お元氣様です。
今日は、11月17日です。
『枯葉』の似合う時期ですね。
今では、シャンソンやジャズにおいて定番中の定番のである『枯葉』。
1945年にフランスのローラン・プティ・バレエ団のステージの伴奏音楽の一つとしてジョゼフ・コズマが作曲しましたの始まりです。
その後、映画「夜の門」で挿入歌として使われることになり、ジャック・プレヴェールが作詞をしました。
1949年、フランス生まれの『枯葉』がアメリカに渡ることになります。
でも、フランス語の歌詞では一般大衆に受けないということで、歌詞の内容を変えて発表しました。
以下が訳詩です
『枯葉』フランス語バージョン
思い出してほしい
僕たちが愛し合い、幸せだった頃を
あの頃 人生は今よりずっと美しく
そして 太陽は光り輝いていた
箒の周りを枯葉が舞う季節になっても
ほら 忘れてはいないさ
枯葉が舞い集まり
思い出や後悔も集まってくる
やがて 北風がすべてを
冷たい夜の闇の中に運び去る
僕に歌ってくれたあの歌…
あの歌は、僕たちのことを歌っているようだ
君は僕を愛して、僕は君を愛していた
僕達はいつも一緒だった
君は僕を愛して、僕は君を愛していた
やがて時は やさしく 静かに
恋人達に別れをもたらす
そして 砂に残った二人の足跡を
波が消し去ってゆく
[枯葉 英語バージョン]
紅や黄金の
秋彩に染まった落ち葉が
窓辺を舞い降りる
夏にキスをかわしたあなたの唇を
思い浮かべ
いつも握り合った日焼けした手を
思い出す
あなたが去ってから
長い一日をむなしく過ごし
やがて 昔聞いた
冬の歌が流れてくる
でも あなたを一番恋しく思うのは
愛する人よ
それは枯葉が散り始める頃
(Lyrics - 訳詩の世界より引用)
深まりゆく秋の夜、歩んできた自分の人生を季節に重ね合わせて聴いたみたい曲ですね。
今日一日、皆さんがゴキゲンにすごせますように。