少し前、仲の良い友人から「散々な目に合っちゃったよ〜あせる」と電話がかかってきた。

なんと地下鉄6番線に乗っている最中に、催涙ガス事件に巻き込まれたというのだ。

6番線はパリを東西に横切っており、地下鉄の中では珍しく地上を走る。車両は他の線と比べて狭いが、エッフェル塔の目の前を走るので景色がいい。観光客もたくさん乗っている。

そんな6番線に友人が乗っている最中、二人の男が乗ってきて近くに座ったそう。

少ししてから、男たちは突然催涙ガスを噴射し始めた。

もちろん車内は一時騒然。誰かが窓は開けたらしいが、みんな咳き込みむせ返りパニック状態。

次の駅に停車すると、既に警察が待ち構えていて男たちは連行されたそうだ(仕事が早い)。

6番線はというと、少し止まって車両の確認がなされた後はごく普通に運行再開。救急隊が派遣されることも、乗客を一度全員下車させ点検されるようなこともなく、Twitter等の運行情報にも何も書かれていなかったらしい。

地下鉄で催涙ガス。日本だったら全国ニュースレベルじゃなかろうか(しらんけど)。

友人は催涙ガスのせいで目と喉が痛いと嘆き、「やっぱフランスやべぇな」とぼやいていた。私も同意だ。それとも日本人が過去の経験から電車でガス系の事件に敏感なだけだろうか?

暇さえあれば最悪の事態を想定するのが趣味(?)なので、いろんな事件・事故に対しての回避・対処方法を妄想するが、だいたいどうにもならなくてジ・エンドでフィニッシュすることが多い。

走行中の電車でガスなんかまかれたらどうにもならんわなぁ。。オバケ




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