いつも佐藤健太の物語をお読みいただき
ありがとうございます。
途中から読み始めた方には、登場人物の
人間関係などが、わかりにくいと思われ
ます。
また、ストーリーも随分と進んできま
したので、ここで、主な登場人物の説明
と今までのあらすじをお伝えします。
まずは、佐藤健太から、始まり始まり~!
佐藤健太 45歳、S市在住。富岡建設の
現場監督をしている。
小4の時に父親の佐藤強を亡くし、今は
母親の君江と二人暮らし。隣県に嫁いだ
姉の楓と楓の息子二人だけが頼りにできる
身内。最近認知症の症状が出始めた母親
のことで悩みながらも、周囲の協力を得て
少しずつ前進している。
佐藤君江 75歳、40歳で夫の佐藤強を
失い、女手一つで娘の楓と息子の健太を
育てる。
生命保険会社から清掃会社と73歳まで
勤めあげた。最近認知症の症状が出始め
たが、本人は自覚していない。
上ノ山村出身、父母はすでに他界、
6歳年上の兄康平も他界、2歳下の東京
在住の妹華江とは、康平の葬儀以来疎遠
になっている。
榊原 楓 47歳、佐藤健太の2歳年上
の姉、小6の時に父を亡くし、健太を
大学に行かせるため大学進学を断念。
23歳で結婚し、隣県のF市に移住。
長男浩介と次男颯介を産むも、離婚。
現在は、経理をする正社員として勤務。
母親を介護する健太に協力している。
榊原浩介 24歳、楓の長男で大学
卒業後、就職して3年目
榊原颯介 22歳、楓の二男で大学
卒業後、今年就職
田中みどり 45歳、健太の中学の同級生
であり、楓のバレー部の後輩。弥生居宅
介護支援事業所の所長。長年のケアマネ
ジャーとしての経験を活かし、健太の
相談に乗り、アドバイスをしている。
中村哲也 45歳、健太の中学・高校
の同級生。特別養護老人ホームで主任
として働く。健太にみどりを最初に紹介
した恩人だが、最近離婚して健太に
慰められている。
早川さん S市の中央包括支援センター
の職員でみどりを先輩と慕う。
君江を担当している。
渡辺さん 君江の清掃会社での元同僚。
ショッピングモールで偶然再会し、君江
の認知症に気が付き、自分の義母の介護
経験から、健太に協力を申し出る。
加納さん 健太の自宅のお向かいのおば
さん、近所で有名なスピーカーおばさん
安西のおじさん 健太の自宅の近くの
スーパー安西の店長。健太達を小学生の
頃から見守ってきた。君江は毎日のように、
このスーパーで買い物している。
~今までのあらすじ~~~~~~~~
最近母親の君江の様子が気になっていた
佐藤健太は、近くにできたデイサービス
に母親を通わせようと訪問するも、
要介護認定が必要と断られる。
中央包括支援センターに相談に行くと、
病院受診が必要と言われ、「介護保険の
しおり」を渡される。
介護保険に全く無知の健太は、高校の
同級生の中村哲也に電話して相談、
哲也は中学の同級生のケアマネジャー
田中みどりを紹介。
みどりは、健太に介護保険の利用方法や、
病院受診の方法など丁寧に解説して、
その後も健太の相談に乗って行く。
姉の楓とみどりの協力を得て、病院受診、
要介護認定申請、訪問調査を何とか終えて、
君江は「要支援2,1割負担」と決定。
2か所のデイサービス見学を経て、
大規模な「プレジール」に決定。
週2回、火曜日と木曜日に通うようになり、
認知症の進行もあまり見られず安心して
いたが、鈴木君を名乗る詐欺事件に遭遇。
前から協力を申し出てくれていた渡辺さん
の協力もあり、無事被害にあわずに解決。
健太は、楓、浩介、颯介を連れて、母親の
思い出作りのために温泉旅行に行き、君江
のこれまでの人生を聞き、これからの意思
を確認をした。
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さて、健太はこのままの平和な日々が続く
ことを願っていますが、
どうなっていくのでしょうか。
これからも、健太を応援してください。
健太! ここからが正念場!
TO BE CONTINUED・・・