お元氣様です。
建設業界において『KY活動』と呼ばれるものがあります。
一般の方にとっては、
“KY活動って何やねん?空気を読まれへん活動か?”って思うかもしれません。
建設業界の『KY活動』とは、、、、
危険予知訓練のことで、作業に従事する作業者が、事故や災害を未然に防ぐことを目的に、その作業に潜む危険を予想し、指摘しあう訓練のことです。
『KY活動』って、元々は大手の建設業者が考えだして、普及したものと思っていました。
実は違うのです。
1973年、住友金属工業(現在の新日鐵住金)和歌山製鉄所の労務部長が、ベルギーのソルベイ社を訪れた際、交通安全教育用のシートに目をとめました。
危険を自らが危険と感じることにより、各自安全行動に努めるようになると考え、社内にプロジェクトチームを結成しました。
それが今日の『KY活動』の原点になりました。
考えてみますと、職場の危険って建設業界だけでなく、色んな業界でありますよね。
『KY活動』の普及によって、結果として労災発生件数の減少につながっています。
我々は、住友金属工業(現在の新日鐵住金)和歌山製鉄所の労務部長に大いに感謝しないといけませんね。
今日一日、“ご安全に!”