さっきの出来事。
始発駅からメトロに乗ろうと、階段を駆け上がる。
息を切らしてホームに着くと、ドアが閉まることを知らせるブザーが鳴り響いていた。
パリのメトロってドアの閉まるタイミングが一定じゃない。ブザーが延々と鳴り止むことなくドアが開きっぱなしの時もあれば、ブザーが鳴った瞬間無常にもバコーンッと閉まって、ドアに挟まれたりする。
飛び込むか、やめとくか...一瞬躊躇していると、さっきまで車内を清掃していた黒人のでっかいにーちゃんが、降りるついでに、ドアが閉まらないよう開閉口に立ち塞がって「入ってどーぞ!」とジェスチャーしてくれた。
ありがたく駆け込む。挟まれることなく無事に乗車し、席につく。閉まったドアを振り返ると、にーちゃんがこちらに向かって満面の笑みで手を振ってくれていた。
良い1日になりそうです

