鈍感力 | ゆるりとなゆるりとな。

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2015年5月 ギランバレー症候群の疑いで入院加療
入院により分かった長男の自閉症スペクトラムと次男のADHD
ごくたまに気が向いた時に趣くままつづっています。

人は分かってはいるけれども、ついつい反応してしまいますよね。

特に人からされた事に対しては、アレルギー反応のごとき速さで反応してしまうこともしばしば。



発達障がい児を持つ親も、毎日のように起こる問題行動、対人への対応、学校からのアドバイスに翻弄され、反応し、対応しています。


そこで大事なのは鈍感であることではないかなと痛感しました。


わが子の事がわかりすぎるから敏感に察知し、行動し、周りに理解を求める。


これはとても重要で的確にこなさなければならないことです。



ただ、周りに理解を求めることに至っては敏感になりすぎてはいけないことなのではないかと思います。


とらえ方、感じ方は人の数だけあり、わが子に対応してくださる先生が自分の考えを受容してくれるとは限らないと言う事を念頭に置かなければならないと思います。


そして、近くで対応してくださる先生のアドバイスが的を得ているときには納得もできるでしょう。
しかし、的を得ていないときに敏感に反応することはストレスでしかありません。


いかに鈍感に感じるかで前向きに物事をとらえられるかという差が生まれると思うのです。


以前に次男の担任が新規採用で、新任で、若いけど大丈夫?
同じことを何回もしたらすごく怒られるって聞いたけど?

と言われました。


私にすれば聞いたことに反応するのは簡単だけれども、どれだけ中身を知っているかということが大事。


入学式の時の対応が存在感があり、この先生なら大丈夫だと思っているから心配いらないし、次男もすごく怒られて、泣いたけれども悪い事をすれば怒られるものだから全く気にしていないし
、安心してお任せしているよ。と伝えました。




お母さん方と話していると多いのが、うちのクラスの先生はベテランでよかったとか、若い先生で残念だとか先生批評が本当に多い。うんざりするほど。

じゃあその担任である1年間は残念だ~あきらめるわ~って何もしないのですか?とのど元まででかかっておさめることはしばしば。

少し残念ならそこは鈍感に感じて、どうすればいいか考えればいいだけの話で、困るような出来事があるならば担任飛ばして、教頭先生でも、特別支援の先生でもだれでも頼ればいいと思うんですよね。


なんであんなに敏感に反応するのかが謎。

きっとこんな変わり者の私も他のママさんからすれば鈍感で変わっているわ~と言われているでしょう。

でも気にしないんです(笑)鈍感だから!!言いたいようにいってくださって結構です(笑)

鈍感力は使いようによれば大事な力です。


今発達障がい児に必要なレジリエンス(立ち直る力)にも繋がる大事な力です。

誹謗、中傷なんて気にならないし、嫉妬もしない。


常に鈍感であるということが大事とはいいません。
ただ、鈍感であるということは前向きでいられる素敵な技だなと思うのです。


特に偏見や先入観でみられやすい発達障がいの子どもや、その親にこそ大事な鈍感力なのではないかなと思うこのところです。



ふと鈍感力を調べると本も出ているんですね。

読んでみよう♪


鈍感力 (集英社文庫)/集英社

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