お元氣様です。
大阪では、大阪市長と大阪府知事を選ぶW選挙の日です。
日本において、江戸時代までは選挙制度なんかなく、明治時代になって選挙制度ができました。
でも当時は、25歳以上の男性で国税を15円以上を収めた人だけでした。
その後、国税の納税条件は徐々に下げられ、1925年には満25歳以上の男性に選挙権が与えられることになりました。
この時で総人口の約20%でした。
満20歳以上の男女に選挙権が与えられるようになったのは戦後になってから。
それまでは、女性に選挙権がありませんでした。
そして、第24回参議院議員通常選挙から選挙権は満20歳以上から18歳以上に引き下げられます。
太古の時代からつい最近まで、庶民は自分たちの望んだ人に政治を託すことをできず、ただただ我慢をするしかなかったのです。
選挙権を得るまでには先人の大変な苦労があったと思います。
そんな大切な権利なのに、棄権する人が多い。
今の日本って、世界で一番恵まれている国なのでしょうね。
もし日本が本当に貧しい国ならば、誰かに託すかということに必死になると思うのですけど。
選挙において投票できる有り難さを感じながら投票に行ってきます。