お元氣様です。
8月19日生まれの皆さん、お誕生日おめでとうございます。
人生最幸の一年になりますように。
まだまだ厳しい残暑が続いています。
水分補給を怠ると、熱中症になりかねないので注意が必要です。
昔は、スポーツの練習中は水を飲んではいけないと言われていました。
今から考えると滑稽ものですが、昔の人はそのような状況で、暑い中での練習に耐えれたものだとつくづく感心します。
ただ、昔の人から、“練習中にトイレに行って手洗の水を隠れて飲んだ”という話をよく聞いたことがありますが。。。
今の時代は水といっても、水道の水を飲むのではなく、ミネラルウォーターを飲まれる方が増えました。
日本におけるミネラルウォーターの年間の一人あたりの消費量は、2000年は8.6リットルでした。
それが2013年には、25.6リットルと約3倍にまで増えています。
大阪市の水道は昔はカルキ臭く、まずかった印象が強くあります。
でも最近は高度処理水になり、おいしくなりました。
まずいという印象がいまだに根強くあるかもしれません。
では、おいしい水の定義って何?
調べてみるとありました。
1985年に当時の厚生省が「おいしい水研究会」を発足させて、おいしい水の要件を発表しています。
•蒸発残留物(ミネラル):30~200mg/リットル
•硬度(カルシウム、マグネシウム等):10~100mg/リットル
•遊離炭酸 3~30mg/l
•過マンガン酸カリウム消費量 3mg/l以下
•二酸化炭素:3~30mg/リットル
•有機物等:3 mg/リットル以下
•臭気度:3以下
•残留塩素:0.4mg/リットル以下
•水温:最高20度以下
蒸発残留物
水中に浮遊したり溶解しているものを蒸発乾固したときに得られる残渣で、カルシウム、マグネシウム、シリカ、ナトリウム、カリウム等の塩類や有機物です。蒸発残留物に含まれる無機塩類は、一般に味に影響し、多く含む場合も極端に少ない場合も味をまずくします。ほどよく含まれると水の味がまろやかになります。
硬度成分
カルシウムやマグネシウム分のことで、ミネラルの主要成分で、適度にあると水の味をまろやかにします。そして硬度が低すぎる水は、淡泊でコクのない味がします。しかし、高濃度であると逆に胃腸を害して下痢を起こしたりもします。水の硬度と脳溢血や虚血性心臓疾患の間には負の相関があり、人を疾患から保護するという報告もあります。
遊離炭酸
水に溶けた炭酸ガスのことで、これが水にたくさん含まれると、サイダーなどの炭酸飲料と同じように水に清涼感を与えます。遊離炭酸には、従属性遊離炭酸と浸食性遊離炭酸があり、後者が多いと腐食作用を呈します。
過マンガン酸カリウム消費量
水中の有機物濃度(汚染)の指標になる数値です。有機物というのは分かりやすくいうと、炭素を含む化合物のことです。私たち人間をはじめ、動物、植物の体は有機物でできています。水が土壌の中で浸透していくに従って、また河川を流れるにつれて、これらの動植物の死骸や排泄物などは、微生物の働きによって分解され浄化されます。しかし、汚染が進行すると自然の浄化能力を超えてしまいます。
臭気度
測定しようとする水を無臭の水で希釈し、無臭になったときの希釈倍数を言います。特に「カビ臭」や「ドブ臭」は不快感を与え、水の価値を低下させます。
残留塩素
水中に残っている、消毒用に使用され塩素の量です。水道水は必ず塩素で消毒しますので、多くの人はこの臭いになれているようです。しかし、水中にアンモニアがあると消毒効果を損なうとともに「カルキ臭」をもたらします。また、フェノール類などがあれば異臭味をもつようになります。
水温
水温は特に水のおいしさを左右する要因となります。冷たい水のおいしさは格別です。10~15℃の水は、人に最も清涼感のあるおいしさを感じさせると言われています。
なんかわかったようなわからんような。。。
水そのもは無味無臭です。
おいしい水とは、味をよくする成分が含まれているもので、何も不純物を含まない純粋なH2Oは美味しいものではありません。
このように考えると、人間もいろんな要素が含まれているから味わい深いのだろうか、とふと思ってしまいます。
何の欠点もない人間なんて、純粋な水と同じで、付き合いたくもない人かもしれませんね。
今日は、スージー・クワトロをどうぞ。
今日一日、皆さんがゴキゲンにすごせますように。