったりするんだけど、こちらのジャド・ジュナンはひと粒が小さいせいか、鮮烈なフレーバーながら上品さがあって次々に食べたくなる。


この珍しい尖ったピラミッドの形も、口の中を刺激してより一層食べる楽しみを引き立てるのかもしれない。うーん、よく考えられている。


調べてみるとこのジャド・ジュナンさん、弁護士として数年働いた後、「やっぱチョコレートっしょ!」っと全てを捨てて父親の元に弟子入り、華麗にチョコレート職人へと転身してのけたスーパー才女。しかも美人。


これから父のジャック・ジュナン氏共々、フランスのショコラ界に君臨し、名を馳せていくのだろうか..。


お店はまだパリに1店舗。日本にも未上陸だけど、高島屋の今年のバレンタイン催事アムール・デュ・ショコラに登場しているらしい。ちなみにお値段は倍ほどに跳ね上がっていた、シェー!!


バレンタインの季節になると、デパートへ行って買うわけでもないのにいろんなチョコを眺めてウロウロするのが好きだったなぁ。


この高級チョコレート、一体誰の手に渡るのか。本命チョコの概念って、社会人の中にもあるんだろうか。小中高生だけかしら。


ちなみにフランスは、2/14にチョコレートを渡すなんてイベントはないので静かなもんである。


毎年毎年、どっかから新進気鋭のショコラティエが現れ、メディアに進出し、日本人が熱狂して、チョコレート経済が回っていく。


ある程度のレベルまでいけばどれもただの美味いチョコレートで、素人にゃ違いなんぞ分からんじゃろ!と思いつつ、食べてみるとやっぱりココが違うアレが違うと通ぶってみたりして..。



チーン「チョコレート万歳!!」





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