お元氣様です。
この2年ぐらいの間、多くの事業所で人手不足のお話を耳にします。
厚生労働省が先日発表した12月の有効求人倍率は、1.27倍と24年ぶりの高水準でした。
24年前といえば、バブルがはじけかけている時でした。
建設業や飲食店、介護関係の事業所は、元々人が集まらない構造になっています。
これだけ求人倍率が上昇すると余計に集まりにくくなってきます。
厚生労働省の過去資料から有効求人倍率を高い時期と数字を見てみますと、以下のようになります。
昭和48年-1.76倍
平成2 年-1.40倍
平成27年-1.27倍
厚生労働省の資料
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000075518.pdf#search='%E6%9C%89%E5%8A%B9%E6%B1%82%E4%BA%BA%E5%80%8D%E7%8E%87+%E6%8E%A8%E7%A7%BB'
逆に低い時期もあり、過去には平成21年の0.47倍というのもあります。
また高い時期と次の高くなる時期の間は10数年から20数年の間隔があります。
今の好景気(本当に思っている人は意外に少ないと思う。)は東京オリンピックまで続くといわれています。
別の見方をすれば、東京オリンピックが終われば20年ぐらいは景気の悪い状況が続くと思われます。
企業経営者は、好景気(景気が良い会社は私に回りでは少ない)に浮かれてはいけないし、求職者も絶えず自己啓発をして自分を高める努力をしないと、リストラに会うリスクが高くなると思います。
経営者もそこに働く人も『誰にも負けない努力をする』ことが求められていると思います。
それは、宇宙の真理でもあると思います。