6月になりました。
最終日を迎えたエリザベート王妃国際音楽コンクール ヴァイオリン部門。
今月6日から一ヶ月もの長い間、当地ベルギー・ブリュッセルで開催中されていたショパンコンクールやチャイコフスキーコンクールと並ぶ世界三大音楽コンクールのひとつです。
先ほど全てのファイナリストの演奏が終了しました。現在は審査中で日付が変わってから結果発表が行われる予定です。
昨日もそれまでの個人的な感想をお伝えしましたので、
今夜の演奏についても触れておきます。
最終日の一人目は ドミトロ・ウドヴィチェンコ Dmytro Udovychenko。彼のショスタコーヴィッチは、一言で表現すると「魂の演奏!」でした。独創的なカデンツァをはじめ、彼オリジナルのアレンジも随所に散りばめられて、非常に豊かな心に響く名演奏でした。これはきっと師匠で僕のお気に入りのヴァイオリニスト、クリスチャン・テツラフ Christian Tetzlaff による指導の賜物とも言えるでしょう。
二人目は ジョシュア・ブラウン Joshua Brown。こちらも情熱が伝わってくる、力強く安定の演奏でした。ウドヴィチェンコと共にスタンディングオベーションに包まれました。
ブラームスを演奏した三名いましたが、僕は個人的には二日目に登場の二人目 ルスラン・タラス Ruslan Talas の演奏のほうが好みでした。
さて、コンクールですので順位が気になるところです。
今回のコンクールはこれまでにないハイレベルで、いずれのファイナリストも高い技巧と表現力、完成度も高い上に、とても個性的な面々。本当に評価が難しいところです。単純にどちらが上とか下とか言えません。
それを踏まえて、個人的な好みもふんだんに盛り込んだ僕の順位は、
1位 ドミトロ・ウドヴィチェンコ Dmytro Udovychenko
2位 ケヴィン・ジュ Kevin Zhu
3位 吉田南 Minami Yoshida
4位 チョイ・ソンハ SongHa Choi
5位 ルスラン・タラス Ruslan Talas
6位 ジョシュア・ブラウン Joshua Brown
正直上位4名は誰が優勝しても僕は納得します。これはあくまでファイナルの演奏、しかも課題曲の評価は難しいので、ほぼ各自が選んだ協奏曲の演奏を聴いてのものです。
審査にこれまでの一次予選、セミファイナルの結果も加味されるのであれば、また全く違うものになるかもしれませんしね。
コンクールを鑑賞されていた皆さんは、あなたの順位、お気に入りは誰でしたか?
さて、結果はまもなく発表されますが、どうなるでしょうか?
追記
【審査結果】
1位 ドミトロ・ウドヴィチェンコ Dmytro Udovychenko
2位 ジョシュア・ブラウン Joshua Brown
3位 エリー・チョイ Elli Choi
4位 ケヴィン・ジュ Kevin Zhu
5位 ジュリアン・リー Julian Rhee
6位 吉田南 Minami Yoshida
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